考えたこと2

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TI
TIというと、テキサス・インスツルメントという会社のことだ。

ぼくが学生のころ、TIはプログラミング電卓を作っていた。
大学生協でセールがあって、安く買った。
あれは4回生の時だったと思う。

それが押し入れの中から数十年ぶりに出てきた。
何せ電池で動かない電卓だ。
大きさは普通の関数電卓くらいなのだが、厚みがあって、ACアダプタをつながないと動かない。
表示は液晶ではなく、赤く光る蛍光管?だ。

電源を入れてみると、最初はワケの分からない数字が出たが、クリアするとゼロになった。
一応、足し算、引き算、掛け算、割り算は出来そうだった。
この電卓はプログラムが可能なのがウリだった。
プログラムといっても、後日シャープなどが出したBASICというような比較的わかりやすいものではなくて、アセンブラという機械語に近いものだったと思う。

もう使わないので、捨てようと思ったが捨てられなかった。
この電卓には卒論の時にお世話になったからだ。
夜を徹して計算をしたおぼえがある。
もちろん、プログラムして、計算した。

あのあとすぐに、シャープがベーシックのプログラム電卓を出した。
電池で動くヤツだ。
文字が打てて、TIよりもずっと使いやすい。
すぐに、こちらに乗り換えた。

会社ではもっぱらシャープの電卓を使った。

こうやって、経緯を書くことで、捨てる心の準備をする。
書いてしまえば、捨ててもいいという気になるから、不思議だ。
こんまり流に言えば、書いて、捨てるものへの感謝の気持ちを表しているということになるんだろう。

昔お世話になったTIの電卓も、ついにお別れの時が来た。

Thanks a lot.


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