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2018.10.21 Sunday
ノーストアロードフェスタ
今日は北野坂でやっている「ノーストアロードフェスタ」に行ってきた。
いつもギターのメンテナンスでお世話になっている、楽器店のマスターが出るからだ。 北野小学校だったところを改装して、「北野工房のまち」というのを作っている。 設立20周年ということだ。 中身は上手に改装してある。 各教室がいろいろな工房になっていて、観光客を招こうという企画。 もとのグラウンドがバスの駐車場になっていて、土産物屋もある。 なかなかうまいことを考えたものだ。 そこの3階に講堂があって、イートインのコーナーが後ろにあって、前20列ほどが客席。 無料だったから、ちょっと早めに行って前から2列めに座った。 マスターは最初の出演。 神戸キングストントリオというバンド。 本家のキングストントリオと同じく、トリオと言っても4人。 マスターは本業がバンジョーで、曲によってはギターと持ち替えて演奏していた。 フォークソングというジャンルになるのか。カントリーになるのか…。 今日はモンキーズのデイドリームビリーバーも演奏。あの曲を作ったのがキングストントリオのメンバーとは思わなかった。 その後、アカペラのグループや、懐かしいフュージョンバンド、昭和歌謡、洋楽のスタンダードなどたくさん出た。 バラエティに富んでいて、なかなかいいコンサートだった。 出演者の平均年齢はかなり高い。 若い人もいたが、たいがいは中年以降。というか、還暦を過ぎた人も多い。 聞きに来ている方も、同じようなもの。 ちょうどタイガースの試合のネット裏席のような感じだった。 まあ、やっている音楽はほとんど昭和だから、聞く方もそうなる。 この場で最近の音楽をやるのは、ちょっと場違いという感じだ。 最近の若い人は、みんなでギターというより、ヒップホップをかけて踊ったり、DJがミキサーを前に音楽を流したり、だいぶ志向が変わってきた。 でも、もう少し若い人も出たらよかったのに、と思う。 しかし、出演した人はみんな声もでているし、若々しい。 好きなことをやっている人は、年をとらないということか。 これなら、70歳まで働けるように、というのも無理はない。 ほんとに日本は高齢化社会だ。 ぼくらはいつまで働けるだろうか…。 そんなことを考えながら帰りの電車に乗った。 |
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