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2018.04.28 Saturday
強いパスワード
ITメディアというサイトに、面白い記事があった。
セキュリティの研究者がやっている、今までに漏洩したといわれているリストから、メールアドレスやパスワードが含まれているか、というのを調べることができるサイトだ。 今まで大規模なハッキングや事故などで、いろんな会社が「漏洩した」といっているもの。 それに含まれていたら、アドレスやパスワードは盗まれているということらしい。 そのページは「Have I Been Pwned」という。 実際にやってみるのなら、リスクがあるから、今使っているパスワードは入れないようにと書いてあるが…。 この記事の筆者は自分のメールアドレスを入れてみたところ、見事にリストにあったらしい。 自分が利用しているサービスが、漏洩リストに入っていたということだ。 漏洩の事件はアメリカが多いが、それはハッキングされたことがわかっている、ということでもあり、その発表があったらパスワードやIDを変えればいい、ということになる。 ハッキングされたこと自体がわからなければ、そういう発表もない。 日本の会社でも時々発表があるが、知らない間に盗まれていることもあるんだろう。 北朝鮮やロシア、中国などのハッカーが活躍しているということだから、セキュリティのリテラシーを上げていかないといけない。 それはともかく、そういうサイトを使って、強いパスワードはどんなものか?ということを書いている。 パスワードを考えて、そのサイトで入力してみて、リストになければ、一応強いと考えてもいいだろうということだ。 英文字を使う場合、一つの単語ではダメらしい。 さらに、「a」を「@」に変えたり、「l(エル)」を「1」に変えたりしても、リストにある。 そういうのは想定済みらしい。 実際に漏洩リストに載っていないパスワードは、3つの単語をつなげた長いパスワードだったとのこと。 そういうことか。 しかし、まだまだパスワードの入力画面で、入力文字数の制限があったりする。 そういうのは、だんだんとなくなって、長いパスワードが使えるようになっていくのだろう。 逆に言うと、パスワードの文字数が多いサイトは、信用できるということになる。 ネットに依存すると、どうしてもパスワードが増える。 パスワードが増えると覚えられないから、いつも使うものを決めてしまう。 そうすると、ハッキングの可能性が増えることになる。 ややこしい時代だが、自己防衛しないといけないなあ。 |
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