考えたこと2

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Everything is under control, guys.
ドラマの中で、集会をやっていて、騒ぎが起こり、それを静めた警官が言った言葉。

字幕には「大丈夫です」と出た。
「全てがコントロールされている」ということは、「大丈夫」ということになる。
これは英語的な表現だと思う。

西洋人の考えでは、全てを人間がコントロールしている状態を理想としているのだと思う。
自然に対してもそうだ。
地下水を組み上げ、砂漠に町を作り、穀倉地帯を作った。
自然は征服するものであって、コントロールするものだ、というのが西洋人、とくにアメリカ人の考えだと思う。

だから、コントロールされているということは、大丈夫だということになる。

日本人はどちらかというと、自然はコントロールするべきものではなく、うまく付き合っていくものだと思っている。
そのあたりの違いが、大災害にあった人々のリアクションの違いになっているのだろう。

自然に文句を言っても仕方ない。
諦めるしかないのだ…、と日本人は思う。

だから、震災の時の被災者の反応を見て西洋人は感心する。
何であんなに我慢強いのか…、ということだろう。

そうではなく、ただどうしようもないのだ。
阪神大震災の時にそう思った。

そんな考え方の違いが、この英語の表現につながっているのだと思う。



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