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2010.03.15 Monday
三十六計
「三十六計逃げるが勝ち」という。
これは三十六の計略があるが、あれこれ考えるよりも逃げる方がよい、ということ。 しかし、この三十六計というのはどんなものか、ということは聞いたことがない。 中国の三十六計とは、どんなものか? ここに載っている。 http://www4.ocn.ne.jp/~tishiki/hyouhou36.html#sono2 いろんな計がある。 さすが、中国3000年の歴史だ。 だましたり、すかしたり、隙をついたり…、その最後が「走為上」。にぐるをじょうとなす。 逃げるが勝ちということだ。 日本でも、逃げるが勝ち、という考えはあったはず。 だからこそ、三十六計逃げるが勝ち、ということわざがある。 玉砕する、という思想はない。 せっかく中国がいい考えを教えてくれているのに、もったいない。 「勝算が無ければ、戦わずして逃げろ。最後の戦略は、これにつきます。逃げるという事は、負けるという事ではありません。勝てないけど負けない、つまり兵力を温存し、次回に備えるという事です。玉砕しては、再起は計れないのです。」 まさに、その通り。 逃げるというのは、負けないための方法。 時には、「勝つことよりも負けないこと」を選択することが大事だろう。 |
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