考えたこと2

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お金のデーター化
音楽のデーター化が進んで、いつでもどこでも音楽が聞けるようになって、そのコストも下がった。
みんな音楽を持ち歩いて、好きな音楽を聞いている。
家で聞くときも、所有する音楽は最小限でいい。
ストリーミングで聞けば、一定の月額でいつでも聞くことができる。

同じように、お金のデーター化も進んでいる。
オンライン決済というやつだ。
口座から口座へ、お金がデーターのように移動する。
クレジットカードを作れば、ものを買ってもカードを出せば支払いができる。
通販ならコンピューターでお金をやり取りする。
アマゾンや楽天はそのインフラがなければ成り立たない商売だ。

ぼくが子供の頃、お金はモノだった。
モノは動かしたり、やり取りしたりすると、コストがかかる。
現金輸送車で運ばないといけないし、給料袋に詰めたりしないといけない。
だから、どんどんデーターになってきた。
気がつかない間に、どんどん金融は電子化してきた。

でも、そこには必ず銀行というものがあった。
そういうインフラを銀行という仕組みが支えているのだ。
だから、手数料を取る。
ほとんど金利がつかなくても、みんなが銀行を使うのはそういうことも含まれている。
銀行は信用を担保することでお金を取っているのだろう。

しかし、ここでブロックチェーンという技術が出てきた。
いくら読んでも仕組みがわかりにくいのだが、要はたくさんのコンピューターでやり取りを記録するというものらしい。
記録を、ネットワーク上に、みんなでするようなものだ。
常時インターネットに接続しているようなインフラが出来てきたからこそ、可能になったんだと思う。
だから、誰かがそれを書き換えても、すぐにウソだと分かる。
それができれば、銀行に頼らずにお金のやり取りができる、という。
みんなで記録すれば、手数料が要らないのだ。
そこが今までの決済機能と大きく違うところだと思う。
それがビットコインというものだった(らしい)。

今、ヨーロッパではどんどんお金のデーター化が進んでいる。
大きな額のお札は、もう刷るのをやめようという動きもあるらしい。

そんな状況で、フィンテックという言葉も出てきた。
ファイナンシャル・テクノロジーの略だ。
どんどんベンチャー企業が参入しているらしい。

一体どうなっていくんだろうか。
いよいよ、インターネットがインフラになってきたぞ。


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