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2013.06.18 Tuesday
年金の問題
どうして参議院選挙の争点が憲法改正になるのだろうか。
とうにシステムが破綻している年金の問題はどうなったんだろうか。 政治家はこれを話題にしたくないのだろうか。 官僚もこれを話題にしたくないのだろうか。 憲法の改正は大事だが、そんなに急を要するような問題ではないと思う。 一方、年金の問題は生活に直結する。 答えがないから、討議しないということほど無責任なことはない。 払う人が減って、もらう人が増える、という単純なリクツ。 何年も前から分かっていたはずだが、何もしてこなかった。 支給開始を65歳に遅らせたが、そうすると若い人の仕事が減る。 そうなると、払う人が減る。 どうしたって、今のシステムではダメなのだ。 どうにかして、払う方ともらう方の折り合いをつけないといけない。 こうしている間にも、どんどんバランスが崩れていく。 世代間の格差が広がっている。 それを若い人に知らせようとしない。 みんな、このままではどうにもならないことはわかっている。 それでも、今のシステムを変えられない。 この問題には与党も野党もない。 だれもこれに触れたがらない。 いつまでほっておくのだろう。 |
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