考えたこと2

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イタチの道
会社に入ってから、この言葉を知った。

イタチは同じ道を通るのを嫌うということらしい。

入社してから数年間、毎月一度は神戸から茨城県の土浦というところまでクルマで出張していた。
クルマで出張していたというより、クルマを運んでいたというべきか…。
運がよければ、二人で一台、たいがいは一人一台で走った。

朝早く吹田のパーキングに集合して、12時間以上かけて走る。

用賀インターから、都心を抜ける首都高速が渋滞して、大変だった。
当時はまだ首都高6号向島線が、向島までしか開通しておらず、そこで降りて水戸街道を走る。

首都高の箱崎で大渋滞し、そして向島から松戸、柏、取手、牛久、土浦まで、今考えたよく一日で走っていたと思う。

何年か経って、いろいろと新しい道ができ始めた。
都心をドーナツ状にして、広がっていく道が整備されていた頃だ。
つくばの博覧会もあったし…。

新しい道ができると、当時の課長が、こっちの方が早く着く…ということで、そっちを通っていこうということになる。
みんな無線を積んで走っていたので、交信しながら走るとはいうものの、交通量が多いのでぴったり一緒に走ることは難しい。

ぼくは方向オンチなので、できるだけ知らない道は通りたくなかった。
少々時間がかかっても、知っている道を…と思っていたのだ。

逆に課長は知らない道を走るのが好きだった。
この道を通ると早い…と言って、道を変える主義だ。

時々、間違う。
間違っても、元の道に引き返そうとしない。
間違ったまま進み、目的のルートに戻ろうとする。

Uターンは御法度である。

前置きが長くなったが、それを称して「イタチの道」という。

「課長はイタチの道やからなあ…」

今日は懐かしいフレーズを思い出した。




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