考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< September 2007 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
リズム
音楽の三要素というと、メロディ、ハーモニー、リズムの3つと言われている。

この中で、これが外れるとシンドイ…というのがリズムだと思う。

よくあるバンドの編成が、リードギター、リズムギター、ベース、ドラムス。
目立つのは、リードギターだが、これが下手でも聞くことはできる。
メロディは少しくらい外れても、さほど気にならない。

聞いてられない…というか、ノレないのは、ドラムスとベースが外れるバンドだろう。
手拍子ができない。

バスドラムとシンバルでリズムをキープして、ベースがちゃんとビートに乗って弾いていれば、音楽の基本の部分はOKだと思う。
ここさえちゃんとしていれば、自然と身体が動くし、手拍子もできる。

もちろん、ギターもリズムを刻むのだが、まず低音の部分でちゃんとビートが出ないと、ノレない。

まずはリズムだ。
もちろん、弾き語りのバラードなどは、弾き手が自分のビートでやればいいのだが、何人かで演奏するときには、ベースとドラムスが大事だと思う。

ビートルズも、堅実なリンゴのドラムスと、時にはメロディまで演奏する、ポールのベースが演奏を支えていた。

人類の音楽の始まりは、何かをたたくことだったと思う。
みんなで足を踏みならしたり、手拍子をしたり、そこに心地よいビートが生まれたのだと思う。

サンバ、レゲエ、ボサノバ、カリプソ…そのリズムを生んだ地域の色が感じられる。

日本の音頭のリズムも、心地よいビートがある。

でも、リズムのない音楽もある。
これは難しい。
インドの瞑想音楽や、日本の雅楽もそんな感じだ。

こういうのを聞いていると、眠くなる。
それはそれで、音楽の効用なのだろうが…。

やっぱり、音楽はリズムだと思う。


| | 考えたこと | 21:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
残せるもの
よくある質問。
無人島に一人でずっと暮らす時に、何を持っていくか?というやつ。

まず思い浮かぶのが、本だ。
できるだけ長い本か、難しい本がいい。
人生の残り時間がどれだけあるかは別として、かなりの時間を1冊の本で過ごさねばならないとしたら、読み応えのある本でないと飽きてしまう。
キリスト教徒なら、聖書というところか。
厚い本というなら、広辞苑とかもあるが…、面白くないか。
フィクションがいいか、ノンフィクションがいいか…これも迷うところ。
小説なら、飽きるのが早いかもしれない。
小林秀雄の評論など、難しすぎる本がちょうどよいかもしれない。

読むのもいいが、書くためのものもほしい。
誰が読むわけでもないが、自分で書き残して、読み返す。

それと…、ギターは持っていきたい。
弦や調整の問題はあるが、これは友達みたいなものだ。
持っていって、弾く。

不思議と、こういうことを考えている時には、どうやって食べるのか、着るものはどうするのか…などは考えない。

そんなことを考えて、無人島に行かず、普通に暮らしている自分を思う。

本もあって、書くものもあって、ギターもある。

それでいいではないか…。

満ち足りた生活だ。

無人島なら、持っていくものだが、ここでは反対に残せるものを考える。

本は好みがあるし、書いたものは…、価値はないだろう。

ギター2本は、好きな人になら、価値があると思う。

しかし、一番価値があることは、残せる相手がいることかな…。

無人島には、それがない。だからこそ無人島だ。

残せる相手を持って行ければいいのだが…それは想定外の答えだろう。


| | 考えたこと | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) |