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2010.09.06 Monday
女性と男性の違い
女性と男性の違いは、染色体でいうとXXかXYかという違い。
女性はXXで、男性がXY。 男性のほうが一種類多いから、優れているという話を聞いた。 もちろん、二十年以上前の話。 優れているとは思わないが、Y染色体というのが性別を決める因子になる。 遺伝子上はXとYでどこがどう違っているのだろうか。 もう今頃はわかっているような気もするが…。 それにしても、男女の違いを思わされる今日この頃。 男性はロマンチスト、理想主義、権力志向、論理的…。 女性はリアリスト、現実主義、集団志向、感情的…。 あまりステレオタイプなことを書くと怒られそうだが、一般的にはそんな感じ。 しかし、染色体がひとつ違うだけで、どうしてこんなに違うのだろうか。 どこかに、男女の役割が反対になっている島があって、そこでは女性が男らしく、男性が女らしいというのを読んだことがあるが、本当だろうか?(もちろん妊娠は女性であるが…) 本当というなら、男女の区別は社会的、後天的なものだということになる。 しかし、物理的な差というものもある。 オリンピックの記録を見ても、男女の差異は明らかだ。 これはずっと続いてきた社会的な差の積み重ねだろうか。 これは難しい。 男女の役割が逆になっている事例があまりにも少ないからだ。 というか、ほとんどない。 それは自然の摂理だと思うのだが、違うだろうか。 昔読んだ渡辺昇一の本に、男女平等というのは難しいというのがあった。 女性と男性では体の構造が違うからだ。 だから、全て平等というのは難しい。 体の差が、機能の差を生み、それが区別を生む。 要するに向き不向きがあるということだ。 どう見ても、肉体労働には男性が向いているし、細かい仕事には女性が向いているというようなもの。 渡辺昇一はさらに、女性は母になるし、男性は父になるということを書いていた(はず)。 女性は母になって、子供を育てるべく生まれてきた、これは機能の差だ、という。 いまどき流行らない理屈だと思う。 しかし、一理はあると思う。 でも、いまどき大きな声では言えない。 もちろん、男女平等という考えには賛成だし、女性の社会進出にも賛成だ。 しかし、それをつきつめて、男女雇用機会均等が男女雇用結果均等になってはいけないと思う。 あくまで、機会の平等であって、結果の平等ではない。 それは当たり前だと思うのだが…。 |
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