考えたこと2

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へいぜい
親父の口ぐせは「へいぜい」という言葉だった。

これは、通常、という意味だ。
へいぜいからやっておけば、いざという時に大丈夫、という風に使う。

この「へいぜい」という言葉、どういう漢字を書くのか。
調べてみると、「平生」という漢字を当てている。
常日頃、という意味と書いてある。

この平生はちゃんとした日本語のようだが、親父以外に使うのを聞いたことがない。
ひょっとしたら広島弁かと思っていた。
しかし、用例で、菊池寛の小説に出てきたところをみると、古い日本語だろうか。

関西弁で言うと、「つねから」というのが感じが近い。
「つねから」は「常から」で、普段から、という意味。

平生という漢字も初めて見た。

しかし、あの口ぐせを聞いていると、昭和ヒトケタで生まれた人は普通に使っていたような気がする。
なぜ平生という言葉が口ぐせだったのか。

残念ながら、それはわからない。

聞いておけばよかった。

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