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2018.07.26 Thursday
酷暑
これだけ暑いといろんなことが起こる。
飛行機が飛べないということもあるらしい。 温度が上がって空気の密度が下がると、翼の揚力が下がって、通常よりも加速しないと飛び上がれない。 エンジンは余裕があるが、滑走路が足りなくなるのがネックだ。 2017年のアメリカの熱波で、実際に欠航になったとのこと。 その時の気温は50度だった。 旅客機は、けっこうギリギリの設計になっている。 主翼の角度を変えたりすると、抵抗が大きくなり、翼の強度などが問題になるのだろう。 速度を上げれば飛び上がれるが、そのためには加速時間が長くなる。しかし、滑走路の長さは変えられない。 だから、大きな飛行機は飛べない。 いろんなものが、温度の想定をして設計されている。 ガソリンエンジンだって、温度が上がって空気の密度が下がると、1回に燃焼するときの酸素の量が減って、効率が悪くなるだろう。 車の空気抵抗は温度が上がると、減るんだろうか。 雰囲気温度が50度というのは、なかなか想定できない。 今朝のワールドニュースでは、47度とか言っていたから、もう危ない。 そういえば、iPodが最近「高温注意」ですぐに止まる。 リチウム電池の爆発予防なのだろうが、室内でも止まるので、実用にならない。 どこかオカシイのだろうか。 今はいろんなところに充電電池が使われている。 今のところ、何もニュースは聞かないが、温度が上がると危険が増す。 充電、放電のコントロールが大事ということだが、ちゃんと想定されているのだろうか。 こないだコンビニで気づいたが、汗で塩分が失われるから、塩アメというのも売っている。 地球温暖化で、将来の夏はもっと暑くなるらしい。 北極や南極の氷が溶けて、水位が上がり、沈むところも出てくるだろう。 産業革命あたりからCO2が増えてきた。 時間にして200年ちょっと。 人間の活動が、地球に影響を及ぼすほどのちからを持ったということだ。 真剣にCO2を減らすことを考えないといけない。 まだ、本当にそれが原因だとははっきりしないが…。 |
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