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2010.05.12 Wednesday
葉緑体の効率
人間にはまだまだわかっていないことがある。
こないだの読売新聞の記事。 植物の葉にある葉緑体は太陽の光でデンプンなどを作るのだが、その光の利用効率が非常に高いとのこと。 人間は太陽電池を作っているが、その効率とは比べものにならないらしい。 利用効率は約90%。 こんなに高い効率はまだまだ人間にはムリ。 太陽電池の効率はがんばっても20%。 4倍以上の開きがある。 この効率の良さには、量子の重ね合わせという現象が利用されているらしい。 よくわからないが、量子の重ね合わせとは、どちらでもなく、どちらでもあるというような状態らしい。 とにかく、それによって、最適な効率を実現しているのではないかとのこと。 何でもカナダの研究者たちが一千兆分の1秒(とても短い!)の時間、光を当てて光合成を観察したらしい。 それにしても、すごい。 自然の力は人間にはまだまだマネできない、ということか。 ぼくは量子力学は一体何の役に立つのか、と思っていたが、少し見直した。 人間にはまだわからない不思議なことがたくさんある。 それを説明するのに、役に立つリクツがあるのだ。 それが量子力学。 まだ確信は持てない(というほど知らない)が、ひょっとしたらスゴイ理論なのかもしれない。 量子力学、おそるべし…。 |
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