![]() |
2006.10.08 Sunday
純情きらり
少し前にNHKの朝の連続ドラマ「純情きらりが」終わった。
このドラマは、二つの点で、意外なドラマだった。 一つは、ヒロインが最後に亡くなるということ。朝のドラマにしてはめずらしいと思う。 もう一つは、戦前の青春を明るく描いたということ。 ドラマの中の「戦前」というと、やたらに暗かったり、ヒロイックすぎたり、言いたいことも言えず、したいこともできず…というのがお決まりのパターンだったが、今回のドラマはそのパターン一辺倒ではなく、戦前の若者の青春を明るく描いていたと思う。 これらの二つの意外性と、「音楽は人のこころを明るくできる」「音楽はこころの中に生きつづける」という音楽に対するメッセージを感動的に伝えたことが、すごくよかったと思う。 次の朝のドラマは、田辺聖子の自伝的な小説が原作。 最初からヒロイン役の藤山直美がぶっ飛ばして笑わせてくれる。(今回は新人を使わない!) さすが、藤山寛美の娘だけのことはある。 半年間、楽しみだ。 |
![]() |