考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< February 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
いい加減主義
ぼくはギターの練習に関しては「いい加減主義」と言っていいと思う。

よく1曲を完璧にして、人前でも十分聞かせられるようにする人もいるが、ぼくはとりあえず弾けたらいい、という主義だ。
主義だというほど立派なものではないが…。

難しいところはそれらしく弾けたらいい。
とりあえず、1曲通して弾けることが大事。
とにかく曲数を増やすことが必要だと思う。

できるだけ多くのコード進行を覚え、その響きを覚えていくことだ。
多くのキーでコードの形を覚えること。
ギターはカポタストを付けたら、移調は簡単なので弾きにくいキーは変えるのだが、それでも弾けるキーを増やしておくことは大事。

そして、時折昔やった曲をもう一度弾いてみる。
そうすると、弾けなかったところが弾けたりする。

もちろん、弾けなかったところが弾けるようになるとは限らない。
それでも、続けているといつかは弾ける。
そういうものだ。

そんなやり方で教えている。

ぼくはこのやり方が、嫌にならずに続けられる方法だと思っている。
人によっては、それは嫌だという人もいるかもしれない。

人によって、いろいろあるからなあ…。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
芳沢光雄先生
芳沢光雄という数学者がいる。
仕事に役立つ数学というような本を書いていて、一度感想を送ったことがある。
丁寧な返事をメールでもらって、うれしかった。

この人、日本の学生の数学リテラシーに問題意識を持っていて、いろいろと活動されている。
エライなあと思う。

その芳沢先生が記事を書いている。
政府の教育未来創造会議が理系分野を専攻する大学生の割合を35%から50%に増やすという目標を掲げたが、日本の青少年の数学嫌いが高止まりしており、これを解決しないとだめだ、というのが目的。

現在GDPが1位のアメリカは1980年代から数学を重視しており、97年には教育省が「数学により広がる将来のチャンス」ということを発表し、数学の学びの意義を訴えたという。
それに比して日本はこの時期、「これからは文化だ」ということで「ゆとり教育」に突入した。
これが失敗だった。

この時期、文科省は数学の授業を削減し、中学の授業は週3時間で世界でも最低レベルになった。
記事には、

「驚いたのは、その3割削減した内容が、当初は「ゆとり教育」の「上限」であったことである。90年代後半には、数学の授業時間数が今後減ることで、いくつかの県では高校の数学教員がゼロ採用になったばかりでなく、「数学の教員はもはや役に立たない。教員室でのあなたの机はない。家庭科の教員免許を取ったら残してあげる」、などと校長から肩叩きされた優秀な数学教員が何人もいたのである。

このような状況を「日本版文化大革命」と捉えた筆者は、その流れを改めさせるために軸足を数学教育に移し、行動を起こした。著書・雑誌・新聞などの活字によって数学の意義を訴えたほか、「数学嫌い」を減らすことが重要と考えて、90年代後半からは全国の小中高校に数学の面白さを伝える出前授業も積極的に開始した(半分は手弁当)。」

とある。

昔は「読み書きそろばん」と言われたくらい、読み書き(国語)とそろばん(数学)は大事だった。
その伝統を無視した結果が現在につながっている。
ぼくの邪推では、文系の大学ばかり増えて、教職免許取得者の科目が社会系に偏ったので、その教員たちを使うために文系の授業を増やしたのだろうと思う。

芳沢先生は、この状況に危機感を持ち、いろいろと活動して一部の方針は見直されたとのこと。
先生の指摘している問題はぼくも感じる。
今の文系大学の学生の数学リテラシーは本当に低い。

その原因は、速度の計算に「は・じ・き」という図を使って、手順だけを教えるというやり方に代表される「意味の無視」だ。
速度の問題の基本は、「速度はある時間に進んだ距離だ」ということ。
それさえ理解できればわかるはずなのに、速度は「は・じ・き」というやり方が蔓延している。
さらに、それを定着させるためのドリルも足りないのだろう。

そもそも小学校、中学校の先生自体が、算数・数学を避けてきた人たちだろうと思う。
小学校の教員を育てる教育学部の入試が、文系私学だと数学なしの1,2科目で、推薦やAOで半分以上取っている現状では、希望は持てない。
中学校も大事だが、小学校は基礎なので「数学嫌い」を生み出さないためには、初等教育を何とかしないといけないと思う。

芳沢先生は日本の「数学嫌い」をなくすべく奔走しておられる。

本当に頭が下がる。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本の野球
去年の夏、阪神戦を見に京セラドームに行ったが、シーズン最長試合時間で途中で帰ってきてもまだ中継をやっていた。
サヨナラ勝ちをしたのだが、5時間16分という長い試合。
いくらなんでも長すぎると思った。

大リーグは2023年から、ピッチクロックというシステムを入れている。
ピッチングの間隔を短くして、試合時間を短くするためのものだ。
今年から韓国、台湾にも導入されるという。
日本のプロ野球だけが見送った。
詳しくはこの記事

なぜアメリカの大リーグがピッチクロックを導入したかというと、他のプロスポーツに比べて試合時間が長いことで、若い人の人気がなかったという理由。
ピッチクロックを入れて、観客動員も増えて、年齢層も若返ったという。
やっぱり海の向こうでも若い人はタイパを気にする。

記事によると、ピッチクロックとは

「・投手は、ボールを受け取ってから、走者がいない場合は15秒、走者がいる場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない。これに違反した場合、自動的に1ボールが追加される。
・打者は、制限時間の8秒前までに打席に入り、打つ準備を完了していなければならない。これに違反した場合、自動的に1ストライクが追加される。
・走者がいるときに、投手が牽制や投手板を外した場合、制限時間はリセットされる
(※MLBでは2024年から、走者がいる場合は20秒以内→18秒以内とさらに短縮することを決めている)」

ということだ。

これで平均試合時間は3時間を越えていたのが、24分減って2時間39分になった。

ここ数年、年に1〜2回阪神戦を見に行っているが、観客の高齢化は激しい。
時折、若い人もいるが、ほとんどが還暦過ぎだ。
球団はチアガールのダンスをやったり、子どもにピッチャーをやらせたりというイベントで盛り上げようとするが、無駄な抵抗。

ピッチクロックをなぜ導入しないのか。

記事の著者は「率直に言ってNPBサイドにはMLBのような「野球離れ」に対する危機感がないのだと思わざるを得ない」と書いている。

本当に今の日本を表しているような状態。
ジリ貧を放置して、自分たちがいる間持ったらそれでいい、という考えなんだろう。

これでは高齢化ではなく、老齢化だ。

本当に野球人気を上げたいのなら、ピッチクロックは導入すべきだと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
英語の仕事
ダイキンといえば、空調で世界に出ている会社。
なんでも150カ国で事業展開しているらしい。
多言語でのやり取りが必須になるのだが、社内で使っているのは機械翻訳。
2022年に新たなツールを導入したとのこと。

何度かグーグル翻訳について書いてきたが、翻訳のアルゴリズムが変わって、ぼくらが訳すよりまともな日本語で翻訳できるようになった。
本当にすごい技術だと思う。

新しいツールに変えて、翻訳業務の工数は従来の10〜20%になったという。
年で4000万円の労務費削減。
工数がそれだけ減ったということは、人も減ったということだ。
同様に、同時通訳の世界にも機械が進出しつつある。

ぼくらの世代はネィティブの先生などほとんどいなくて、話すというより読む力が重視された。
入試にリスニングなどなく、英検の時にあったくらい。
聞けて、書けたらそれでいいという感じだ。
話すことは、必要になったら頑張れ、という感じだった。

ぼくもそれに習って、受験英語に勤しんだ。
文法と単語が第一。
英作文は自分が理解している構文で、日本語の方を読み替えて書く、という感じだった。
だから、発音や話す方は不得意だ。

会社に入って、先輩を見ていると、ちょっと前まで外資系だったからエライ人はみんな英語が話せる。
しかし、関西弁風の英語で、だいぶブロークンだった。
前にも書いたが、ぼくらの先輩は海外の子会社の現地の人たちに信頼されていれば、言うことを熱心に聞いてくれた。
仕事に関しては、話す中身のほうが大事だった。

翻訳技術が進歩した今、読む能力の価値は下がっている。
機械がやってくれるからだ。

それでも教養として英語を学ぶ価値は下がらないと思う。
専門職は減るだろうが、海外とのやり取りは人との接触を含むだろう。
メールは翻訳ソフトに頼るとしても、会って話すこともあるだろうし、自分が外国に行くならもちろんだ。

外国語を学ぶ意味は、違う構造の言語を扱うことで脳を鍛えることだ、ということも昔聞いたことがある。

仕事は減るだろうが、英語を学ぶ意味はあると思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
老人医療
ずっと続いてきた老人医療の優遇に、日本維新の会が提言を出した。
ようやく出たという感じ。
働く世代が希望を将来に希望を持つためには、絶対に必要な政策だ。

それでなくても、来年から後期高齢者が増えるので医療費が高くなる。
支援金などというおためごかしのやり方では、いつまで経っても若い人たちは報われない。

今年生まれた子供は、70歳以上の高齢者に対して1億円以上マイナスの所得になるという。
いくらなんでも、この差は大きすぎる。
「支援」という名の搾取だと言ってもいいと思う。

窓口負担が増えれば、無駄な診療も減るだろう。
病院も空くだろうし、勤務医の働き方も改善される。

ようやく、働く世代のための政策を低減する党が出てきた。

既存の高齢者べったりの政党ではなく、サラリーマンのための政党が必要だ。


だいたい、少子化対策をなぜ健康保険から支援しないといけないのか。
なんの関係もない。
歳費を切り詰めたり、無駄をなくしたりして捻出すべきだろう。

だいたい、今までの少子化対策は全く効果を発揮していない。
金の無駄遣いだ。
もっと若い人たちが希望を持てるように、所得を増やすことが大事だと思う。

取りやすいところから撮るのはもう止めてほしい。

サラリーマンは維新に1票だと思う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 17:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
幼保一元化
新しいカウンセラーの方の話。
企業の人事から保育園の雇われ園長を10年やった変わり種。
ちょうど幼保一元化の渦中に園長をやったらしい。

幼保一元化というのは幼稚園と保育園を一緒にしようということ。
当時、待機児童などの問題もあり、そういう政策が必要とされた。
もともと幼稚園は文科省の傘下で、保育園は厚労省の傘下。
だから、なかなか進まなかった。

そこで、2005年には文科省、厚労省の両方が「共用化指針により共用化された施設における幼稚園児及び保育所児の合同活動並びに保育室の共用化に係る取扱いについて」を通知し、「幼稚園と保育所の施設の共用化等に関する指針」を通知した。
それでも、なかなか進まなかったのは事実。

その当時、幼保一元化のための会議が地区であり、幼稚園と保育園の園長が集まる機会があったという。
そこでは一方的に幼稚園の園長が、保育園の園長をなじったという。
それが教育をやっている人の態度かと思ったとのこと。

確かに話し合いの場で、いきなりなじるのは教育者としての態度とは言い難い。
幼稚園側には教育機関というプライドがあるのだろう。
それが保育園と一緒にされたら困るということかと思う。

みんながみんなとは言わないが、そんな人たちが幼児教育をやっている。

何とかならないものかと思う。

未だに幼保一元化は進まない。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 01:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
帰ってきたギター
修理に出していたテレキャスターが帰ってきた。
ちょっと遅くなったが、フレットは新品になって、ボリュームのスイッチも効くようになった。

何より、だいぶ傷んでいた指板が再度塗装されてきれいになったのがうれしい。
これから使っていけばそれなりに風合いが出てくるとのこと。

工房のおじさんはだいぶ苦労したらしい。
というのも、スイッチの付いたボリュームはもう部品から抹消されているからだ。
しかたなく、別のギターのスイッチを使い、抵抗値を合わせて配線してくれた。
けっこう珍しいモデルなので、ネットで配線図を探してようやくできたとのこと。
これがあったから、遅れたらしい。

フレットが新しくなると、押さえるのが楽になる。
少し抑えたら、フレットに触れるからだ。
金属のフレットが、弦に当たって削れていく。
それでだんだんと押さえにくくなる。
変化は極小だから、なかなか気づかない。

ネックの裏側も塗装してくれたので、滑りがよく運指が気持ちよくできる。
こういうのを望んでいた。
修理に出す前は、よくオイルを塗っていたが、それもあまり必要なさそうだ。

音は変わらない。
当然といえば当然。

スイッチもなおったので、ちゃんとスイッチを押すとコイル2つの音が出るようになった。

これで生涯持つだろうと思う。

工房のおじさんにお礼のメールを出しておこう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
少子化対策?
少子化対策は1990年からスタートした。
この年に出生率が1.57になったからだ。
だから、日本の少子化対策はもう34年の歴史がある。

35年の歴史があるが、一貫して出生率は減少してきた。
だから、異次元の少子化対策とか言って、役所も新設した。
もうこの国の少子化対策は行き詰まっているとしか言いようがない。

今までやってきたのは、保育環境の整備、子育て費用の負担軽減、労働政策、性別役割分業意識の変革、というところか。
保育所の問題はどんどん少子化が進んで解消しつつある。
待機児童数は減っているから、整備は一応進んだ。

学費の補助などは今検討中だ。
無償化の自治体も出てきて、国も考えている。
ぼくは何でもかんでも補助は反対だ。
もっと大学を減らしてもいいと思う。

労働政策も、役割分業意識の変革も進んでいると思う。
産休、育休は当然で、男性の育休取得率も上がっている。
社会が、それらを当たり前と思うようにはなってきたと思う。
まだまだ不満という声はあるだろうが…。
それでも、一貫して出生率が下がっているのは何故かということだ。
今の路線の延長上には答えがないのだと思う。

何より、経済的に成長していないことが大きい。
結婚できない原因にもなっているし、将来に希望が持てない。
その上、働く世代の負担が大きいのだ。

年金や医療の問題を何とかしないといけない。
戦後の高度成長のシステムをリセットしないといけないと思う。
働き手が減って、老人が増えて、同じようにやろうとしても無理がある。

まずやらないといけないのは、年功序列、終身雇用の撤廃。
辞めにくく、転職しにくい状態から、辞めやすく、転職しやすいという状況に変わらないといけない。
昔のように、どんどん成長する時代ではないのだ。
無理に雇っておこうとするから、給料が上がらない。
当たり前だ。

そして、働く若い人たちの給料が上がるように、社会保障の負担を減らす。
負担はある程度は公平にしないと仕方ない。
そうすると、天引きされている額を減らさないといけないから、増税しかない。
みんなが公平に払うのは消費税しかないと思う。
若くて、貧しい世代にとっては天引きが減ってトータルで収入が増えるはず。

保険制度も変えて、老人医療も変えないといけない。
延命治療や胃ろうなどは保険適用をやめればいいと思う。
介護保険も、食事介助などは適用外にすべきだ。
それらで平均寿命が短くなっても、構わないと思う。
生きていても、苦しいだけだからだ。

そういう事が全く議論されない国会。

まだまだ少子化は進むだろう。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
ChatGPTへの質問
毎年この時期になると、自動車保険の継続の連絡がある。
パンフレットを見ながら、結局以前と同じ条件で契約するのだが、毎年なんだかなあと思う。
なぜかというと、昔と比べてクルマの性能は飛躍的に上がっているからだ。

安全性のテスト結果が公表されたり、レーダーやカメラで事故防止できるようになったり、自動ブレーキも付いている。
車種によっては走行中に車線を外れたり、車内カメラで居眠りを感知して警告するものもある。
もちろん、ぶつかりそうになったら、警告してブレーキをかけたりする。

だから、もっと保険料は下がるはずだと思うのだが…。
このサイトによると、交通事故件数、死亡者数ともに右肩下がり。
ただ、事故が起こったときの修理代は上がっている。
センサーなどの修理があるので、高くなるというのは、そのとおり。
しかし、ビッグモーターのような損保業界と修理店の癒着もあると思うが、はっきりしない。

そこでChatGPTに交通事故死の数と保険料の相関性について、聞いてみたら、次の答えだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
交通事故死の数と保険料の相関性はどうですか?

こんにちは、Copilotです。交通事故死の数と保険料の相関性については、一概には言えませんが、いくつかの要因が考えられます。

交通事故死の数は、年々減少傾向にあります。これは、交通安全対策の進展や自動車技術の向上などが影響していると考えられます。
保険料は、交通事故死の数だけでなく、事故の発生件数や重傷者数、事故の種類や原因、被害者の年齢や性別、保険会社の方針などによっても変動します。また、保険料は個人の運転歴や事故歴、車種や走行距離、契約内容などによっても異なります。
一般的には、交通事故死の数が減少すれば、保険料も下がると考えられますが、それだけではなく、他の要因も考慮しなければなりません。例えば、交通事故死の数が減少しても、重傷者数が増加したり、事故の賠償額が高額になったりすると、保険料は上昇する可能性があります。
また、交通事故死の数と保険料の相関性は、国や地域によっても異なるかもしれません。例えば、日本では、65歳以上の高齢者が交通事故死者の過半数を占めています。高齢者は、事故の被害者になりやすく、また、事故の影響を受けやすいという特徴があります。このような状況は、保険料にも反映される可能性があります。
以上のことから、交通事故死の数と保険料の相関性は、単純ではなく、複雑な問題であると言えます。もっと詳しく知りたい場合は、保険会社や専門家に相談すると良いでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんだか、いろんなところから、当たり障りなく情報を集めてきて、それらを総合して玉虫色の答えを作ったという感じ。
国会答弁みたいなものだ。

やっぱりAIを上手に使おうとすると、もっと質問を工夫しないといけないのだろう。
簡単に得られた答えは、やっぱり役に立たない。

それがよくわかった。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
かまやつひろしトリビュート
Wowowでやっているのを偶然途中から見た。
森山良子や今井美樹、森山直太朗、松任谷由実、息子の太郎、そしてスパイダースの堺正章と井上順などが出演していた。
2017年に亡くなったかまやつひろしのトリビュートコンサート。

森山良子は声が出ている。
とても76歳とは思えない。

ユーミンは声が出ない。
見た目は若いのに、残念。

トリの堺正章と井上順の掛け合いはよかった。
歌がどうとかいう前に、あのスパイダースのメンバーがここに来ているということが懐かしい。
かまやつはスパイダースの音楽的中心だったらしく、井上は楽譜の知識も全くなかったので、一から教えてもらったと言っていた。

堺はやっぱり笑いを取るのがうまい。
喜劇役者の血を引いているだけのことはある。

堺が若い頃は、正月に芸能人のかくし芸大会が盛んで、芸達者の彼はいつも見せ場を作っていた。
1964年から2010年までやっていた番組だ。
井上順もかくし芸大会のドラマで活躍していた。
あの二人がステージ上で共演しているのを見るのは、何年ぶりだろう。

思わずノスタルジックになってしまった。

実際にはかまやつがスパイダースをやっていたのは、ほんの短い間。
その後はソロとしてやっていた。
最先端の若手の音楽に関わっていたらしい。
そういえば、ぼくが買ったGAROのLPはかまやつが絡んでいたはず。

テレビドラマにも時々出ていた。
ソロの「どうにかなるさ」はいい曲だった。

改めてムッシュかまやつのことを思い出した。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
現代のアニメ制作
アニメ制作の現場もだいぶ変わってきたらしい。
進んだところは制作会社がシステム部を持っている。
以前はブラックな職場と言われたが、ITの力でだんだん良くなっている。

アニメのデーターはテキストではないので大きい。
参考資料なども一緒に入れておくと、テラバイト単位では足りないらしい。
ペタバイトの世界だ。
進んだところは3次元のCGを撮るためのカメラと、専用の部屋もある。
実際に人間が撮って、それをCGにするためだ。

今はIT企業などでいろんなコラボレーションツールが使われている。
チャットや掲示板やストレージなどが一体になったようなもの。
そういうものも、多くの人が関わるアニメ制作にも使われている。
人物設定のデーターなどの記録が入っているとのこと。
メンバーが人物設定の履歴を振り返れるようにするためだ。

そんなふうにして、今のアニメは作られている。
アニメもDX(デジタルトランスフォーメーション)しているのだ。

アニメを目指す人は、そういうコニュニケーションツールを使える方がいい。
一つの作品を作るのは、プロジェクトであり、効率よくそれを進めるためにはツールが必要なのだろう。

アニメーターの仕事はデジタル化されたが、制作過程もどんどんデジタル化している。
若い人たちは、そういうツールに精通してほしいものだ。

そして世界に通用するアニメをどんどん作っていってほしい。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
小田和正のツアー
BSでやっていたのを録画して見た。
2022年から23年のツアーの記録。
歌とMCで綴っている。

古い歌では、最初のLPに入っていた「水曜日の午後」。
この歌は高校の時に、同じクラスでギターを弾いていたH君と一緒にやろうと言った曲。
あの頃にしては、きれいなポップスという感じの曲だった。

最後の歌詞が「もう一度始めよう」という、ちょっと行き詰まった時に書いたような曲だ。
MCで、もうやめようかな、と思ったこともあるという話をしていた。

でも、ここ10年くらいの歌が多かったように思う。
以前のように、ツアーの開催地の付近を歩き回って撮ったビデオなども交えてやっている。
彼も75歳。
本当に年をとった。

「長生きしてね」というプラカードを出している人もいた。
それを指して小田が「そういわれる年になった」と述懐する。

途中のインタビューで「これが最後のツアーになるかもしれない」というセリフもあった。
ぼくより、9歳年上だ。

ここ最近では初めて鈴木康博の名前も出た。
高校の同級生で、帰り道にビートルズをハモって帰り、今思えばあの時のハモリの楽しさが自分を音楽の道に進ませたという話もあった。

小田と鈴木のオフコースが出たコンテストで、赤い鳥が「竹田の子守唄」で1位になって、自分たちは2位だったという話もあった。
もしも1位だったら、区切りにして音楽をやめようという気持ちもあったらしい。
赤い鳥が1位を取ってくれたおかげで、今でも音楽をやっているということだ。

今回のツアーは、バンドの人数も絞り、手作りのコンサートという感じだった。
バンドメンバーも、ギター、キーボード、ドラムスは60歳超えだ。
オジンバンドと言っていた。

曲を聞くというよりも、MCが面白かった。
やっぱり人間がだいぶ丸くなったんだろうと思う。

ぼくは75歳まで生きているだろうか。
あんなに元気でいれるだろうか。

まだまだやって欲しい。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドイツの脱炭素
ドイツの脱炭素政策は進んでいる。
実際に、新築家屋の暖房にヒートポンプを設置することを義務付け、ガスヒーターを禁止するとか、農業用のトラクターのディーゼルエンジンをCO2低排出燃料に切り替えるとかいう法律が提示されている。

しかし、こういう生活のコストアップの政策が示されると、国民は反発して大規模なストライキやデモが起こり、政府は撤回に追い込まれるという。
結局はきれいごとなのだ。

誰も、地球温暖化に結びつくというCO2の削減には反対しない。
でも、自分の生活は別次元で現実なのだ。
本当に脱炭素を実現するためには天文学的な費用がかかる。
それを誰が負担するのか、ということだ。

それを言ったのが、イギリスのスナク首相
「歴代の英国政府はネットゼロのコストについて国民に正直でなかった」と演説し、これからは脱炭素の話をするときには必ずどれだけのコストがかかるのか、を明確にしようということだ。

ベルリンの壁が崩れ、冷戦が終わり、世界から当面の敵がなくなって、「気候変動」が出てきて、脱炭素にうながった。
自由な経済活動を嫌う人たちが、その代わりに脱炭素を言っているのだと思う。

日本ではまだそんな反対意見は出てきていない。
それでも、グリーン成長戦略とかいって、2050年までに約290兆円、約1,800万人の経済効果・雇用効果を目指す、という。
26年間で290兆円だから、毎年にすると11兆円くらい。
膨大な金額だ。

結局、脱炭素ではビジネスにならないから、補助金が必要なのだ。
CO2を地中に埋めたり、わざわざ産油国で石油をアンモニアに変えて輸入したりしても、エネルギーの無駄遣いだと思う。
それなら、CO2フリーの原子力を使えばいいのだ。
その290兆円を核融合炉の開発に使うなら、ビジネスになるだろう。

理想ばかり追いかけても、国民はついて来ないと思う。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
スマート機能
中国のクルマはNEVというカテゴリーが売れている。
NEVはNew Energy Vihicleの意味で、新エネルギー車、ということだ。
これは、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)の総称。

普通のハイブリッドは省エネ車だが、PHVは新エネルギー車にカテゴライズされる。
やはりいろんな事情を考えると、エンジンが必要な地域や用途もある、ということだろう。

中国製のNEVが売れている理由の一つは、スマート機能が進んでいるからだという。
スマート機能というのは、スマホとの連動機能がメインだという。
要はスマホでやっていることを、クルマの中ではクルマのディスプレイを使ってやるということだ。
スマホで見ていた動画や聞いていた音楽を、クルマのディスプレイでそのまま見たり聞いたりするということだろう。

たしかに、そんな機能は日本車にはない。
GoogleMapがあれば、ナビもできるのだが、中国版のアプリがあるのだろうか。
あれば、専用のナビも要らない。

生活がスマホ中心になっていると、そういうニーズは出てくる。
音楽や動画も、スマホでサブスクでストリーミングで視聴するようになると、それが中心になる。
それを車に乗っても、延長でそのままクルマのディスプレイがスマホの画面のようになってほしい、ということだろう。

クルマの基本性能は、ある意味二の次になっている。
それよりも、スマホライフをカーライフでも同じようにやりたいということだ。

日本でも、スマホの画面のミラーリング機能を持ったディスプレイはあるらしい。
ただ、その画面をタッチしてスマホ本体を動かせるかどうかは別。
そのあたりが、中国が進んでいるところなのかもしれない。

クルマの基本性能である「走る・曲がる・止まる」がどうなっているのかはわからない。
ぼくらの世代は、やはりそこが大事だと思っている。
しかし、若い人たちはスマホが生活の中心になっている面があるから、中国からそういうNEVが入ってきたらどうなるのだろう。

中国のBYDというメーカーから、ドルフィンというクルマが販売されている。

その売れ行きはどうなるのか、日本の自動車メーカーは注視しているだろう。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
トランプの外交
アメリカの大統領選の話題。
とにかく、トランプ元大統領が返り咲くかどうか、というのが焦点だろう。

共和党でもトランプ氏の主張はすごい。
欧州は戦々恐々としているように思う。
Wall Street Journalの記事によると、「バイデン氏は北大西洋条約機構(NATO)が米国と欧州の安全保障の要だと考えているが、トランプ氏はNATOについて、自衛力を備えるべき裕福な国に福祉を与えるようなものだと見なしている」らしい。

ウクライナ戦争の戦費をはじめ、西ヨーロッパとアメリカの軍事同盟であるNATOへの拠出が気に入らない。
専門家によれば、アメリカの追加支援がなければ、ウクライナは徐々に敗北に向かうという。
また、欧州各国の国防支出をGDPの2%目標に達していなければ、ロシアから攻撃を受けても守らない、と明言した。
それどころか、「ロシアに、したいようにするよう勧める」と言ったらしい。

欧州各国は冷戦後、軍事産業を徐々に解体し、軍事的には弱体化しているとのこと。
無い袖はふれないのだろう。

NATOの事務総長は、米国が「強力で献身的なNATO同盟国」であり続けると確信していると話したらしい。
そう言うしかないだろう。

WSJのコラムニストは、自国を守れるようにするには時間がかかるし、欧州の社会保障プログラムの劇的な縮小が必要になると言っている。
それは政治的に困難だろうと思う。

これは日本や韓国も同じことだろう。
自分で国を守ろうとしないで、アメリカに頼っているということでは日本も同じ状況。
中国が尖閣までで止まっているのも、アメリカの海兵隊が沖縄にいてくれるからだろうと思う。
日本の政治家の何人がそれを思っているのだろうか。

中国と仲良くしたほうがいいと思っている政治家もいると聞く。
本気なんだろうか。
五人組とか、天安門事件を忘れたんだろうか。

冷戦時の東側の軍事大国であるロシアと、21世紀に大国になろうしている中国。
西側の大国はアメリカだけだろう。
第二次大戦の戦勝国であるイギリスやフランスは、核は持っているが、大国とは言えない。
ドイツも理想主義にハマって大変だ。
イギリス、フランス、ドイツ、イタリアあたりが結束を強めれば対抗できるだろうが…。

民主主義の弱点である、意思決定のプロセスに時間がかかり、大きな路線変更をすぐにはできないという事が余計に苦しい。

トランプ氏の"Make America Great Again"というのは、そういうことだ。
プーチンや習近平はそれを待っているのだろう。
そして、実際にそうなる可能性は大きい。

トランプ氏がNATOの事しか言わないのは、日本や韓国はNATO以下の存在だと思っているからだ。

みんな分かってるんだろうか。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
家庭用電気料金
日本の電気代が高く、中国の倍以上と聞く。
ヨーロッパはロシアのパイプラインがガスを送ってこなくなって、電気代が高騰しているというのも聞いている。
ドイツは原発も止め、風車をどんどん建てて、再生可能エネルギーを増やすと言っている。
それらの情報を漏れ聞くのだが、まとまった情報がなかったが、Xで紹介されていた。
それは「電力中央研究所 社会経済研究所」というところの資料で、「燃料価格の上昇と主要国の電気料金」というコラム。

それによると、2022年で最も家庭用電気料金が高いのはデンマーク。
それからイギリス、ドイツ、イタリア、スペインなどの欧州諸国が続く。
フランスは原発がメインの電源だから、電気代は安い。
フランスとデンマークを比べると、再エネ比率と原発比率が逆転しており、デンマークがなぜ高いのかというのがよくわかる。

イギリスやドイツも同じだ。
再エネを増やすと、電気代が上がる、ということがよくわかる。
世の中、そう簡単に理想通りにはいかない。

太陽光は昼間しか発電しないし、天気が悪いと電力は落ちる。パネルが汚れても効率が落ちる。
それらを総合すると、100%の発電量を続けた場合の20%にも満たない。
風力発電はちょっとマシで、30〜40%だという。
結局、再エネは自然に左右されるのだ。

電力利用者が、今日は雨降りだから、あるいは風が吹かないから、電気は来ませんということをOKするなら、再エネ100%にすればいい。
しかし、そういうわけにはいかないから、再エネを使うのならバックアップの電源が必要だ。
それが昔からある火力や水力の発電になる。
二重に設備を持つということで、また効率が落ちる。
それを防ぐには再エネで発電した電気を貯めておくことだが、これは桁違いのコストアップになる。
再エネ優先で電力をマネジメントしようとすると、そういう問題が起きる。
欧州の国々の電気代が高いのはそういうことだ。

日本は欧州より安いが、化石燃料が安いアメリカや、水力がメインのカナダ、原子力が2位の韓国に比べると高い。
これは産業の競争力にも影響するので、日本のように製品の輸出に頼っている国にとってはとても大事な問題だ。

こういうことが知られていない。
新聞にも載らないし、国会でも議論にならない。
今注目されている半導体など、電気がたくさん必要なのだ。
電気代はその競争力の一端を担っている。
TSMCが九州に立地を決めたのも、九州は原発比率が高いということもあっただろう。
今の日本は、そういう企業に来てもらって、雇用を生み出さないといけないのだ。

単に再エネは勝手に発電するから安い、というような感覚で考えてはいけない。

付加価値の高い雇用を生み出すのは、日本を豊かにするために必要なのだ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
卒業生2
以前、卒業生の話を書いた。
その後音信不通になっていたが、久しぶりにメッセンジャーで連絡があった。
いくつかメッセージを出していのだが、返事がなかったのでどうしたのかな、と思っていたら、アプリがアンインストールされていたらしい。

向こうも連絡をとりたいと悩んでいて、今日気づいてアプリをインストールしたら、ぼくから連絡があったことがわかったとのこと。
何か話したいことがあるのかもしれない。

前にも書いたが、彼女のやっている仕事は不登校支援のNPO法人のフリースクールと、スクールカウンセラーの2つの仕事。
どちらもあまり収入は期待できない。

スクールカウンセラーの給料は非常勤では週1回で月に44000円ほど。
掛け持ちしているから、週に何日行けているのかわからないが、2回行っても88000円。
それとNPOの正職員の給料になる。
どれくらいの収入があるのだろうか。

土日は暇しているから、いつでも声かけて、と返事しておいた。
都合が合えばつもる話をしてみたいものだと思う。

しかし、いつの間にか「いつまでも元気でいてください」などと言われる年齢になった。

彼女を指導したのは2011年だったか…。
もう12年前になる。

まだ元気でいられるということは、ありがたいことだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
24時間テレビ
いろいろ問題が出ている24時間テレビ
日本テレビはまだ存続させたいようだ。
系列の地方局で募金の横領が発覚し、あきれた状況がわかったのがきっかけ。
しかし、以前から批判はある。

何と言っても、批判はチャリティーと言いながら出演の芸能人に高額のギャラを払っていることだと思う。
一般人はギャラなしのボランティアであるにも関わらずだ。
普通はオカシイと思うだろう。

系列局の横領どころではない。
チャリティと銘打って。タレントはギャラをもらい、集めた金の使途はいい加減。

2019年にデーブ・スペクターが24時間テレビを批判してこう言っている。

「障害を持つ方へのサポートを目的にしているはずなのに、実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのために続けられている」

「僕は、本当のボランティアとは何かを、大好きな日本の皆さんに分かってほしいだけです。すみません、オチはありません」

本当にそうだと思う。

今月、日テレ系31局で構成される公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会が、内部調査の結果と、外部弁護士を含む不正防止対策チームの助言を基にする再発防止策を発表した。
これは主に寄付金の取り扱いに関するものだけ。
まあ、横領の対策だから、仕方ないのかもしれない。

しかし日テレは、もう賞味期限が切れた番組を延々と続けているように思える。
肝心の、チャリティ番組でありながら、出演者にギャラを払っているということには何も答えない。
答える義理もないのかもしれない。
踊る阿呆に見る阿呆という理屈か。

嫌なら見なければいい、という開き直りすら感じる。

断末魔の民放地上波だ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
人種差別
2021年、パリのパンデミックの最中に、在仏日本人が顔に塩酸をかけられるという事件があった。
ほとんど報道されなかったが、Rikaママのブログに出ていた。

当時は中国由来のコロナウィルスということで、アジア人が恨まれていた。
パリの人たちは外出や集まりが制約されていて、ストレスも溜まっていたのだろう。
そんな中での事件だった。

ぼくは1988年の春から夏の3カ月間フランスにいた。
その時に、大学の留学プログラムで来た大学生の引率の先生と一緒にレストランに行く機会があった。

ぼくは普段はホテルで自炊していたので、会社の人と一緒に行く時しか外食などしなかった。
時にホテルのレストランで食べることはあったが…。

その時にレストランで先生が何かフランス語で話して、席に案内された。
わけもわからず、席についたら、先生が言った。
「フランス語を話せないようなアジア人は、レストランで末席に案内されるんです。」
そういえば、ホテルのレストランでも窓側には案内されたことがない。
思い当たることがあったから、「ああ、そうだったんですか」と返事した。

入ってレストランで何を話したのかと聞くと、普通のフランス語で挨拶して、まともなフランス語に相手がビックリして「仕事は何をしているのか」と聞いたらしい。
「大学の教授で、学生を引率してきた」というと、上席に案内されたということだ。

「日本では大学教授はたいした身分ではないけど、こっちでは扱いが高いんですよ」という。
なるほど、そんなものかと思った。

30数年前でも、そんな状態だったのだ。
それほど異民族と一緒に暮らすのは難しい。

岸田首相は外国人留学生だけに給付の奨学金を出すなど、移民を増やす方向で考えている。
日本人は(外国人を受け入れないから?)差別主義者だとも言ったらしい。

一方でヨーロッパでは移民を入れすぎて、揺り戻しが起きている。
やっぱりいろんな問題が発生するのだろう。

ぼくは日本人は異民族とそんなにうまくやっていけないと思う。
お客さんで来てくれたら、大事にするが、一緒に生活するとなると変わる。

岸田のやっていることは危ないと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
中学生の生徒
ギター教室では、中学生女子2名を教えている。
一人は全くの初心者なのだが、もう一人は別の教室で学んでいた経験者。
小学校時代から来ており、最初はなかなか歌も声が出なかった。

中学に上がって、もうすぐ中2だ。
最近は歌も小さな声だが歌えるようになった。

中2生のやりたい曲は難しい。
最近ではヨルシカの「だから僕は音楽をやめた」とか、椎名林檎の「丸の内サディステック」とか、こちらがついていくのが大変。

教室では基本的には自分のやりたい曲を聞いて、それをやるという方針だからそうなる。
やりたい曲でなければ、やる気が出ないからだ。

その生徒が先月くらいから「ギターが楽しい」という。
「そうかそうか」と喜んで聞いていたのだが、こないだのレッスンの時には弦が汗で黒くなって、かなりヘタってきている。
本当に弾いている証拠だ。
聞くと試験中で部活がないので、今日はずっとギターを弾いていたという。

最初のラーニングプラトーを超えたということだ。

本当に一皮むけて上手になった。
ストロークはもちろん、アタックミュートもできるようになったし、アルペジオも弾けるようになった。
課題を言ったら、言っただけ頑張ってくる。
中学でギターを好きになって、一生続けることもできるだろう。

ひょっとしたら、第二のあいみょんにならないだろうか…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
2023年に売れなくなったもの
昨年の売れ行き不振のものが特集されていた。
1位は体温計、2位は殺菌消毒剤、3位はマスクという結果。
逆に売上が伸びたのは、1位が強心剤、2位は口紅、3位はほほべにだ。

1位から3位がコロナ関連ということで、その影響は大きかったということだ。
以前、学生からマスクを買いに来た高齢者の話http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/?eid=238444を聞いたが、当初はマスク不足。
ワイドショーが煽って、それを見られる暇な高齢者がドラッグストアなどに殺到して大変だった。
注意喚起は必要だが、あれはやりすぎだったと思う。

逆に売上が伸びた方は、1位が強心剤、2位が口紅、3位がほほべに。
1位の強心剤はワクチンの影響かもしれないが、2位、3位はやはりコロナ関連。
マスクをしなくなったので、口紅やほほべにの売り上げが以前に戻りつつある、ということだろう。

マスコミや「専門家もどき」が煽ったコロナでものが売れなくなったり、逆に売れたりする。
そういう意味ではまだまだマスコミの影響は大きい。

主要国ではもう地上波のテレビなど終わっている。
時代はネットなのだ。
日本の地上波は巧みにBSやケーブルテレビの力を削いできたが、さすがにインターネットの力には抗し得ない。
テレビが主力だった時代の人たちが惰性で見ているが、その人達がいなくなればもう地上波は廃れる運命。
最後の徒花という感じだ。

そういうメディアが煽りに煽ったコロナ。
それが経済にも大きな影響を及ぼしているのがよく分かる。

12兆円が使途不明だという。
政治家が頑張っているという意思表示をするために、やりまくった感もある。
もちろん、お金は医療機関などが潤った証でもある。
その利権を守ろうと出てきたのが、武見厚生労働大臣。
医師会のドンを厚生労働大臣にするとは、岸田首相は増え続ける医療費を減らすつもりなど毛頭ないのだろう。
それが若者やこれから生まれる子どもたちの負担になり、少子化を加速させることはわかっているのだろうか。

3年間続いたコロナ騒動。

ちゃんと収支をはっきりさせてほしいものだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
サントリー不買?
「#サントリー不買運動」というような動きが、去年の夏以降出てきているらしい。
原因は今の社長である新浪剛史氏が、経済同友会の会長として出した発言だという。
一つはマイナ保険証の普及のために現行の保険証の廃止について、廃止時期である24年秋を守らないといけない、という発言。
もう一つは、医療費の削減のために健康寿命を延ばすために、病気になってからの対処療法ではなく、元気でいられるための医療保険に切り替えていくために、国民皆保険制度に触れた発言が切り取られて拡散した。
三つ目はジャニーズの問題に絡んで「チャイルド・アビューズ(子ども虐待)は絶対にあってはいけない」と言って、ジャニーズを使わないと宣言したことが、一部のジャニーズファンを刺激したことらしい。
その他にも、「45歳定年制」の提言とか「桜を見る会」への酒類無償提供とかがあるという。

最初の2つは、どちらも経営者、労働者だけでなく、国民全員のためになる発言だと思う。
以前にも一度「保団連」という記事を書いたが、今の保険証の廃止に反対している団体は、保険と医療の個人への紐づけに反対しているのであり、それは紐付けられたら困るからだと思う。

今の保険証は写真もなく、本人確認もいい加減であり、それをわかっていて不正をやっている一部の医療者もいると思う。
だからこそ、保団連があれだけ反対するのだ。
彼らは保険証をレンタルして儲けている業者がいることも知っているのだろう。
それが自分たちの儲けにつながるなら、放置しようということだ。

ぼくはカードにこだわっているわけではない。
別にマイナンバーカードにしなくてもいいから、保険証を本人確認できるように写真を義務付けたり、本人確認をちゃんとしない医療者を罰するような法律を作ってもいい。
要は、これから増え続ける医療費を抑え、若い人たちの社会保障費を減らすことが必須なのだ。

日経では、POSデーターを使って、この不買運動が効いているのか、という検証をしている。

結果は、ビールは不買運動が盛り上がった時期にシェアを伸ばし、カクテルドリンクでもシェアを上積み、ノンアルコールでもトップシェアを堅持している。
ソフトドリンクでも主要7カテゴリーで健闘しており、不買運動の効果は見られない。

結局サントリーの不買運動は、一部の反社会的な活動家もどきが騒いでいるだけ、ということだろう。
だいたい、サントリーの不買運動がある事自体、記事を見るまで知らなかった。

チャイルドアビューズのことも、45歳定年制のことも、常識的な話だ。
こんなのが不買運動につながるということ自体、おかしいと思う。
ネットの上ではごく一部の人たちがバカ騒ぎをすれば、それが大きな運動のように見える、という見本みたいなものだろう。

逆に、サントリーの製品を買おうという気持ちになったぞ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
AIDAS
AIDASというのは、生成AIを使ってやりとりし、新しい発見をするというようなことらしい。

最初の2文字は文字通りAIのこと。
次のDはDesign、設計のことで、AはAction、購買のこと、そして最後のSはShare、共有ということだ。
つまり、生成AIとの対話によって、顧客が自ら設計(画像生成)して、購入し、それを共有するというプロセス。

これをクルマのデザインにも使えるというのが、ホンダの北米でのEVの発表。
来場者がスマホで特設サイトにアクセスして、乗り物(クルマ、バイク、飛行機)、自分の夢を文章で入力すると、それを具現化したような乗り物の画像が生成される、という具合。
まあ、実際のクルマとはだいぶかけ離れているが、近未来を感じるということだろう。

生成AIは画像も生成できるので、そういうことが可能になる。
実際にJapan Mobility Show 2023でも、生成AIを使ったデモを自動車メーカーがやっていたらしい。

デザイナーが設計するときのアイデアのもとになる画像が、簡単にできるということだ。
実際にはデザインにはいろんな制約がある。
空力や騒音、強度、実際の乗り降りのしやすさなど、考慮すべきことが多い。
フロントグリルのライトの形やウィンカーなどの装備の制約もあるだろう。

だから、イメージの絵と実際に出来上がったクルマはだいぶ変わってしまう。
それでも、生成AIがたくさんのイメージを作ってくれたら、開発時間は短縮するだろう。
そこに、顧客の意見も反映されたら、いいかもしれない。
アンケートなどでは表せないものがあるからだ。

生成AIは、そういうふうに使われていく。

モデルを使わず、生成AIが作った画像を使うなどの動きはもう始まっている。
実際に撮影をする必要がないので、経費は安くなるのだろう。

そういうクリエイティブな領域は、今まで人間の世界だった。
でも、学習機能がある生成AIなら、こういう人が作りたいというひな型の画像を学習させれば、好みも反映できる。

思わぬところで、人間の仕事が減っていく。

生成AIの活用はどうなっていくのか、今の若い人たちは大変だ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 08:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
貧乏性
知り合いの相談員の話。
今日久しぶりに会って話をした。

60歳を過ぎてキャリアの資格を取り、カウンセリングの仕事を始めた。
数年後に胃がんの手術をして復帰。
現在は母親の介護で家族から離れて暮らしている。
今日聞いたら、だいぶ認知が進んで大変だとのこと。

大手企業で定年まで過ごしている。
聞くと、今は生活を楽しんでいるという。
お金を置いておいても仕方ないので、景気よく使っているらしい。

以前ギブソンのギターを買ったというのは聞いていたが、今度はマーチンも買ったという。
それどころか、海辺に別荘を買い、クルーズ船の運転免許も取って、レンタルして休みにはクルーズ船を運転しているという。
何人か、仲のいいカウンセラー仲間も来てもらったので、また行こうと誘われた。
クルーズ船を運転している動画も見せてもらって、喜んで行くと伝えておいた。

いい生活だと思う。
アクティブな人はうらやましい。

ぼくは生来の出不精で、アウトドアの趣味はないので、そんなことは無理だ。
ギターくらいいいものを買おうとも思うが、そんなにうまくないのでそこそこのギターで十分という気がして、なかなか20万以上のものは買えない。

いいコンピューターを買って、ソフトをインストールし、自宅で録音して音楽を作るというのが夢。
それならそういう機材を買って、さっさとやればいいとも思うが、なかなか腰が上がらない。
思い切りが悪いのだ。

それをするための購入資金は50万もかからない。
いらないものを全部処分して、方向転換してやればいいと思う。
でも、買っても使い方を勉強しないとだめだ。
その自信もだんだんとなくなっている。

いまだに実家から持って帰った本を積んで、昔の鉄道模型も置いてあるし、もう背表紙が色褪せた昔の本も捨てられない。
貧乏性なのだ。

優柔不断でいるうちに、身体が動かなくなって、結局何もしないで人生を終える。
まあ、それもまたいいかと思ってしまう。

タイムリミットは近いぞ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 18:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
歌いすぎて喉が痛い
昨日はバンドの練習で、2ヶ月ぶりで3時間スタジオでやった。
5人のメンバーで、いつも通りやる。
4人は高齢者で、オヤジバンドだ。

荒木一郎の「今夜は踊ろう」、ビリー・バンバンの「また君を愛してる」から始まって、70年代の洋楽をやる。
続いてビートルズのナンバーで「All my loving」「Ticket to ride」「In my life」「And I love her」。

今回は自分のベースではなく、レンタルした。
フェンダーのプレシジョンベースというやつ。
4本の弦の幅が短く、ギターに近いから弾きやすい。
さすがロングセラーのベースだ。
ボディが大きいので敬遠したが、やっぱり弾いて決めたらよかったと後悔した。

3時間やるとさすがにしんどい。
ちょっと息切れ気味で終了して、今回は元町で新年会をやった。

3時間のほとんど声を出したので、ちょっと喉が痛かったが、それがだんだんひどくなってきた。
宴会を終えて家に帰る頃には、つばを飲み込むとかなり痛くなった。
カラオケで喉が痛くなることはあるが、こんなに痛くなることはない。
休み休みやったらよかったと後悔した。

帰ってからもどんどん痛みはひどくなる。
仕方がないから、ロキソニンを飲んだらマシになった。

「歌いすぎて喉が痛い」で検索をすると、いろいろ出てくるが、ちゃんと喉を開いて歌うことが大事らしい。
第九で声楽の先生がやっていたようなことだろう。
ただ、楽器を弾きながら歌うとなると、なかなか意識しにくくて、どうしても喉で出してしまう。

痛み止めでおさまったが、切れたらどうかはわからない。
昨日の夜はだいぶひどかったから、ちょっと気がかり。

ムリは禁物だ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
知識の軽視
新しい教育などという事を考えている教育関係者は、これからは知識の時代ではない、という。
検索ツールや人工知能が発達して、知識よりも分析や評価、創造といった力が大事になる、という論調。

昔なら1日がかり、いや何日もかけて調べないとわからないようなことが、スマホで検索すればすぐにわかってしまう。
だから、知識をつけるということの優先度は下がるという。

そんなはずはない。
そもそも知識がなければ、問題意識も持てないし、考えることもできない。
その場で検索して知った知識を元に考えても、浅いことしか出てこない。
知識があるからこそ、問題意識が持てる。
この「問題意識の深さ」が一番大事なのだと思う。

だから、検索してすぐわかるようになっても、知識を持つというのは大事なことなのだ。
すぐにわかるようになったのなら、それだけたくさん知識を持てるようになる、ということならわかるが…。

何度か書いたはずだと思って見たら、暗記することや、知識が必要などで書いていた。

どうして教育関係の人たちは「知識」を軽視するのだろうか。
昔、「詰め込み教育」を批判したときも、わけもなく知識の詰め込みすぎは良くない、と言っていた。
知識を持つことはそんなに軽視すべきことなのだろうか。

知識は考えるための基礎なのだと思う。
英語であれば単語だ。
単語の記憶量が少なくて、英文を読む時にいちいち単語を調べていては、恐ろしく効率が悪い。
文章を深く読むこともかなわない。

そういうことから、知識を簡単に得ることができるようになったら、それだけたくさん知識をつけるべきだ、と考えないのだろうか。
知識があるからこそ、分析や評価、創造などが可能になるのだ。
その場で得た知識だけでは表面的なことしかできない。

教育学に関わる人たちは、なぜ知識を軽視するのか、調べてみるとこのページがヒットした。
まさに、そういうことが起こっている。

教育者の役割は、知識をつけないと困るということを教えることが第一だろう。
それがしんどいから、手抜きをしているとしか思えない。

知識は大事なのだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
かぼすちゃん
フランスのニュースで日本の柴犬が取り上げられていた。
柴犬カフェとか、人気の柴犬とかが紹介されている。

その中で、かぼすちゃんという柴犬が出てきた。
フォロアーが51万人もいるという。
1枚のインスタの写真がきっかけでブレイクしたらしい。

この柴犬は有名で、Wikipediaによると「2010年代以降、定番のインターネット・ミーム「Doge」(ドージ)の象徴として世界的に広く知られている」とのこと。
「インターネット・ミーム」とはどういう事かというと、

「インターネット・ミームはイメージ、ハイパーリンク、動画、画像、ウェブサイト、ハッシュタグの形をとる。それは単なる単語や語句、時には意図的なEngrishに代表されるスペル間違いをネタにする事もある。これらの小さな動きが社会的ネットワークやブログ、直接の電子メール、ニュースソースで伝わっていきがちである。それらは様々な既存のインターネット文化やサブカルチャーと関係することがあり、RedditやTumblrその他のサイトやUsenetの掲示板など初期のインターネットのコミュニケーション手段において作られたり拡がりをみせたりした。瞬時のコミュニケーションが口コミでの伝達を容易とするために、流行と評判はインターネット上で素早く拡大していく。しかし、多文化間や多言語間を瞬く間に拡散するため、これまでに、文化の盗用や他文化への配慮の問題も指摘されている」

ということだ。
何のことかよくわからないが、要するにネット上でバズった言葉というようなことだろう。

かぼすちゃんは、犬の愛好家たちから、絶大な指示を得て、ミームであるDogeのアイコンになった。
というか、かぼすちゃんがいたから、Dogeというミームが出来た、ということかもしれない。

かぼすちゃんの写真は今やNFT(Non-Fungible Token)となって、オークションで4億円以上の値で落札されたとのこと。
ほんまかいな、とびっくりする。

「2010年に公開された写真をベースとした本ミームは、2013年後半にKnow Your Memeの今年の「トップミーム」に選ばれるなど人気となった。ドージをベースとした暗号通貨のDogecoin(ドージコイン)が2013年12月につくられ、柴犬はスポンサー契約の一環としてジョシュ・ワイズのNASCARの車両にも登場している。ドージはアメリカ合衆国議会のメンバーや、デルタ航空の安全ビデオ、Googleのイースターエッグ、ウィアード・アル・ヤンコビックの曲「Word Crimes」のミュージック・ビデオでも取り上げられた。いくつかのオンライン投票やメディアはドージを2010年代の最高のインターネットミームの一つとして認識している。」

飼い主も驚いただろう。

千葉県佐倉市在住のかぼすちゃんの銅像も出来た。
それがニュースになっていたのだ。
費用はかぼすちゃんのオリジナル写真を持っているコミュニティが寄付してくれたらしい。
市長も出てきて、どんどん観光に来てほしいと訴えていた。

たかが犬の写真と思っていたが、すごい事になっている。
知ってる日本人はどれくらいいるのだろうか…。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
半年後診断
手術して半年経って、今週外来でCTとレントゲンを撮って診察してもらった。
結果は特に問題なく、ちゃんとピンも入っているし、腰椎の間に入れた金属もOKとのこと。

もうジムで運動してもいいですか?と聞くと、飛び跳ねるのは気をつけてほしいという。
腰椎の背中側に打ったピン4本は、腰椎の間にいれた金属さえひっつけば外してOKとのことだ。
肝心なのは腰椎の間に入れている金属。
それさえちゃんとひっつけばいいらしい。

先生は、ぼくは平均的にはあと20年くらい生きるが、その間は持つでしょうという。
20年も生きれるかどうかはわからないが、まあそれだけ持てば大丈夫だ。
死後に焼き場で金属を確認できるんだろう。

まだ術後の部分は痛みがある。
もちろん始終痛いわけではない。
痛い動作と痛くない動作がある。
中腰で動くような動作はやっぱり痛いし、階段を降りるときにはちょっと痛い。
でも、少しずつ良くなっているような気もする。
じっとしていたら、痛みは感じない。

脊柱菅狭窄症の足の痛みに比べたら、比べものにならないくらいマシ。
手術をしてよかったのは間違いない。

もうしばらく、この身体と付き合っていかなくてはならない。

だいぶ疲れてきたが…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
ロストレターズ・ミステリー
アメリカのTVドラマ。
90分の枠でやっていた。
こちらもヴァイオレット・エヴァーガーデンと同じく、手紙を扱うもの。

デンバーの「宛先不明郵便配達オフィス(Dead Letter Office)」が舞台。
ここのメンバー4人が、迷子になったレターを何とかして届けるという、一話完結のストーリー。
実際にDLOという部署があるのかどうかはわからない。
いつもながら思うが、Dead Letterというのが「宛先不明郵便」に当たる、というのはよくわかる。

バイオレット・エヴァーガーデンでも「届かなくて良い手紙なんてないのですよ」というセリフは印象的だった。

届かなかった手紙、ということ自体がミステリアスだ。
そして、だいたいが親しい人への手紙だから背景が書かれていない。
そこで、消印や切手などを手がかりに、届け先をメンバーが推定するという仕立て。

シリーズが進むにつれて、メンバー間の関係が変わっていくのも興味深い。

予算があるからこういうドラマが作られるのだろう。
今の日本の民放では、こんなドラマはとても作れないと思う。

今や私信は全てメールの時代。
若い人など、手紙など書いたことがないだろう。
10年以上前、学生に漢字検定の試験をやって、返信用の封筒を書かせた時には驚いた。

A4サイズの封筒に、自分の住所と名前を書くだけなのだが、字のバランスや縦書き、横書きなど、学生の数だけ書き方があった。
次の年から、スライドで見本を大写しにして書かせたが、それでも小さな字でバランス悪くなる学生もいたなあ。

遠く平安時代は、歌のやり取りがメインのコミュニケーションだったという。
それがだんだんと現代に近づくにつれて、郵便制度が整備され、手紙が主体になった。
古い文豪の全集には、書簡集の巻がたいがいあったと思う。

それが電話からメールに取って代わられ、今やLineなどのチャットになっている。
相手が見たかどうかも確認できるし、即時に届くので便利になった。
それしか知らない世代が、どんどん増えていき、手紙を書いたことがある世代が去っていく。

そんな時代になっても、手紙は残るのだろうか。
このドラマを見ていて、そんなことを思った。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
アメリカは大寒波
日本も今日は大雪だが、アメリカも寒波に襲われているらしい。
アメリカは日本よりも純粋なEVが多いので、いろいろ問題が起こっている。
その中で、こんな記事を見つけた。
この人の意見は正しいと思う。

20代の頃、北海道でスノータイヤのテストをやっていた。
外はマイナス10度台だったと思うが、そこで路面の整備をやっていた時のこと。
ちょうどカセットのウォークマンが流行っていて、ぼくも路面を竹箒ではきながら音楽を聞こうと思って、巻き戻しをしたら、途中で止まってしまった。

電池はまだ新しいはずなのに、電池切れの様子。
低温では化学変化が起こりにくいから、電圧でも下がったのかと思って、宿舎に帰れば大丈夫だろうと思ってやってみた。
ところが、もうその電池は放電しきっていて、使えないのだ。
マイナス10度くらいのところでは、その電池のパワーは使えないということを身をもって知った。

充電して何度も使えるリチウム電池でも、同じことだ。
寒いところでは使える時間が短くなったり、そもそも負荷に耐える力が出なかったりするのだろう。
おまけに充電にも時間がかかるから、充電ステーションは大混雑しているらしい。

今のEVでは、寒いところでは使えないということだ。

この記事の著者が最後のところで言っている。

「そもそもバッテリの製造や廃棄の段階での環境負荷がどんだけ高いんだよとか発電や送電のコストは無視して目先の電気代とかだけで考えるのはどうよとか、電力インフラの整備が体力的に可能な国や地域だけが対応できるけれどそれが不可能な国や地域ではEVなんてあり得ないよという指摘があったりします。他にも国家からの補助金ずぶずぶで普及を図った上に他国への輸出に力を入れるのは不当だという主張や、果ては原理主義的に発電のための化石燃料を輸入してブンブン発電してその電力をEVの充電に使い化石燃料を使う車両の製造販売を止めようとしている欧州は正気なのかとかいろんな議論があることから目を背けたり単純に批判したりするべきではないとも思っています。

社会や地球規模での各種の影響まで考えていろいろなアクションを取るべきだという総論に関しては一切反論は無いのですが、各論として特定の技術に対して極端に肩入れして対立する「古い技術」を排除することに集中しすぎるのはどうなんだろうかという気持ちを捨て去ることができていません。」

全くそのとおりだと思う。

今年はだいぶ揺り戻しがあるだろう。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 13:17 | comments(0) | trackbacks(0) |