考えたこと2

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スタジオジブリ
スタジオジブリが長編アニメをしばらく制作休止するという記事があった。
ちょっと残念。
いつまで休止するのかはわからないが…。

「思い出のマーニー」が今の体制での最終作になるということだ。

やっぱり宮?駿監督の存在は大きかったんだろう。
記事によると、ジブリはアニメーターをたくさん社員として雇っていたとのこと。
ただ、そうすると制作費が上がる。
「風立ちぬ」でも赤字だったらしい。
あの細かい作業を延々と続ける作業は、思いの外時間もかかるし、制作費がそれにつれてアップするのだろう。

宮崎監督の作品でようやくやってこれていた、というのが実情。
興行収入でみても、宮崎作品を超える他の人の作品はなかったらしい。

たしかに、テレビでやっていたが、すごく細かいアニメーションだと思う。
どうしてもアウトソーシングや派遣アニメーターなどを使うと、その細かい打ち合わせができなかったりする。
それを宮崎監督は嫌ったのだと思う。

ジブリ以外の作品を見ると、エンドロールに沢山の協力者が出てきたりする。
中には中国の会社や人もいたりしたと思う。
そういう安価なところで作るアニメもある。
それなら黒字化ができるが、どうしても細かいところは諦めざるを得ない。

アニメがデジタル化されて、色の指定が数値でできるようになって、アウトソーシングができるようになったと聞いたことがある。
それまでは外部で作ると微妙に色が変わったりして、難しかったのだろう。
デジタル化されても、細かいところはうまくいかなかったり、何度もやり直しができなかったりしたのだと思う。
ジブリのやり方は極めて日本的だったのだ。
丁寧な仕事、職人を揃えて初めてできる手法だろう。

それがグローバル化の波に飲まれて、採算がとれなくなってしまった。

ハリウッドはもうトイ・ストーリー以降、3次元に走っていると思う。
2次元のアニメーションには興味が無いのではないか。

でも、3次元のアニメにはない魅力が2次元の絵にはあると思う。

日本のアニメの技術を残してほしいところだが…。

グローバル化の動きには勝てないのだろうなあ。

残念。

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