考えたこと2

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隔世の感
スマートフォンを使いこなす子どもを見て、「隔世の感があるなあ」と言った。

すると、「カクセイノカン」とは何か、と聞かれた。
隔世の感、が通じない。

隔世の感、というのは、世の中が大きく変わってしまった、という感じだと言った。
つまり、ジェネレーションギャップみたいなものか、と言われ、まあそうかな、と答えた。

「変化が激しく、まるで世代が変わってしまったような感じ」というのが正確な意味らしい。

こないだの「のべつまくなし」もそうだが、何気ない言葉が通じない。

そうすると、長男が、最近の大学生は十二支を知らないという。
ね、うし、とら、う、たつ、み…、の干支の順番と動物を知らないということらしい。

まあ、最近は年賀状をメールで済ませる人も増えたし、そういうものかもしれない。

何で覚えたのかは忘れたが、ぼくは覚えたし、子供らも覚えている。
教えた記憶もないのだが…。

この十二支は、香港に行ったときに、同じシステムを使っているのがわかって、喜んだ記憶がある。
元は中国らしい。
日本と中国が同じ文化圏だ、という証だ。

その干支がだんだん通じなくなっていく。

一足先に西洋化に成功し、また一足先に衰退に向かっている日本では、干支も一足先に消えてなくなるかもしれない。

これぞ隔世の感。



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