考えたこと2

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墓参り2007
今年もお盆がやって来て、父の墓参りに行ってきた。

2005年の夏にも墓参りのことを書いた。
墓参りの効能として、「自分の時間にはかぎりがある、ということを意識する」とあった。

書いている本人は同じだが、自分で書いたことを忘れているので、読みなおしてなるほど…と思う。
読んで納得した。
2年経っても変わっていない。

今日は、墓参りをして、いつかはぼくも墓に入るのか…と思った。
墓石の下に入るのだ。
もちろん、その時には骨になっているのだが。

骨になるまでには、死んで焼かれないといけない。
死ぬのは大変だろう。
人生のイベントの最後の一つ。

長いこと生きてきて、大概のことは経験するのだが、どうしても経験できないことであり、人に聞くこともできないのが、死ぬことである。

それに比べたら、まだしも墓に入るのは楽だろう。
もう死んでいるのだから…。

人間は時間というものを発明して、過去と未来を作った。
実際には「今」しかないのに、死んだあとのことまで考える事ができるようになってしまった。

いつになるのかはわからないが、確実にそのときが来る。
なるほど、「自分の時間にはかぎりがある」。

2年経っても、結局は同じだ。

今日は実家で夕食を食べて帰る。

これはもう一つの墓参りの効用だ。


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