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2007.08.05 Sunday
過ぎ去った時間
今日は次男の誕生日だった。
子供は加速度的に大きくなっていく。 それは、自分が加速度的に年をとっているということだろう。 幼稚園に行くまでは長かった。一番大変な時期だ。 それから、小学校の3年くらいまで、やや長いかな。 小学校の高学年からあっという間に中学も半分過ぎた。 本人にとってはすごく長い時間だろうが、親にとっては後半は早い。 十年ちょっとの時間が過ぎ去ってしまった。 過ぎ去れば、あっという間…よく聞く言葉だが、本当にそう思う。 いろいろな人生のイベントを経て、時計を回して、カレンダーをめくっていく。 いいこともあったし、悪いこともあった。 過ぎ去れば、みんないいことになっていく…と思える人は、いい時間を過ごしてきた人だろう。 今を肯定できれば、それは過去という無限の中からの選択の結果なのだから、たとえその時に悪いと思ったことでも、いいことになっていく。 そう思うと、「今」がどうか…ということだ。 でも、たとえ、今はちょっとなぁ…と思っていたとしても、未来が過去を決めるのだから、時間が経てばどうなるかはわからない。 時間がどこまで続くのかというと、死ぬまでだ。 死ぬ時に、その「今」をどう思えるかが、過ぎ去った時間を決める。 常に、無限の選択の中から、決めるのは自分だ。 どれだけ、自分で考えて選択ができたか…それが未来を決めていく。 人間はややこしい。 |
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