考えたこと2

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絶食系
男子が元気だったのはバブルまでらしい。

バブルがはじけてできた言葉が「肉食系女子」。
そして男子は元気をなくし、「草食系男子」になった。

そして、今の男子は「絶食系」だと言われる。
絶食系男子は、ゲイではないが、女性を性的な対象として見ないらしい。そして、社会的にのし上がることにも興味を持たない。でも、生きる気力を失っているのではない。ファッションや美意識には強いこだわりがある。
彼らは無駄に競い合うことを避けるために,これらの欲求を最小限にしているということだ。

「無駄に競い合う」というのをどこまで許容するかということだろう。
学校の競争も無駄と思えば無駄かもしれない。
食うには困らないし、みんなスマホを持って、ほしいものは手に入るし、そこそこ豊かな生活を送れている。
コンビニに行けば、食べたいものはあるし、古着屋に行けば、着たいものは手に入る。
彼らは、そこそこで満足することを知恵として知っているのだろう。
無理にベストなものを得る必要はなく、足るを知った。
究極の老荘思想。

恋愛も面倒くさい。
いろいろとラインが来るし、返事しないとなんで返事しないのかと言われる。
煩わしい。
これは男女共通の話らしいが…。

これは新しい生き方として定着するんだろうか。
国、というのはどういう概念になるんだろうか。
自分の豊かな生活は、誰かに守られていればそれでいいんだろうか。

少子化で経済が縮小し、いずれそうも言っていられない時が来るような気がする。

もちろん、みんなが絶食系ではない。
肉食系の男子もいるし、草食系の男子もいるし、そして…。

競い合わなくても生きるのに不自由しない、そういう前提条件が崩れた時が問題だろう。

そういう時代は、いずれやってくるぞ。

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