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2012.05.17 Thursday
名神集中工事
今年も名神の集中工事が始まった。
今までは通行止めにはならなかったと思うのだが、今年は夜間通行止めになる。 だからか、朝と夜の渋滞はさほどひどくない。 この時期にまとめて工事をする、というのはいい考えだ。 2週間ほど我慢すれば、終わる。 その期間は必要なら迂回するし、時間をずらして出勤すればよい。 今週はいつもより早く起きて、通勤している。 だいたい30分くらい早く出れば何とかなる。 昔に比べると、渋滞はだいぶマシになった。 交通網が整備されたし、名神高速自体も車線が増えて容量が増えた。 トラック輸送もかなり増えていると思うが、それでもマシだ。 昭和40年代は、まだまだ貨物列車が山陽本線を走っていた。 40両、50両という長い連結で、延々とコンテナ車両が続く。 前を引っ張っているのはEF何とかという電気機関車。 夜間ではなく、堂々と昼間に走っていた。 ずいぶん長いことガタンゴトンという音をたてていた。 あの時代、トラックの輸送はそんなに多くなかったと思う。 大きな工場には引き込み線があり、列車が直接いけるようになっていた。 高速道路網が整備されていなくて、列車の方が早くて便利だったのだろう。 実際、今でも輸送部門に関しては、列車で運ぶほうが燃料効率もよく、CO2の排出も少ないはずだ。 それでも、コンビニに代表される流通業では、逆に小口の輸送で、売れるものを売れるときに必要なだけ、というようなことが可能になった。 これもITのなせるわざだ。 昭和から平成に変わって、輸送はトラックが主体になった。 その過渡期は渋滞に悩まされたが、それもだいぶマシになった。 それが今だと思う。 |
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