考えたこと2

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GCMS
CSIというアメリカの犯罪捜査の鑑識ラボのドラマ。

中で、GCMSという機械が出てくる。
化学の分析を行う機械だ。
何のことかな、と思って調べると、ガス・クロマトグラフ質量分析機ということだった。

なあんだ、と思ったのは前の会社の実験室にあったから。
畑違いで、原理や利用の方法などは全く知らないが、ガスクロという略称で呼んでいるのが耳に馴染んでいる。
よく「ガスクロで分析したらええやん」という言葉を聞いた。

この際、どんなモノか調べようと思ってwikipediaを見たが、難解で理解不能だった。

しかし、ドラマでよく見る分析結果と同じようなものが出てきた。

とにかく、サンプルにどんな物質が入っていたかがコンピューターの画面に出てくる。
それを見て、これとこれがでてきたということは、こういう所に犯人はいたとか、こういう物質が出てきたから、きっとこの毒を使ったとか、そういうことだ。

何と、GCMSというのは、日本で島津製作所が商標登録している。
アメリカでも登録できているのかどうかはわからないが、国内シェア1位で海外でも2位らしい。
日本の得意な分野なんだろう。

そういえば、そのドラマに出てくる鑑識のデジカメは全部ニコンだ。
フィルムに縛られなくなったから、フラッシュをたいて撮りまくる。
コンピューターの性能が上がり、後で画像を解析すればいろんなことがわかる。
それが、デスクトップでできてしまう。

最近は大きなディスプレイも増えた。
そこに映してみんなで見る。
ばかでかい画面に出てきた画像を、小さくしたり、大きくしたりするのは手だ。
タッチパネルになっている。

そういえば、今日健康診断があって、バリウムのX線担当者に、これもデジカメになっていて、データーで見られるのですか?と聞いたら、そうだといっていた。
すごいコストダウンだ。
フィルム代、現像、焼き付けのコストが不要になる。
解像度が高ければ、見たいところを好きなだけ拡大して見られる。

技術の進歩は、確実に世の中を変えていく。

一方で、全く変わらないモノもあるのだが…。


| | 考えたこと | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
青春 2
BSプレミアムでJ-Pop 青春の'80sという番組をやっていた。

中村雅俊が出ていた。
もう還暦を過ぎているが、とても60歳を超えているように見えない。
髪は染めているのだろう。

知らなかったが、宮城県出身らしい。
被災地の応援ソングを作って歌っていた。

ぼくは1980年に23歳になった。
青春というと、やっぱり10代だろう。
だから、青春の'80sと言われると、ちょっと違うなあという気がする。

しかし、まだまだ流行の中にいた時期でもある。

テレビの青春ものはもう見ていなかった。
だから、中村雅俊のテレビ番組はほとんど見ていない。
田中健と下條アトムと一緒に出ていた番組は、ちらちら見た記憶があるが、それ以外は全く知らない。
もっぱら、歌を歌っている姿を見ていた。
ベストテンなどの歌番組だ。

青春ものを見ていたのは、森田健作まで。
あのかん高い声で、「ヨシカワくん」というのはよく覚えている。
再放送を見ていた。

もうテレビで青春ものをやらなくなって久しい。

60年代から70年代にかけて、すごく流行ったが、結局金八先生で終わった。
ぼくは見ていないが、金八先生は社会派のドラマで、イジメなどが扱われたらしい。
そんなものを扱う青春ものは見たくない、とみんなが思ったのかどうかは知らないが、このあと青春ものはなくなった。

この番組、1979年に第一シリーズをやっている。
ぼくは全く知らない。
興味もなかった。

青春ドラマといえば、スポーツだ。

ぼくの中では、やっぱり青春は10代で終わっていた。

もう一度、あの頃に戻りたいとは思わない。

でも、懐かしい。


| | 考えたこと | 00:27 | comments(0) | trackbacks(0) |