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2009.02.04 Wednesday
二月
知らぬ間に二月になった。
あっという間だ。気がついたら4日。 二月は逃げる、三月は去るという。 二八(にっぱち)と言って、二月と八月は商売がヒマな月らしい。 一月は正月があって、松の内はぼけている間に過ぎる。 残り15日、バタバタしている間に過ぎていく。 二月は28日までしかないので、速い。 たった、2日か3日のことだが、体感的にはもっと短いような気がする。 何度も書いているが、年とともに時間がたつのが速くなる。 何かに熱中して時間を忘れるというのとは違う。 機械的に何かをこなして、ああ、今日も終わった…という感じ。 生まれた時は、時間の感覚などないのだろう。 お腹が空いたとか、気持ち悪いとか、そんな即物的なことだけだ。 そのうち、ものごころがついて、時間が流れ始める。 新しいことばかりだから、時間が経つのが遅い。 幼稚園から小学校、中学校、高校へ…、上がっていくごとに新しいことが少なくなる。 でも、社会人になって、また最初からやり直し。 時間が遅くなる。 会社に入った頃、何もかもが未体験で、とても疲れたことを思い出す。 同期の連中と喫茶店に寄って、くだらない話をして、寮に帰っていた。 やることなすこと、初めての経験。 でも、社会人に慣れて、時間がまた速くなっていく。 そして、今だ。 これから、まだ速くなるのだろうか。 もう、そんなに新しいことは出てきそうにない。 自分で新しいことを作り出して、時の流れを遅くすることはできるだろうか。 う〜ん…、それも難しい。 |
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