考えたこと2

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STAP細胞 最終
不祥事を起こした理研のトップがようやく辞任する。
今まで残っていたのは、後始末をするため、ということだと思っていた。
しかし、そうではないという。

もちろん、第一義的にはSTAP細胞に関わった研究者に責任はある。
しかし、国内の雑誌に発表したわけではない。
海外の権威ある雑誌に発表したのだ。
エイプリルフールのイベントではない。
大マジメに発表した。
それに伴う「世間をお騒がせした罪」は大きい。

何度も言うが、理研の組織を変えないと、何度でも同じようなことが起こる。
研究者の良心に依存しているからだ。
すべての研究者に良心があるのなら、不正など起こるはずがない。
それでも、剽窃や無断転載などは当たり前のように起こっている。

どうしたって、悪意でやられたら起こるものは起こる。
でも、それを防ぐのは組織の長の仕事だ。
今回の大騒ぎを二度と起こさないためには、理事長が働かないといけなかった。
結局はトカゲのシッポきりのような結末。
お粗末この上ない。

おまけに、自分はその責任をとってやめるのではないという。

このことが、研究者がやっている理事長は名誉職であって、組織の長としての仕事はしていないということを証明した。

いずれにせよ、この問題はもう終わり。
必ず再発するだろう。


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