考えたこと2

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中華思想
京都には中華思想がある、ということをどこかで読んだが、それはその通りだと思う。

学生時代を京都で4年間過ごしたが、その時は住みやすいところだと思った。

それはなぜか。
本当の京都の人は、学生とはまったく交わらないからだ。
学生とは、お金を落としてくれる、よその人ということ。
何年かで出ていってくれる人。

ところが、そこに住むというのは大変だろう。
元々の地元の人たちとは、付き合うのはシンドイ。

そこで出てくるのが、中華思想。

つまり、京都の人は京都が一番だと思っているということ。
うなぎの寝床みたいな、京町家を改造した店をありがたがったり、たいしてうまいこともない豆腐や野菜などをありがたがって食べる。
木造2階建てで、2階がちょっと傾いているような店も、風情があるという。
ぼくがよそ者だと知っているから、そういうのか、それとも本当にありがたがっているのかは知らない。

祇園祭の時など、喫茶店の値段が倍以上になるのも京都らしい。
滞在時間も上限がついたりする。
よそから来る人からは、徹底的に金を取る。
悪く言えば、京都人ではない他国人だと考えている。

新京極の商店街はいつの間にか土産物屋ばかりになった。
修学旅行生や外国人をあてにして商売をする。

規制が厳しいのも、よそのものを排除するという事だろう。
神社仏閣が多く、建物の高さや看板の色に規制がある。
だから、京都だけロゴの色を変えているという会社もある。

四条河原町の通りは、いつの間にかパチンコ屋ばかりになった。
観光客が多いところなのに、どうしてだろうか。
まあ、看板の色と高さの規制はクリアしているのだろう。

言っておくが、これは、悪口ではない。

それが、京都の特徴であり、良さでもある。

ぼくには悪いところしか見えないが…。


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