![]() |
2007.12.31 Monday
今年のベスト
去年は年末に旅行して、読んだ本のベストの紹介をするのを忘れていた。
今年はご紹介します。 小説では、海外のミステリで面白いものもあったが、今年は「女たちのジハード」篠田節子がベスト。 時間を忘れて読むことができる。 働く女性たちのいろいろな人生を、いきいきと描いた小説。 篠田節子は、この本しか読んでいないが、この小説はさすが直木賞。 ノンフィクションは…難しい。 科学もので面白いものがあったが、あまり馴染みがないのでやめておく。 少し数学と関係があるが、とにかく面白かったのが、「マネー・ボール」マイケル・ルイス。 野球に興味のない人はすみません。 この本は野球というスポーツの見方を変える本。 永遠にアウトにならなければ、絶対に負けないということから、四球に最高の価値を与える。 そんな考え方でスカウト活動を行い、作戦を立て、チームを実際に強くした男の記録。 エッセイでは、急逝した池田晶子の本もあったが、今年は高島俊夫の「お言葉ですが」のシリーズを選ぶ。 この人は中国語の専門家で、その立場から日本語について書いた雑誌の連載を文庫にしたもの。8巻まで出ている。 今年、この人の新書の新刊が出たが、目を悪くされたようで口述筆記で出されたらしい。 もう書くことができないというのが残念。良くなられることを祈る。関西出身の人で、親近感がある。 この人の本を読むと、日本語と「漢字」の関係がよくわかる。 年代的には中年以上の人でないとわからない話題も多いが…。 紅白を見ながら書いているが、今日みたいに寒い日は演歌が合う。 「そして神戸」懐かしかった。 でも、クールファイブが4人だったのは残念。 この曲を聴くと、学園祭で演った歌謡ショーを思い出す…。 「君がいるだけで」「待つわ」「ルビーの指輪」…、これでは「懐かしのメロディー」ではないか…。 50代以上を狙っているのかな。 今年はとにかく老眼が進んだ。 でも、夏からプールに行きはじめたのは一つの大きな進歩。 世の中はどんどんワケがわからなくなるが、「来年はきっと今年より良くなる」と思う。 みんなが思うと、本当に良くなると思う。 負けないで もう少し 最後まで 走り抜けて ZARDというグループの曲。いい曲だ。 今年も終わりです。 来年もよろしくお願いします。 よいお年を。 |
![]() |