考えたこと2

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ロボットに対抗する方法
ロボットが職場に増えてくる時代がもうすぐ来る。
今までは製造現場に来ていたが、そうではなく今度はオフィスに来るのだ。
つまり、ホワイトカラーの仕事がロボットに取って代わられようとしている。

そういう時代に生き残ろうと思ったら、どうしたらいいか。
ハーバードビジネスレビューによると、5つの方法があるという。

・「上を目指す(step up)」コンピューターができない仕事を探す(自動化に対する伝統的な対処法)

これは、今までもやってきた方法。
製造業の人たちがサービス業などに移るというようなことだろう。

・「視点を変える(step aside)」人間の特性(例えば共感すること)が必要なキャリアを選ぶ

これは、ニュアンス的にはもうちょっと高度な感じ。
「共感することが必要なキャリア」というと、教育分野とか、医療分野、介護/福祉分野などだろう。
今から必要とされるところでもある。
しかし、ここも一部ロボットが入っているが…。

・「入り込む(step in)」コンピューターの仕事を監視、修正する

こうなるためには、コンピューターをある程度理解し、修正できる技術的スキルが必要になる。

・「ニッチを探す(step narrowly)」自動化が採算に合わない職を探す

自動化が採算に合わない職、というと、単価が安い仕事か、それとも高すぎる仕事になる。
安い方は小売の対面販売が必要なもの。化粧品や身につけるものの販売などかな。
高い方は、高度にカスタマイズされていて、ややこしい嗜好品を扱う仕事。
要は、対面の価値が高い仕事だ。

・「さらに進める(step forward)」次世代のコンピューターや人工知能(AI)を開発する

これがいいのはわかっているが、高度なITの知識が必要になる。

要するに、あまり有効な策はない。
でも、人間がやる仕事は確実に減る。
ロボットができることが増えるからだ。

今の就活でコミュニケーション能力が求められるのも、対面の仕事の重要性が相対的に上がっているからだと思う。
昔なら、「まじめにコツコツやる」ということがもう少し評価されたはずだが、今はそんなに評価されない。

こういう世界が予想される時に、何をすべきか。
社会の基礎の部分を変えていかないといけないのかもしれない。
でも、その部分は長い間の伝統や風習で、そう簡単には変わらない。

ぼくらが若い人たちにしてあげられるアドバイスは、あるのだろうか…。



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