考えたこと2

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2015年新入社員
まだ4月1日になっていないのに、今年の新人の記事が日経に出ている。
2015年の3月にアンケートを実施した結果、ビックリするような状況が出てきたとのこと。

今までは「ゆとり型」だけだったが、今年は「熱血型」も入ってくるという。
熱血型とはどんなのかというと、「真剣に吟味して選んだ会社ですから愛着はあります。ですが再三申し上げた通り、私には地元・名古屋で祖父の介護というもう一つの仕事もある。従っていったん入社はしますが、研修期間後、地元以外の支店への配属が判明した場合は即刻退社いたします」というようなタイプらしい。

エライコッチャなあ。
この返事を受け取った人事の人は、たぶん辞めるだろう、と諦めているとのこと。

日経の記事によると、

 『これまでにも扱いにくいトンデモ新人はいたが、その多くは一言で言えば「ゆとり型」であり「草食型」だった。確かにやや社会的常識に欠け、競争意欲も高いとは言えない。でも、本人に悪気はなく“のんびり屋”なだけで、粘り強い指導により組織に適応させることは可能だった。
 「でも2015年は違う。ゆとり型がいる一方で、こうと決めたら一直線で、権利意識と我が強く、理路整然と自分の考えを主張する『熱血型のトンデモ新人』がかなりいる。人事担当者は相当苦労すると思う」とA氏は話す。』

ということだ。
アンケートの結果を見ると、まだまだ「ゆとり型」もある。

「わからない漢字があれば、創作してごまかしている。辞書を引いたりスマホで確認したりしない。」
「メールは見ました、と答えたが、全く理解していない。再度問いただすと「見たけど読んでません」と返された。」
「営業車にカーナビが付いていないとパニックに。道がわからなくなったら誰かに聞けば良いと諭したが、「それはできません」と拒否された。」
「どんな意見に対しても、「ヤバいです」「すごいです」しか言わない。全く会話にならない。」

しかし、あらたに熱血型もでてきたらしい。

「規則違反による退職勧告に「死んでやる」と発言。報告書を役員に上げようとしたら「とおせんぼ」などの行為があった。ちなみに旧帝大院卒。」
「入社早々に金曜日は残業しないと宣言。しかし、仕事の効率は悪く、営業成績もいまいち。その割に休みだけは率先して取ろうとする。」
「プロジェクトの重要事項について進捗を確認したところ、全く手を付けていなかった。とがめると、「やろうと思えばできるが、今はあえてスルーしています」と答えた。」

こういうアクティブな?新人は新型だそうだ。

記事の中では、「とにかく子供がやりたいことを許容し、応援する。おとなしい子は奥ゆかしい。我が強い子は元気があって何より。そうやって「世界で1つだけの花」として持って生まれた個性を、そのまま真っすぐに育てられたのが2015年4月入社組。専門家に言わせれば、良くも悪くも個性豊かな面々がそろうのは当然というわけだ。」と説明される。

こんなところに、「世界に一つだけの花」の影響が出てくるのか。
そうだろうなあ。
本来教育というのは、みんなと同じように出来るようにすることが目的なのに、個性的などといって何でもOKにしたらこうなるだろう。

個性というのは、みんなと同じようにしようとしても、どうしてもそうならないところに出てくるものなのに、子供のあるがままを個性だと言ってしまう愚かさ。

困ったものだ。

みんながみんなとは思わないが、ホント、笑ってられない。




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