考えたこと2

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台風の予測
昨日のクローズアップ現代という番組で、台風の進路予測をやっていた。

今の気象庁のデーターでは正確に予想できず、大きな損害が出ることがあるから、もっとデーターを集めて正確にしたいとのこと。

地球の温暖化で海水の温度が上がり、台風の威力が強まっているということもある。

熱帯で生まれる台風だが、海上には観測点がなく、陸地に近づかないと気象データーが取れないから予測がしにくいのだ。
台風の方向の予測に関して、感度の高い地点があるということらしい。

アメリカやヨーロッパの観測用の飛行機を使って、データーを収集する器具を用いる。

アメリカは、日本の台風が温帯低気圧になった地点が知りたいらしい。
それが、偏西風のジェット気流に影響して、アメリカの異常気象につながるからだ。
温帯低気圧の場所で、ジェット気流の方向が変わり、それが異常気象をもたらす。

すごいプロジェクトだと思う。

まさしく、地球は一つ。
全ては関係しているということ。
国境など関係ない。

気象庁にあるスーパーコンピューターで膨大な計算をして、予測をする。
そのためのデーターの補強を行ったということだ。

実は、ぼくの卒業研究はまさしく台風の予測。
降雨量の予測だったが、気圧や緯度、経度、進行方向、速度などを入力して、近畿に降る雨の量を予測しようというものだった。

もちろん、スーパーコンピューターなどというものはなく、学校の大型計算機を使って、計算する…ハズだった。

予測式を立てるところまでは、できたのだが、それを使って予測するプログラムを作る時間がなかった。
さよなら寄席に出ないといけなかったのだ。

それで、プログラム電卓を買い、徹夜で計算した。

人には言えないような結果が出て、結局はプログラムをやり直した。

でも、昨日テレビでやっていたように、台風の予測はそう簡単なものではないのだ。
最新鋭のスーパーコンピューターを使っているとは!!

ぼくがやったのは、30年ほど前。

これを見て、当時の失敗はシカタナイ…と少しホッとした。



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