![]() |
2011.12.12 Monday
インターネット
山本夏彦という人はすごくスルドイ人だと思う。
エッセイの名人と言われている人だ。 その人がITの進歩を評して言っていた。 ワープロはそんなに社会を変えるものではないが、インターネットというものはそうではない。 深く社会を変えていくものだ…、たしかそんなことを書いていたと思う。 その後だいぶしてから、山本夏彦は亡くなっているし、その言葉を見たのはインターネットがこんなになる前だった。 すごい予言である。 まさに、インターネットは社会を変えていく。 昨日も書いたが、情報があふれかえる時代になった。 それだけではない。 インターネットができて可能になったものがたくさんある。 アマゾンや楽天のような、通信販売の新しいカタチ。 今までなら売れないから消えていったものが、ネットではロングテールという表現で売れ筋になった。 誰でもがオークションに参加し、売ったり買ったりできる。 それを目当てに、自分が欲しくなくても買い、すぐにネットで売るという手口もある。 切符の予約や旅行の予約もできる。 宣伝というものがインターネットにシフトしてきた。 ネット上の広告は安価だが、利益は大きい。 ジャスミン革命もあった。 まさに世界を変えてしまった。 ものの売り買いにしても、どこが一番安いかという情報を買い手が得られるようになった。 まさか、こんなふうになるとは思っていなかった、という変化だろう。 これからの時代、インターネットを抜きには語れない。 そんなことも起こっている。 |
![]() |