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2018.05.31 Thursday
手紙
毎週聞いているNHKラジオの日曜名作座で、先週から代書屋の話をやっている。
手紙にまつわる短編だ。 聞いていると、やっぱり手書きの手紙を書くのはいいと思う。 その影響もあって、今日は久しぶりに手紙を書いた。 写真をゆかりのある人に送るためだ。 それにしても字が下手になった。 98年あたりから字を書くことが減り、ワープロが増え、最近は殆ど書かない。 ここ20年ほどは、文字は打つものになった。 だいたい、封筒の縦書きがひどい。 ただでさえ字を書かないのに、縦書きをするのは本当に嫌になる。 うまく書けないからだ。 小学校のころ、明治製菓の製品を買って、シールを集めて送ったのがおそらく初めての縦書きだったと思う。 その後、中学になったら年賀状を書き始め、ずっと書いていた。 それも2000年くらいには、年賀状はプリンタに変わったし、メールが発達して封書など出さなくなった。 日本は明治以降、郵便の制度を広げてきて、便利になったから未だにやめられない。 ダイレクトメールが届く。 途上国なら、最初からメールと添付ファイルになっているのだろう。 話がそれた。 手書きの文字というのは、それなりの良さがある。 未だに就職関係の提出書類が半分以上手書きなのも、そこを見ているからだ。 字は人を表すということだ。 80年代には海外とのやり取りが多かったが、ヨーロッパやアメリカの人たちでも、時々びっくりするような悪筆があった。 FAXが来て、アルファベットだが、読めないこともあった。 慣れると読めるようになるのだが…。 エラくなると、秘書が書いてくれたりするからいいのだろう。 時々海外の空港で、ボイスレコーダーを持って喋っている人がいた。 出張報告を喋っているのだろうと想像した。 懐かしい思い出だ。 今日は比較的調子がよく、まあまあ読める字が書けた。 何枚かは失敗してゴミ箱行きになったが…。 昼からポストに入れに行くことにする。 |
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