考えたこと2

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チョーキング
昨日のレッスンに、昔ながらのロックのフレーズの譜面を持っていった。
どうもうまくいかないので、右手の運指とチョーキングのやり方を聞きたかったのだ。

チョーキングというのは、弦を押し上げて、音程を上げるという奏法。
弦の張力が上がるから、音程が上がるという仕組み。
だいたい中指か薬指でやることが多い。
先生はもともとロックギタリストだから、そのへんは得意だ。

どうもスムースに音程が上がらないとやってみたら、それは指の力を使っているからだ、という。
もっと手首を使えというのがアドバイス。
たしかに、そういうことが書いてある本もあった。
指の形は変えず、手首を回すことで弦を押し上げる。
何度かやっているうちに、ちょっとコツがわかった。

チョーキングの種類に、クオーター、ハーフ、フルの3つがある。
クオーターはブルースなどの感じを出すもの。
ちょっと音を上げるだけ。
ハーフチョーキングもその類だ。

しんどいのは音を全音上げる、フルのチョーキング。
音を上げて、下げるのはそんなに難しくない。
手首を回すことでわりと楽に音程は上がるようになった。
しかし、全音上げて、そこで止めて次の音に行くのは困難。

先生がチョーキングすると全音上がったところで音が止まる。
ぼくがやると、どうしても目的の音程から下がるところが聞こえる。
先生は上手に指を離して、その弦をミュートして音を消す。
全音上がって、次の音に行く。

音をいいところで消すのが一番難しい、と言っていた。
なるほど、そういうことかと思う。
押し上げた弦を下げる瞬間に止めるのだ。
慣れると、できるらしい。

まだまだできないことは山ほどある。

何事も精進だ。



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