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2012.07.14 Saturday
教育委員会
若いころ、石川達三の人間の壁という本を読んだ。
その本は教育について書いた本で、軍国主義教育に協力した戦前を反省して書かれた本だった。 上中下の3巻の文庫だった。 昭和30年代の話。 あの頃は、それなりに機能していたのだろう。 政治がかった小説で、組合のことなど書いてあった。 その当時、小説に書かれたことは正しかったし、教育長公選制をやめたのは間違いだと思う。 あれから時間がたって、世の中は変わった。 やっぱり教育長は地域の住民で公選にすべきだったのだろう。 大津の教育委員会は報道を見る限り、どうしようもない。 もちろん、担任も、学校もとても教育機関とは思えない。 石川達三が書いていた先生たちはどこかにいってしまった。 教組は形を変えて、文科省と一緒になって教育をダメにしている。 教育委員会は教師の不祥事を隠す組織になってしまった。 橋下市長の改革はそこを変えようとしている。 今変えても、30年はかかる。 早くしないと…。 |
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