考えたこと2

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1−3−6−5
イチ・サン・ロク・ゴというコード進行がある。
今日レッスンで習った。

三和音で言うと、ドミソ、ミソシ、ラドミ、ソシレというコード。

よくあるコード進行だが、この時にベースの音をド−シ−ラ−ソと順番におとしていくと、すごくつながりのきれいな響きになる。
ビートルズがよくやっていたパターン。

今までベースが思うように弾けず、心にひっかかっていたのだが、今日解決した。

ギターの弦は6本あるが、6本とも弾こうとするから、それができなかったのだ。
間の弦をとばせば(ミュートするという)、楽にベースの音をド−シ−ラ−ソと弾ける。
コードは、できるだけたくさんの音を弾こうと思っていたのが、できない原因だった。

弦があるからといって、全てをコードの音にしようとするからいけないのだ。

鳴らしすぎないこと…これも楽器を弾く上で大事なことなんだろう。

和音の基本はベースの音(一度)があって、三度、五度と音を重ねていくのだが、五度の音を先生はよく省略する。

何でですか?と聞いたら、一度の音の響きの中に、五度の倍音がたくさん含まれているから、五度は省略しても響きとしては成り立つのだとのこと。

そういわれて弾いてみると、たしかに五度を省略して、一度・七度・三度というような組み合わせで弾いても違和感がない。

なるほど。

いかに音を出すかよりも、いかに音を省略して、強調したい音を出すか…これがコツなのだろう。

いつも魔法のように弾いている先生の考え方が、少しわかった気がする。

クラシックでは、一度と五度の二音を重ねるのは、響きが下品とされているという余談も聞いた。

音を鳴らすことよりも、鳴らさないですむ音を鳴らさないこと。

1−3−6−5はそれが大事な組み合わせだった。

音楽は、奥が深い…。




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