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2015.01.19 Monday
標識アート
フランス人のアーティストが、交通標識に自作のシールを貼って勝手に書き換えていた。
最近のニュースで見る。 一方通行の矢印の先がぐちゃぐちゃに折れていたり、進入禁止の標識の白い部分を道路に見立てて、それを割っている人を描き加えたり…。 正直に言うと、これを個展でやっているのなら、なかなか面白いと思う。 勝手に道路標識を変えてしまうのはいけないのだが。 今日、テレビで道行く人にそのことを聞いていた。 「見たら、一方通行の標識が魚の骨になっていて、ギョッとしました。」 テレビではこのコメントをスルーしたのだが、ぼくは面白かった。 インタビューをした現場は、このコメントはなかなか面白いから、使おうと思ったに違いない。 でも、このコメントにツッコミを入れると、きっと文句が出るだろうという上層部の判断だったんだろう。 実際、法律を破ってやっていることに対して、それを面白がるのはいけないことだ。 そういうことはあってはならない。 でも、ちょっと面白い部分もある。 そういうことの線引きが難しい。 ぼくは、やっていることが法を破っていることはイケナイとしたうえで、ちょっとは面白がる余裕もあっていいのではないかと思う。 その方法は難しいが…。 きっとそう思うスタッフがそのインタビューを番組に入れたんだと思う。 そのささやかな抵抗に賛成一票。 |
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