考えたこと2

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公教育の立て直し
今日は学生と話をしていたら、高校時代の先生の話をしてくれた。
公立の高校で、吹奏楽部の顧問だった男性の先生で、非正規だったらしく担任は持っていなかったが、教科は世界史。
自分はどういうわけか、この先生に嫌われて、部活でいじめられたという。
先生がいじめるとは、どういうことかと聞いたら、貧乏な学校だったので、楽器を調達するのも大変で、年度替わりの時に、自分の楽器だけ借りる手配をしてくれなかった。
回りの部員が見るに見かねて、なんとかなったという。

それだけではなく、嫌われているのがわかっていたから、頑張って課題も出してテストでもそこそこの点を取っていたのだが、評定は2だった。
友人と話していたら、自分より成績が悪く、課題も出していないのに評定3がついていた。
その友人が「自分の成績が落ちてもいいから、納得できないと言いに行こう」と言ってその先生のところに行った。
そしたら、冗談交じりで「お前は2だ」と言われたらしい。
結局校長先生のところに行って、その話をして調査が入り、校長先生が謝ってくれたという。
自分は校長先生が謝らなくてもいいから、その先生に謝ってほしいと言ったがウヤムヤになったとのこと。

大学に入って1回生の時に、後輩から電話があり、自分はその先生にいじめられているのでどうしたらいいか、と言われたとのこと。
即座に、校長先生に訴えろ、と言ったとのこと。

自分の先輩はその先生にいじめられて、自殺未遂をしたという。

本当か?と何度も念を押したが、これはホントの話とのこと。
当該の教員は、今は正規の教員になって担任も持っているらしい。
ほんまかいなと思う。

一方的な話で判断はできないが、そんな先生がいるのだろうか。
話を聞いていると、ちょっとは誇張が入っているかもしれないが、本当に聞こえる。

東須磨小学校の、教員同士のいじめの話のとき、こういうことが一つ表に出るということは、たくさん隠れているということだ書いたが、全くそのとおりだ。
「えこひいき」という言葉はぼくらの時代もあったが、こんなにひどいものなどなかった。

客観的なテストの点数や課題の提出数などを確認して、それで校長が謝ったということは、本当に成績のいじめがあったということだ。

何より、自分の成績が下がってもいいから校長に言いに行こうと言ってくれた友だちがエライと言ったら、自分はそういう回りのいい人に恵まれたからガンバレたのだと思う、と言っていた。
そういう君もエライ。

何度も書くが、教職課程を見直すこと、学校に多様な人材(民間企業経験者)を採用することが必要だ。

これだけ訴えても結局ウヤムヤになってしまうのだったら、教育委員会という制度も廃止したらいいと思う。



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