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2016.07.16 Saturday
Pokemon Go
ポケモンGoというスマホのゲームソフトがアメリカで出た。
すごい人気で、ダウンロード数は記録的だとのこと。サービス開始地域では大騒ぎになっている。 どういうゲームかというと、スマホの位置情報を利用し、実際の場所にポケモンが出てきてそれを捕まえたり、対戦させたりするというものらしい。 子供が小学校のころにぼくもゲームボーイのポケモンをやったが、その世界をそのままリアルワールドで再現するというようなコンセプトだと思う。 こういうのを拡張現実型のゲームというらしい。 実際に作ったのはNianticというグーグルから派生した会社。 ポケモンの開発者も加わっているとのこと。 ゲームボーイ版は96年に発売。今年で20周年だ。 いくつかのバージョンがあったが、うちの息子がやりだしたのは99年あたりかと思う。 難しいステージもあり、ぼくもやってみたが、なるほどよくできていると思った。 当時アメリカに出張に行き、子供の土産にトイザらスで英語版のポケモンカードを買ったのを思い出す。 アメリカ人に「ポーキーマン」と言われ、「ポケモン」はそんな風に発音するのかと思ったものだ。 アメリカでも今の20代から30代は子供のころにポケモンで遊んだ世代。 だから、こんなに熱狂的に盛り上がるのだと思う。 あれらのモンスターのキャラクターが愛されるのは、世界共通だと思う。 ゼニガメ、フシギダネ、ヒトカゲ(火トカゲ)の3つから主人公(名前を自分でつけられる)が最初のお供のポケモンを決める。 何とかシティを歩いていて、モンスターが出てきたり、モンスターを持っている人に出会ったりして、モンスターボールを投げて捕まえたり、対戦したりする。 そこで自分のモンスターが経験値を積んで強くなる。 経験値が上がると、ゼニガメはカメールになり、最後はカメックスになるというような変体もある。 タイプもいくつかあって、水タイプ、火タイプ、毒タイプなどいろいろある。 ゼニガメは水タイプだから、技も水タイプの技が強い。フシギダネは毒タイプだから、毒タイプの技が強い。 相手のモンスターのタイプによって、戦うモンスターのタイプを選んで出す。 火タイプは水タイプに弱い、というようになっていた。 ピカチュウが飛びぬけて有名で、映画の主人公になったりしていた。 当時、ピカチュウ(これは電気ネズミという設定)は同じネズミのキャラクター、ミッキーマウスを食うのではないかと思っていた。 ポケモンの世界は奥が深い。よくできた設定だと思う。 小学生にもわかるようになっていて、大人も納得できる。 こういう世界観をゲームの世界に導入したのは、ポケモンの功績なのだろう。 最初から、無国籍のゲームだった。 そして、その後どんどん広がっていった。 何年かごとにゲームが出て、アニメができ、映画が作られ、モンスターも増えていった。 こないだ書いたが、株式会社ポケモンという会社があり、そこがキャラクタービジネスを仕切っている。 任天堂も大株主になっている。 このPokemon Goは無料でダウンロードできるが、アイテムを買ったりするとお金が必要になる。 もちろん、キャラクターの使用料は取るのだろう。 しかし、実際の地図を使うので人の動きを作り出すことができる。 すでに、マクドナルドがポケモンジム(何らかのメリットがある)になるべく、名乗りを上げているという話もある。 そこでまたお金が発生する。 これは地図ソフトとポケモンのゲームを組み合わせた新しいゲームであり、ビジネスモデルでもある。 日本でもブレイクするだろうなあ。 |
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