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2007.11.27 Tuesday
カセットテープ
今はもうほとんど聞くことがないが、忘れられないカセットがある。
笑福亭仁鶴の落語が4題入った60分テープ。 これは前に書いた。 他にもある。 中学の友達にもらった、フォークソングの曲集。 昔のWヤングやダイマル・ラケット、人生幸朗などの漫才の録音。 母が買ってきてくれたカセットケースに入れて置いてある。 中学の友達は、Y君。 中学1年の時にフォークソングがいろいろ入ったテープをくれた。 Y君は次の年に引っ越していった。手乗り文鳥をくれた友達。 お兄さんがいて、その影響で当時にしたらませた音楽を聴いていたんだと思う。 吉田拓郎、岡林信康、高石ともや、高田渡などの当時のフォークの曲が入っていた。 拓郎の「イメージの詩」を聞いたのはこのテープのおかげ。 昔のWヤングのテープは面白い。 一人が自殺してしまって、もう聞くことはできないが、もし彼らがずっとやっていたら、大阪を代表する漫才師になっただろうと思う。 人生幸朗はボヤキ漫才で有名だった人。 「責任者出てこい」という決めぜりふだった。 もう子供らの世代にはカセットなどというモノは存在しない。 カセットが再生できるあいだに、別のメディアに移すべきか…、それともそのままにしておくべきか…。 きっと、めんどうだから、そのままにしておくだろう。 捨てることはできないからなあ…。 |
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