![]() |
2006.07.08 Saturday
1枚のDVD
たしか、僕のたからものという歌があったと思うのだが…。
いや、違う。僕の贈り物だった。オフコースの1枚目のLPに入っていた。 そんなことはおいといて…2年前の12月にある宴会に出て、その後に宴会の様子をDVDに入れたものをもらった。 Nさんというマメな先輩がいて(この人は国外に行ってしまったが…)、その人が編集して、作ってくれた。 そのDVDが僕のたからものになった。 20代の後半まで、どこかに行ったら、写真を撮って、記念に残さないと…と思うタイプだったが、30代になってあまりこだわらなくなった。 絵よりも文で残そう、という気は強くなったかもしれない。 でも、このDVDは別格だ。47歳の自分とその当時の仲間が切りとられて、閉じこめられている。 小田和正の「風の坂道」がBGMで入っている。 その当時よく歌った歌だ。 パソコンの横にいつもそれは置いてあって、時々見る。 「風の坂道」が流れる。 こうしてこの時が 続けばと願ってから 人生はやがて たしかに終わると感じた というフレーズが印象的な曲だ。 この部分に来ると、のどが詰まって歌いにくくなる。 仕事で疲れると、このDVDを見る。 絵は正直だ。文字にはない力がある。 文字ほどの普遍性はないが、当事者にとっては圧倒的な力で迫ってくる力だ。 そんな素晴らしいDVDを作ってくれたNさんに感謝。 これを見ると、頑張らないと…と思う。 |
![]() |