考えたこと2

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本屋徘徊
最近、また本をたくさん買い込んでしまった。
休みになると、行きつけの本屋に行って、うろうろと本を見て回る。

前にも書いたが、本屋徘徊は趣味の一つ。

今年は、アマゾンで買うことも多くなったが、やっぱり本屋をうろうろして面白い本を見つけるのは楽しみだ。

山本七平も、岸田秀も、渡辺昇一も、光瀬龍も、豊田有恒も、サラ・パレツキーも、ジャネット・イヴァノヴィッチも、山本夏彦も、高杉良も、E.T.ベルも、柴田連三郎も・・・本屋の棚で見つけたのがきっかけだった。

もちろん、不発に終わった人もたくさんいるし、書評を見て読みはじめたり、誰かに勧められたりして読みはじめた人もいるが、上に書いた人たちは、何となく題名を見て、パラパラとめくり、面白そうだと思って読みはじめて、結局はその人が出している文庫や新書の本をすべて読んでしまった人たちだ。

気の合う作者の本はオーラを出しているのか・・・。

どれだけネット通販が便利になっても、やっぱり本屋は必要だと思う。

実際に本が並んでいて、何度も前を通り過ぎながら、ざっと見ていって、何かわからないけれど気になるという出会いがある。

本の表紙の絵がすごくきれいで、面白そうだなと思わせるような出会いがある。

帯の宣伝文句にのせられて、ついつい買ってしまう、という出会いがある。

裏表紙や表紙の裏側の作者紹介、作品紹介を見て買ってしまう、という出会いがある。

僕はめったにベストセラーの本は買わないので、レジの近所にたくさん積んである本はちらっと見て通り過ぎる事が多い。
それよりも、たくさん並んでいる文庫や新書の棚の中で、何となく気になるなあ、という本を買うのが好きだ。

本屋をうろうろしなければ、知り合いになれなかった人たちがたくさんいる。

インターネットの発達で、ネットで何でも検索できて、情報の入手ができる・・という時代だが、現実のモノには、情報だけではない強さがあると思う。

だから、本屋さんには、客がそんな作者と会えるような工夫が必要になってくるのではないか。

本の並べ方だとか、揃え方だとか、本棚の間隔とか、ちょっとした紹介の言葉とか・・。

本屋を徘徊していると、そんなことを考える。
行きつけの本屋さんには、いつまでも商売をしていてほしい。


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