考えたこと2

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パナマ文書
フランスでは、海外に資産を移して課税逃れをしていた人が100人以上、自ら税務署に申告しているとのこと。
これはパナマ文書が公開されたことによるものだ。
確信がある人は先に名乗りでておこう、というわけだろう。
BSワールドニュースで、フランスの税務当局は臨時収入だと言っていた。

パナマ文書に思い当たることがある人はもちろん、他のタックスヘイブンに逃れていた人も暴露を恐れて申告しているらしい。
多くの国で、そんなことが起こっているのだろう。

中国では習近平の姉というような言葉が検閲されて、検索できないらしい。
パナマ文書に載っていたからだという。
今まで腐敗撲滅を言っていたから、これは具合悪いだろう。

プーチンも関係者が出ているし、アイスランドでは首相が早速辞職した。
イギリスのキャメロン首相は議会で弁明している。
膨大な文書だから、これからまだまだ分析が勧めば出てくるかもしれない。

問題になったタックスヘイブンの南の島では、一つのビルに千数百社の会社が登記されていて、そこに会社の実態はないらしい。
もともと、南の島で会社などあまり必要ないし、登記料も安いんだろう。
もちろん合法的に法人税はゼロだ。
だから会社は登記上はそこにあって、課税逃れのために使われている。

去年流行った経済学者ピケティによると、世界の富の1割がそういう形で地下に潜っているという。
もちろん、これは隠れた格差の一部分だ。
だから、こういう隠れた資産にも課税すべきだという。

日本の会社もいくつか出ていた。
今ごろ財務担当者が集まって対策会議をしているんだろう。

何せ、2.6テラバイトの大きさがあるという。膨大なデーターだ。
どんな形のデーターかは分からないが、画像データーとしてもかなりの量だ。
ちょうどいい機会だから、これを人工知能に分析させたらいいと思う。
格好の教材だ。

文書の分析は始まったばかり。

どんな結果になるのか、予断を許さない。

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