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2011.03.03 Thursday
あなたは神を信じますか?
今日はお通夜に行ってきた。
夕方に出て、会場につくと、いっぱいの人で、外で待っていた。 通夜が始まり、焼香をして、すぐに帰ったが、葬式に出ると自分の死を考える。 自分の死はきっと見ることができないが、一体どうなるのだろうか。 死後の世界はあるのだろうか。 死んで生き返った人を知らないので、何とも言えない。 このあたりが、科学に毒されているといえば、そうかもしれない。 しかし、神はいるのだろうか。 ぼくは基本的には神道だ。 やはり神さんを信じている。 信じることと、それが存在するかというのは、ぼくの中では別のことになっている。 きっといないだろう、とは思うのだが、それを決めつけるわけにもいかない。 どんなことでも、突きつめていけば、神の問題になる。 子どもに、無神論者か?と聞いてみた。 すると、きっといないとは思うが、それを証明できないので何とも言えない、との返事。 やはり同じような答えだ。 彼も、近代の科学に毒されているんだろう。 しかし、科学が進歩したらしたで、どう考えても、神が引き受けざるを得ないような問題が出てくる。 宇宙は誰が作ったのかとか、宇宙はなぜ存在するのかとかいう大きな問題。 量子論のような小さな世界では、いろんな事が???の連続だ。 無限の問題もそうだろう。無限とはいったい何なのか。 そうなってくると、やっぱり神がいてほしい、と思う。 人間では解決できない問題を、引き受ける何かが必要だ。 ぼくの場合は、神さんだが、やっぱり神さんに会いに行くというのが望ましい死に方だ。 今日はそんなことを考えながら、帰ってきた。 |
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