考えたこと2

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残せるもの
よくある質問。
無人島に一人でずっと暮らす時に、何を持っていくか?というやつ。

まず思い浮かぶのが、本だ。
できるだけ長い本か、難しい本がいい。
人生の残り時間がどれだけあるかは別として、かなりの時間を1冊の本で過ごさねばならないとしたら、読み応えのある本でないと飽きてしまう。
キリスト教徒なら、聖書というところか。
厚い本というなら、広辞苑とかもあるが…、面白くないか。
フィクションがいいか、ノンフィクションがいいか…これも迷うところ。
小説なら、飽きるのが早いかもしれない。
小林秀雄の評論など、難しすぎる本がちょうどよいかもしれない。

読むのもいいが、書くためのものもほしい。
誰が読むわけでもないが、自分で書き残して、読み返す。

それと…、ギターは持っていきたい。
弦や調整の問題はあるが、これは友達みたいなものだ。
持っていって、弾く。

不思議と、こういうことを考えている時には、どうやって食べるのか、着るものはどうするのか…などは考えない。

そんなことを考えて、無人島に行かず、普通に暮らしている自分を思う。

本もあって、書くものもあって、ギターもある。

それでいいではないか…。

満ち足りた生活だ。

無人島なら、持っていくものだが、ここでは反対に残せるものを考える。

本は好みがあるし、書いたものは…、価値はないだろう。

ギター2本は、好きな人になら、価値があると思う。

しかし、一番価値があることは、残せる相手がいることかな…。

無人島には、それがない。だからこそ無人島だ。

残せる相手を持って行ければいいのだが…それは想定外の答えだろう。


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