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2005.10.25 Tuesday
男はつらいよ 寅次郎相合い傘
こないだ、BSで「寅次郎相合い傘」という1975年の作品をやっていた。
浅丘ルリ子が「リリー」という売れない歌手の役で2度目に出た作品。 「男はつらいよ」シリーズは大好きで、全部ビデオを借りて見た。 30年前の作品を見ているという感じはなかった。 調べてみると、浅丘ルリ子が35歳、渥美清が47歳。 この時の浅丘ルリ子は、すごくきれいだ。こんな女優は今はいないだろう。 このシリーズ、決まりきったパターンである。 テキ屋の寅次郎が恋をして、ふられる、それだけだ。 そこに妹のさくら(倍賞千恵子)や柴又の団子屋のおいちゃん、おばちゃん、さくらの夫、印刷屋のタコ社長、帝釈天の御前様などがからむ。 寅次郎は商売柄、いつも旅に出ている。 旅先で恋人を見つけたり、柴又で知り合ったり、知り合い方が毎回楽しみだった。 なんで48作も作られたんだろう? やっぱり、寅次郎のキャラクターだろうと思う。 旅をしている・・それが一つめ。 恋をする・・これが二つめ。 帰る家庭と暖かい家族がある・・これが三つめ。 ふられるのは、ふられないと、次の恋ができないからだ。 この3つ、揃えるのは難しいと思うが、それが揃っているから、48作も作られたんだと思う。 |
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