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2014.03.25 Tuesday
57歳
こないだ57歳になった。
57歳になる、ということはどういうことかというと、生まれて、57年経ったということだ。 生まれた時から、地球が太陽のまわりを57回も回ったということにもなる。 この1年、めっきり老眼がひどくなって、近くが見えなくなった。 この変化は大きい。 もう老眼鏡は手放せない。 しかし、当たり前だが、57歳になるのは初めてだ。 人間は常に新しい自分になっている。 57歳と1日、57歳と2日、57歳と3日…、というふうに常に新しい自分になるのだ。 毎日が初めての日であって、同じ日は二度とない。 考えたら、これはすごいことだ。 毎日新しい日を迎え、年を取っていく。 誕生日は1年おきだが、毎日を記念日にしたって構わないのだ。 そう考えると、少しは年を取るのが楽しみになる。 年をとって確実に増えるのが「経験」だ。 単に生きているだけでも経験は増えるが、その年に新たなことをやると、その経験は新しい自分になる。 人は基本的に経験の生き物だ。 経験がその人の人生を作る。 それを補うのが、小説やノンフィクションを読むこと。 映画でもテレビでもいい。 擬似的に経験を積むことになる。 でも、自分の経験に勝るものはない。 いくつになっても、新しい自分でいれたらいいと思うが…、難しいだろうなあ。 |
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