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2011.12.30 Friday
2011年
2011年はシンドイ年だった。
震災、津波、放射能漏れ、それに乗じた放射能パニック…。 今でも続いているが、何とか放射能の問題に関しては、歩み寄って何が真実かを話せないのだろうか。 正しいデーターは何なのか、専門家は誰なのか。 一方で、世界はどうなっているのだろう。 これはBBCのPictures of the year 2011というサイト。 http://www.bbc.co.uk/news/in-pictures-16221659 写真を見ていると、世界ではアラブの革命やビンラディン死亡、パキスタンやカブール、アフガニスタン、トルコなどの紛争、イギリスの暴動、ギリシャ危機、タイの洪水など、あまりいい年ではなかったことがわかる。 ほとんどが悲惨な写真ばかり。 世界の各地で起こっていることに比べたら、日本はマシに思える。 しかし、BBCのトップページと日本の新聞や放送局のサイトを比べると、なんと内向きなことか。 日本のジャーナリズムは政府の発表を書くだけ。 記者クラブもまだある。 Wikipediaに、「取材対象側から情報提供を安定して受ける結果、横並び意識になり、また記者の能力低下も懸念されている。」と書かれている。 その通りだ。 署名記事も増えない。意見を言っているのに、誰が言っているのかわからない。 きっと、こんなふうにして、太平洋戦争が始まったんだろう。 そういう意味では、ニュースがネットにシフトしていくのは、多様な意見が出てくるということで、良い事かもしれない。 今朝の新聞によると、民主党は消費税を上げることを決めたらしい。 しかし、年金や保険など、問題は一つも解決しない。 歳出削減はどうなったのか。 八ッ場ダムは結局作るのか。 国会議員の数は減らさないのか。 公務員の数は減らさないのか。 このままでは、税金で食べている人が国を潰してしまう。 橋下市長の言っていることは、今の状況では正しいと思う。 だから、圧勝したのだ。 普段、民意民意とセミのように言っている議員は、みんな言うことを聞けばいい。 戦後60年ほど経って、今の日本のシステムは制度疲労を起こしている。 今までの成功を捨てるのは勇気がいるが、それをすることが政治家の努めだろう。 既得権ばかり言っている役所は潰さないと仕方がない。 しかし、その後が問題だ。 2012年はどうなるのだろうか。 ま、それは2012年になってから考えよう。 と言っても、あと3日だが…。 なるようになる。 こういう考え方があるから、暴動が起きないんだろうなあ。 |
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