考えたこと2

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誰が止める
Twitterで、「太平洋戦争は3年9ヶ月で終わったが、コロナはもう3年。」と書いてあった。
「日本は止めるのが下手」という言葉もあった。
始めたら、やめられない、というのが日本の組織。

太平洋戦争は昭和天皇という絶対権威の存在がいたから、やめることができた。
陸軍や参謀本部はまだ続けたいと思っていたが、さすがに新型爆弾(原爆)の威力を見て、昭和天皇が終戦を決意したということだろう。
玉音放送を聞いて、国民が戦争が終わった、と説得された。
それは天皇が言ったからだ。

今回のコロナはどうなんだろう。
もうインフル並みになっている。
最初はインフルよりも重症化率が高いと言っていたが、オミクロンになって、感染者数が多いと言って当初と反対のことを厚労省は言い出した。

ちょうど昔の日本陸軍と同じだ。
続けないと、予算がつかない。
彼らが戦争を続けたかったのと同じく、とにかく、コロナ禍を続けたいのだ。
結局は組織の維持や利権が絡んでいる。
そんな事のために、国民を巻き込んでいるのだ。

誰かが言わないと、コロナは終わらない。

もう大多数は、終わりたいと思っている。
それは終戦前と同じ。

でも、言う人がいないのが今の日本。

このまま沈んでいくのだろうか。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
エフェクター断捨離
前回ハードオフにも書いたが、ギターの古い機材を処分している。
今回は比較的使えるものを楽器屋に持っていった。

BOSSのコンパクトエフェクター、TW-1、DM-2、PH-2、PSM-5、ヤマハのCO-10M、ProcoのRAT、名器と言われているBOSSのCE-1。
買った時の総額は8万くらいだったが、売れたのは12万8千円。
結果的に得をしたことになる。

今はアンプにエフェクターが内蔵されていて、ほとんどエフェクターは使わない。
音を歪ませる人は、歪み系に凝る。
単品のエフェクターを使うことも多いらしい。

ぼくはあまり音を歪ませないので、使うのは音のレベルを揃えるコンプレッサー、厚みを増すコーラス、そして残響系のディレイとリバーブあたり。
今はデジタルのマルチエフェクターの安いやつで、きっと十分だと思う。
使いたい人がいて、高値がつくのだから、使いたい人に使ってもらおうと楽器屋に持っていった。

今日はとりあえず帰ったが、糸巻きの部分がないヘッドレスギターを見てきた。
とにかく、軽いギターが欲しい。
でも、なかなか踏ん切りがつかない。

ギターのコレクションをしている人もいるが、一人で弾けるギターの数はそんなに多くない。
すでに、アコギが1台、エレアコが1台、ソリッドが3台、セミアコが1台ある。
どれかを手放さないといけないと思う。

もう少し迷うことにしよう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
5類化の骨抜き
今朝のニュースを見て、呆れた。
ようやくコロナを感染症法の2類から5類に変える「検討を開始する」らしい。

重症化率が低いのだから、特措法に基づけばもう2類にしているのはおかしい。
明らかにインフルエンザ並か、以下なのだ。

だいたい、2類というのはエボラ出血熱のように感染したら死ぬというような病気の分類。
誰がどう見ても、最初からコロナはそんな病気ではなかった。
それは結果論だが、1年も経てばわかっていたはず。
それを放置した罪は重い
5類というのは、季節性インフルエンザと同じ扱い。
それでいいと思う。

厚労省の中には、まだ変更は早いという勢力もあるとのこと。
バカではないか。
海外からは笑われていると思う。

と思ったら、「5類にしても費用は国が負担」という意見もあるとのこと。
そんなことをしたら、5類にする意味がない。
国が負担といって、国が金儲けをしているわけではないから、払うのは納税者だ。
その金を儲けたい勢力がいる。

もういい加減にしてほしい。
タダだから、検査も増えるし、ワクチンも打つ。
それを有料にするのが5類の意味だ。

ほとんど無駄に使った100兆円ではまだ足りないのか。
バカにつける薬はないというが、逆に薬を欲しがっている有様。

感染症対策の社会的な負の部分をもっとちゃんと見ないといけない。

つくづく、日本は法治国家ではないと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 09:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
四則演算ができない高校生
2014年に「9-3÷(1/3)+1=?」という記事を書いた。
これは企業が、新入社員が計算ができないという報告だった。

そこから8年経って、今度は「四則計算できない高校生がいる日本の厳しい現実支援員を奮闘させた「本当は勉強したい」気持ち」という記事が出た。
こちらは教育困難校の実態だから、その通りだろうとは思う。
実際、四則演算ができない大学生もたくさんいる。
それはぼくが見てきた。

だから、高校でもできないんだろうと思う。
記事では、学習支援員の姿をルポしている。

この中で紹介されている学習支援員のOさんというのは、社会福祉法人に勤め、定年退職後、地域で困りごとを抱える人をサポートするNPO団体に入り、学習支援員に応募して採用されたという方。
進んだ自治体にはエンカレッジスクールとか、チャレンジスクールとか、要するに学び直しができるという学校があり、そこで働いている。

そういう学校では基礎学習を主体に実施しており、国語、数学、英語の3教科がメイン。
英語はアルファベットからとか、数学も四則演算からとか、国語はひらがな、カタカナの正しい書き方からとかいうような内容。
今の下位の大学生を見ていると、たしかにそのあたりからやらないといけないと思う。

企業でも、新入社員のレベルの低下を見て、学び直しをやるところが出てきた。
大手機械メーカーのクボタは技術系新入社員を対象に、機械設計の基礎を教育している。
現場から、若手の学力不足を懸念する声が出たからだ。

ぼくもエラそうなことは言えない。
入社して配属されたときに、呆れられたことがあった。
だから、勉強したのだが…。

今の大学では35%補習授業をしているという。
それは、入試を簡単にした大学自身にも原因はある。

しかし、一番悪いのは義務教育が崩壊状態なのにそれを放置している教育の専門家たちだろう。
学校の先生、教育委員会、教育の専門家と称する人たち、そして文科省など。

すでに90年代に「分数ができない大学生」ということが言われていた。
それをそのまま放置しているから、こんなことになった。

小学校、中学校でちゃんとやらないから、こんな結果になるというのは当たり前。
教育の自称専門家たちは、これをどう考えているのだろう。

授業がわからないから、学校が面白くない。
こんな当たり前のことがわからないのだろうか。

彼らの罪は重いぞ。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:00 | - | - |
ポジショントーク
こないだ学生と面談していて、「国際協力はきれいごと」という珍しい言葉が出てきてびっくりした。
だいたい、学校では「きれいごと」をそのまま教えるものなのだが、やけにはっきり「国際協力は自国の利益になるようになっていると分かりました」と書いてある。
ぼくはそれは正しいと思うが、ホントにそう書いてしまっていいのか?と聞いた。

その学生は「ビジネスの先生がそう言ってたから、間違いない」と答え、納得がいった。
なるほど、ビジネス系の先生が言ったのか、それならわかる。

学校では「平和学」なるものを教えているので、普通はみんな「国際協力はいいものだ」と習うのだ。
でも、ビジネス系の先生が言ったのなら、本音の部分を言ったのだろう。

国際協力はきれいごとで、みんな自分勝手なのだ。
エントリーシートを書き直さなくていいのか?と聞いたら、これでいく、という。

世の中はほとんどがポジショントークで成り立っている。
みんな自分の身が大切なのだ。
でも、そう言ってしまえば、身も蓋もない。

だからこそ相手の立場に立つことは、難しい。
それができるのは、稀なことだからこそ、貴重なのだろう。

そんなことも教えている先生がいることがわかって、ちょっと嬉しかった。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 11:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
歯医者
ぼくは目はいいのだが、歯が悪い。
何度歯磨き指導されても、直らない。
というか、こっちは真面目にやってるつもりなのだが、ダメなのだ。
そんなわけで、どんどん義歯が増えた。

こないだ歯医者に行って、治療を受けながらぼんやり考えていた。
ぼくが生きているのだが、この肉体は借り物ではないかいうことだ。
もちろん、そんなことはなく、肉体の死は精神の死だ。

でも、この世での借り物、という気持ちもある。
借り物の身体が、使い物にならなくなって、一部人工的なものが使われる。
それが義歯ということになる。

歯など、末端の部分はまだ入れ替えが効くが、身体の中心部がやられると、一巻の終わり。
ぼくの人生という物語の「一巻」が終わる。
二巻はない。
昔無声映画で、弁士が最後に話していたという。

今まで歯医者でそんなことは考えたことがなかった。
特に、歯痛がひどかったときなど、早く抜いてくれと思ったくらいだ。
でも、今頃になると、なんとなく自分の身体の一部が使い物にならなくなるというのは寂しい。
「一巻の終わり」が近づいた、ということだ。

江戸時代など、隠居というのはせざるを得ないものだった。
なぜかというと、歯が悪くて人前で一緒に食事ができなくなったり、目が見えなくなったりしたからだという。
今でこそ、歯も目も治すことができるから、80歳、90歳になっても人前に出ることができる。
名実共に人生が長くなったのだ。

身体は借り物ということは、精神は別に存在してまた違う身体に乗り移るというようなことを考えているのかと思う。
死の問題がややこしいのは、だれも死んだことがないからだ。
死んだことがない、というのは死んで生き返った人がいない、ということ。
だから、経験談が聞けない。

それこそ、昔からいろんな哲学者や宗教者が言ってきた。
でも、最後の最後はわからない。
わかりようがない。

そうこうしているうちに、治療は終わった。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 17:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
教員不足問題
19日の日経に「教員採用、民間と競う 選考早期化・外部人材起用」という記事が出た。
教職の人気が低迷し、小中高校の教員採用の仕組みが見直されるという。
見直しの主なポイントは選考の早期化と、外部からの起用、ということらしい。

記事によると、教員の質の低下はひどく、デジタル教育などの遅れも大きいという。
確かにいろんなところで漏れ聞く状況はひどい。
先生がいじめを主導したり、タブレットの使い道がわからなかったりする。

文科省の指導も無茶苦茶だし、教育委員会は閉じた組織になっている。
小学校の教員はプログラミングや英語もやらないといけない。
もともと、教員自身がそれらの知識がないのに、どう考えても無理だろう。
それを強行したのが、教育委員会や文科省。
土台無理な話なのだ。

今回の答申に関しても、柱の一つが採用試験の時期を民間に合わせて4月にするという案だが、そんなことで効果があるのだろうか。
教育現場を変えないといけないのに、それを単なる時期の問題に矮小化している。

もう一つの柱が、外部人材の起用。
さすがに今回の答申では「教職員集団の適度な多様性が必要」ということが書かれている。
これは一般教員免許がなくても教えられる「特別免許」を活用して、民間経験があって専門性が高い人材の採用を促したとのこと。
特別免許を授与する基準は公表するらしい。

これも、あくまで専門性を求めており、あまり効果がなさそうに思う。
すでに採用試験の倍率が下がり、質の維持などできない、という状況への改善は見込み薄だと思う。
小中高の教員は、教育委員会も含めて教員ギルドになっている。

もっと社会に対してオープンなものにしないと、職場環境は変わらないと思う。
そのためには、異様に低い民間企業経験者の比率を上げることだろう。
日本の教員は教員という仕事しか知らない。
流動性が低いのは、給料がいいこともあるが、一旦教員になったら他の仕事ができない、ということもある。
他の仕事をしようとしない、と言い換えてもいいかもしれない。

教員志望の人が減っているのは、単に長時間労働の問題だけではないと思う。
それは今までの教育の結果なのだ。
自分の学校時代の体験から、教員になりたくないと思う学生が増えているのだろう。

それを議論しているのが、教育関係者ばかりというのが間違っている。
本当に社会に認められる、オープンな組織を作らないと教員不足の問題は解決しないと思う。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
温暖化の影響
今朝は外に出してあったサンダルに氷がはっていた。
おお、珍しいと思って通勤したら、ちょうど歩いているときに細かいあられが降ってきた。
濡れずに済んでよかったが、やはり今朝は寒かった。

そういえば、長いことあられも見ていなかった。
学生時代は雪もあられも冬に見た覚えがあるが、最近では珍しい。

都市部はコンクリートが蓄熱する温室効果で、非常に温暖化している。
雪が降らなくなったから、生活はしやすくなった。
これは温暖化の恩恵だ。

実際は温暖化で失われる命よりも、助かる命の方が多い。
寒さのほうがこたえるのだ。
IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の報告書には、その事実は都合が悪いらしく、ちょっとだけ出ているらしい。

農作物も温暖化すればよく育つ。
今まで気温が低くて作れなかった作物が、作れるようになったりする。
北海道の米ももっとよくなる。

実質的に、日本のような温帯ではそれほど影響はない。
東京の気温が九州並みになる、ということだ。
北海道では雪まつりはできなくなるかもしれないが、膨大な積雪対策の予算は減り、冬の暖房費は減る。
カナダやロシアのような寒い地域の国は、温暖化の恩恵を受ける。
北極海も船で通れるようになる。
だから、プーチンは地球温暖化などには関心がない。

海水面が上がる言っても、年に1センチほど。
十分に対応可能だ。

だから、今回のエジプトの温暖化会議では先進国は補償を求められた。
今まで温暖化の悪影響を散々言ってきたのだから、それは仕方ない。
結局は、温暖化を和らげる努力はするものの、1.5度目標は報告書から消えた。
その代わりに補償の問題が入ったのだ。

途上国はこれから石炭や石油を使って発展したいと思っているのだ。
それを先進国が使うな、という話は無理だろう。
100年後にちょっと暑くなる、ということのために、安いエネルギーを使わずに生活しろというのは、先進国のわがままだ、ということになる。

さらに、日本が膨大なお金をかけて、CO2の排出をゼロにしたとしても、たかだか3%の寄与しかないから100年後の温度は0.1度も下がらない。
それなら、クリーンコールの技術を輸出して、途上国の燃焼効率を上げるほうがよほどマシ。
日本はかなり省エネしているから、CO2を1単位減らすためのコストは世界で一番高いのだ。

来年は産油国のアラブ首長国連邦でCOPが開催される。
もっと補償の問題がクローズアップされるだろう。

この問題、欧州が中心でやっているが、どうなっていくのかわからなくなった。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 01:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
Twitterの変化2
イーロン・マスクがTwitterを買収して、Twitterはたしかに変わった。
前にも書いたが、この変化は大きい。

例えば、コロナについては、こんなツイートが増えたというか、見られるようになった。
今までは規制がかかっていたのかもしれない。

「医者が『かかっていい感染症なんかない』って絶叫してるけど、社会を回す上で感染を完全に防ぐことなんてできないんだから、結局、どこまで許容するかというバランスの問題なんだよ。今まで、肺炎球菌でもインフルでも、手洗いうがい程度の対策で後は一定の感染を許容して社会を回してきたじゃないか。」

「まだ正式な薬価は決まっていないが、塩野義の軽症者向けの薬。たった1日の症状を和らげるだけで薬価1人分10万円くらいという。
これが2類なら無料。健康保険破壊にまっしぐら。とっとと5類にして欲しいなら3割負担で3万円払って飲めよ。こんなバカ国は日本だけだぞ」

「私、本気で子供達のマスクを外してあげたいんです。
だから言いました
「いつまでも大人が外さないから子供は外せないんですよ。大人がリスクを背負うしかないんです。それには市民から選ばれた私達が見本となるしかないんです!」
て。伝わったか怪しいですが…
大切なのは子供達の健康と成長です」

「医療へのコロナ補助金20兆円弱。そのほとんどが空床詐欺、分類詐欺に使われた。つまり完全に無駄な支出である。その費用は手取りから引かれ、貧困化の原因になっていく。防衛費1兆円の増税で嘆くなら、数十倍以上の不正な医療支出を追及しよう。私は当初から第一人者としてこの問題を告発してきた。」

「コロナにかかっても、ほとんどの人は重症化も死ぬこともない。しかし、コロナ対策にかけた無駄な費用は確実に日本国民全員を死に追いやる。何より、それを今も継続している事がやばい。1兆円の防衛費で嘆く前にやることがあるだろ。」

この手のツイートが増えたのは事実。
今まで自主規制していたのだろうか。
残念ながら、イーロン・マスクは社長をやめるべきか?という質問をTwitterで行い、Yesが過半数だった。
もちろん、ぼくはNoに投票したのだが…。
オーナーであることは変わらないから、新しいCEOも同様の方針で行くのだろう。

日本支社の半分がクビになったということだが、それはいいことだったと改めて思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
介護職の転職
卒業生で今は地元で介護職をやっている卒業生が来た。
卒業証明書をもらうためだ。

今年の4月に卒業したばかり。
半年ほどで転職を計画している。
話に来てくれたので、理由を聞いた。

今は特別養護老人ホームでシフト勤務だという。
きつい仕事だ。

やっていて、入居者の人たちを見ると、気の毒だという。
認知がひどく、もう食べさせるだけの人もいる。
家族が来てもわからない。
2年位一度も家族が来ない人もいる。

そういう入居者にサポートが必要になって、お金がいるという時は電話をかけて了承を取る。
こころよく了承してくれるが、家族は来ない。
来ても、入居者は家族のこともがわからないからだ。
遠方にいればなおさらだ。

糖尿病のひどい入居者は、足が腐ってくるという。
そういう入居者も見ないといけない。

生きている意味を考えさせられるという。
どうしてこんなになっても生きていないといけないのか、ということだ。
自分なら嫌だと思うのだ。

そこは看取りの契約をしているとのこと。
看取りだから、積極治療はしない。
死んでいくに任せるのだろう。
もうすぐだな、という入居者は注意する。
こないだ、夜中に一人亡くなったとのこと。

ぼくは、そんな仕事を若い人にやらせない方がいいと思う。
体力的なきつさより、精神的にきついことが重い。
そういう現場にいる人たちは、そうまでして生きさせないといけないのか、と本心では思っていると思う。

今の日本では、生きていることだけに価値を置いている。
生の質など関係ない。
ただ生きていればいい。
それでお金が入る人たちがいるからだろう。
高齢になるほど、医療費、介護費が膨大になる。

こんな社会はもたないと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
ジャーナリストの意識
世界のジャーナリストにアンケートをした結果がTwitterに出ていた。
Worlds of Journalism Studyの2012–2016年分の調査発表ということらしい。

それによると、「あなたの仕事で『事実をありのままに伝えること』はどのくらい重要ですか? 5段階で答えてください」という問いに「extremely important(至要)」「very important(とても重要)」と答えたジャーナリストの比率が世界的に見ても少なかったという。
具体的な比率では、アメリカ98.3%、フランス96.5%、イギリス93.0%で、日本はたった65.1%。

調査した68カ国で。「事実をありのままに伝えること」がトップに来ないのは、日本くらいと書いてある。
中国やロシアでさえ、それが1位になっているのだ。
さらに、「客観的な観察者であること」「人々が意見を表明できるようにすること」に重要性を感じている率が低い。

では、何を大事にしているかというと、「政治リーダーの監視と精査」「時事問題の分析の提供」「人々の政治的決定に必要な情報の発信」という項目。
これは実際に諸外国と比べて、段違いに高いらしい。

アンケートの結果はさもありなんと思う。
主要メディアのジャーナリストたちは、客観的な事実を伝えず、自分たちや会社の方針にしたがって、勝手に問題を分析し、それを政治的決定に必要な情報として発信している。
それが偏っていたとしても、事実と違っていても気にしない。
そういうことだ。

原発の事故の時は、放射能の危険性を煽るだけ煽り、2度にわたる国連の原発の報告書は無視し、他国の原発では海洋放出している水を汚染水と呼んで無駄なお金を使わせ、避難しなくてもいい人も避難に追い込み、震災直接死よりも避難してなくなった方がはるかに多くなった。
風評被害ということの大部分は、マスコミのジャーナリストが煽ったと言ってもいいと思う。

コロナに関しても、恐怖を煽る報道ばかり。
最初は仕方なかったとはいえ、その後海外との比較をすれば、日本はこんなバカなお金を使わずに済んだはず。
「専門家」もどうかと思うが、それらを使って結局マスコミが国民を煽ったのが現実。
高齢者しか見ないワイドショーを使って、マスコミのジャーナリストが国を滅ぼしている。

事実を報道せず、自分たちの偏った考えを優先する。
そういうマスコミジャーナリストの偏向を、自ら明らかにした結果だ。

もちろん、こういうこともマスコミのジャーナリストは報道しない。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
昭和の忠臣蔵
1985年制作の忠臣蔵を見た。
里見浩太朗が大石内蔵助、風間杜夫が浅野内匠頭、森繁久彌が吉良上野介。
前編、後編で2時間ずつ。
年末時代劇の特番の時代に作られたものだ。
この忠臣蔵は当時紅白の裏番組として放送されたが、結構高い視聴率を取ったらしい。

昔は年末といえば忠臣蔵だった。
ぼくが90年代に会社で設計をやっていた頃、当時の若手にはもう忠臣蔵は通じなかった。
まあ、同時代にもあまり通じなかったのは事実。

ぼくは落語をやっていたから、忠臣蔵は馴染みがある。
芝居噺によく出てくるのが忠臣蔵だ。
また、祖母が忠臣蔵が好きだったので、小さい頃によく付き合いで見たこともあった。

忠臣蔵は、浅野内匠頭の仇を討つという物語。
浅野内匠頭は、敵役の吉良上野介に賄賂を送らなかったので、接待の作法を教えてもらえず、恥をかいたということで、殿中で刀で切りつけ、切腹をさせられた。
そのため、浅野家は断絶、赤穂藩は取り潰しになって、家臣が主君の仇討ちをするのだ。
2年近くの準備をして、最後に残った47人がそれぞれ主人公だ。
そのリーダーが家老だった大石内蔵助。

浅野家の家臣は、主君の仇を討つという武士道の大義を果たして、一同切腹。
それが本望。

戦争中の特攻隊も、天皇陛下の国を守るという大義があった。
それに通じるものがある。

47人はそれぞれ生活もあれば、人間関係もある。
それらをすべて捨てても、主君の仇を討つという大義のために命を捨てる。

小学生の頃、祖母に聞いたのは、忠臣蔵をやれば客は入る、ということ。
それほど昭和の人たちは、忠臣蔵が好きだった。

今回もう一度見ても、やっぱり最後まで見てしまう。
モリシゲの吉良上野介も、にくたらしくてよかった。

物語の背景を知らないとわからない面もあるが、今の若い人たちはどうなんだろう。
もう、大義などバカバカしいと思うのだろうか。

昭和とともに忘れられていくのだろうか。

それはちょっともったいない気もするのだ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
京都アニメーションの作品。
こないだ地上波で劇場版をやっていたのを録画して見た。

ドールという架空?の仕事をしているヴァイオレット・エヴァーガーデン。
無国籍のアニメだ。
文字もオリジナル。
ドールは手紙の代筆業という設定だ。

そこで働くヴァイオレット・エヴァーガーデンは、戦争中に少佐に引き取られた。
感情を持たない少女。
戦争で少佐も彼女もケガをして、戦後を迎える。

ネタバレはしているのだが、このアニメは見ないと何のことかわからない。
ストーリーを言えば10分ほどで終わる。
ラブストーリーはそんなものだ。

戦争が終わって、亡くなったと思っていた少佐が生きていることを知り、再会を果たす。
感情的な紆余曲折を経て…。

でも、よくできたラブストーリーだと思う。
手紙の代筆業というのがいい。
電話ができて、手紙は廃れるが、それでも手紙でないと伝えられないものもある。
こういうのは2次元アニメでないと、伝わらないものがあるように思う。

このストーリーを実写でやっても、クサイ芝居になりそうな気がするのだ。
無駄なところを削ぎ落として、2次元アニメだからこそ表現できる、という気がする。

それにしても、録画で飛ばすとはいえ、CMの多さには辟易とする。
これでは誰も民放は見ないだろう。
短くても3分、長ければ4分もある。

残念ながらNetflixでしか見られない。
早くアマゾンプライムで見られるようになってほしいものだ。


| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 17:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
ボーダーフリー大学
今はどうなっているか、わからないが、ぼくが勤めていた大学はほぼボーダーフリーだった。
開学時は偏差値が65というような学校だったが、段々と下がり続け、ぼくが辞めた2014年にはほとんどボーダーフリーになっていたと思う。

ボーダーフリーというのは、一般入試で不合格者がほとんどいないから、偏差値がつかない大学のことだ。
今ネットで調べてみると、偏差値は35〜37.5という値。
実際には、推薦、AO入試でできるだけ集めておいて、一般入試は残りを埋めるためにやる。
一般入試といっても、A1、A2、B1、B2、B3、Cというように、だいたい5〜6回くらいのチャンスがある。
偏差値35というと、成績の下位10%という感じ。
30以下になると、意味がないと思う。
35はかろうじて…、というところ。

実際、一般入試のあとの教授会で合格者が決まるのだが、ボーダーフリーではよほどのことがない限り合格する。
下手をすると、全員入れても定員割れするような状態なら、教授会も自分たちの給料のことを考えて全員合格させる。
いざとなったら、カリキュラムの難易度や高校卒業程度の常識などおかまいなしだ。

そういう学校は推薦やAO入試でも、よほどのことがない限り合格。
背に腹は変えられない。

だから、必死でそういう学生を教育するかというと、一部のまともな教員を除いて、そんなしんどいことはしない。
食うために、入学させたのだ。
結局、自分たちの作ったカリキュラム、ひいては教育システムを放棄していることになる。

なぜ突然こんなことを書いたかというと、朝比奈なを氏という教育ジャーナリストが記事を書いていたからだ。
記事の中にこう書かれている。

「確かに、近年は、定員を充足していない大学が全大学数の半数近くに上っている。だが、これらの大学の中には、経営状況が厳しくとも、教育の質を保つために入試の選抜機能を手放さない学校も存在する。その一方、そうでない大学は、高等教育の学修が可能になるだけの基礎学力や能力、さらには学習意欲を持っていない学生が多数入学し、教職員がどれだけ努力をしても教育活動が功を奏さない状況になる。」

悪いが、ぼくは入試が成立していない大学のうち、「そうでない大学」の方がはるかに多いと思う。
たかが初年次演習や文章の書き方入門などの授業を作ったり、学習支援室を置いたりしても、結局カリキュラム全体を見直し、「先生」を教育し直さないとムリだろう。
やはり、入試の選抜機能を持たさないとダメなのだと思う。

ここに書いてあった、「親は入学式なのに普段着」というのは、ぼくも驚いた。
2013年だったか、入学式に親子揃ってジャージ姿だった。
それは別に悪くはないが、やぱり「常識」が違うという事にならざるをえない。
その年に、ツイッターにバイトテロのような写真を学生がツイートした。

こうなると、従来の「大学」という分類には馴染まない。
だからこそ、小中高の教育をなんとかしないとダメだと思う。

それさえ、「そうでない大学」の人たちはダンマリだ。

それでいいのだろうか。






| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
後工程はお客様
日経クロステックという雑誌の今年の11月の記事を、読まれた年代別にランキングをしていた。

その記事によると、20代〜40代が読んだ記事の1位は「Pythonが「メインの利用言語」で2位にとどまる、1位に立ったのは定番のあの言語」というもの。
プログラミングの関係している人たちは、どの言語がメジャーかに敏感なのだろう。

一方50代、60代の1位は「ルネサス・ソニーから、日本電産の半導体トップへ 「日本はきっと負ける」」。
50代以上になると、きっとプログラミングの現場からは遠のくのだろう。
だから、半導体関連の記事になったと思われる。

こないだ友人に聞いたら、大手のITベンダーは昔と違ってプログラムを書かない(書けない)人が増えているという。
彼いわく、昔はプログラムが書けてなんぼだったが、今はそういうのは下請けがやるという。

もちろん、プログラミングができる人もいるのだろうが、全くコードを書けないSE(システム・エンジニア)もいるらしい。
ネットにもそんなことが書いてあった。

ぼくが仕事をしていた頃は、「後工程はお客様」という言葉があった。
顧客と直接やり取りはなくても、自分の仕事の下流はお客様だと思え、ということだ。
だから、後工程の仕事も理解して、そこがやりやすいようにするべき、という思想。
メーカーは、だいたいそういう考えでやっているはず。
QC(品質管理)から来た言葉だろう。

SEの仕事は、客の要望を聞いて、それを実現するシステムを作ることが第一。
プログラミングはそのシステムを動かすためのものだ。
「後工程はお客様」という考えでいうと、SEの後工程がプログラマになると思う。
だから、SEはプログラミングができたほうがいいのだ。
それが後工程の仕事を理解したことになる。

日本のITが今一つなのは、こんなところに原因があるのかもしれない。
大手ITベンダーはITゼネコンとも言われている。
下請け、孫請けを使って、システムを組み上げるという構造になっているからだ。

「事件は会議室で起きているんじゃない!」とは「踊る大捜査線」の織田裕二のセリフ。
この言葉も「もっと現場を見ろ」という意味だろう。
80年代から90年代にかけて、日本の製造業の強さは意外とそんなところにあったのだと思う。

ITの時代になっても、そうではないかと思うのだが…。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
奨学金
今日は給付の奨学金を申請している学生が来た。
筆記試験の相談だったが、申請書を見せてもらった。

家計困窮の奨学金ということで、困窮の理由が必要。
書いてあるのは学校に2名の枠。
宗教関係の財団で、1人80万円という額だ。

父親は店舗経営だが、コロナ禍でお客さんが減り、大変だという。
それが3年も続いている。
煽った連中は本当に罪深い。

母親も働いているが、姉弟3人で今年妹が大学入学。
本人も深夜までアルバイトをしたりしているが、やっぱり苦しい。
妹がアルバイトばかりにならないように、自分は少しでも頑張りたいということが書いてあった。

成績は優秀で、学内活動も頑張っており、本当に助けてあげたい学生。
申請書の中の一節にこんな意味のことが書いてあった。

「その時、私は話を聞いて初めて涙を流しました。当時、学校で一番強くてハードな部活に所属していて、大会前だった夏休み期間は1週間の合宿に加えて、週6日間9時から16時までみっちりハードな練習を繰り返していました。上下関係も厳しく、精神的にも体力的にも疲れ果てていました。帰宅してからも、兄弟間の関係がよくなかったり、両親が共働きで家事をお願いされたり、息をつく暇もありませんでした。こんなにしんどい生活を送るなら、いっそ私なんていない方が良いのかなと感じたことも少なくありませんでした。そんなハードな夏休み期間が終わり、嫌々ながらも礼拝に出席した私でしたが、その時のお話は、「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。」という内容でした。その時、私はいかに自分が追い詰められているのかに気づくことができ、その言葉を知ってからは、予想できない先々のことまで考えて苦しくなるより、今の自分に今できることだけを精一杯やれば大丈夫、という考え方に変わることができ、とても気が楽になったことを鮮明に覚えています。」

こういうことが書けるというのは、本気で頑張ってきた証拠だと思う。
おそらく、そういう学生がたくさん困っているのだ。

コロナ禍で使った100兆円に比べれば、80万円など吹けば飛ぶような金額。
100兆円使ったということは、それで潤った業界があるということだ。
もういい加減にしたらどうかと思う。

昨日の医師会長の「人と接する場所に行くときはみずから検査することが当たり前になるような世の中にすることが今後は必要だ」という話など、だれが検査代を出しているか、という感覚が全くない。
検査はお金がかかるのだ。

保険制度というのは要は税金で面倒をみている、ということだ。
それを使わせてもらっている、という感謝などかけらもない。

一体何様だと思っているのだろう。

この学生の爪の垢でも煎じて飲めばいいのだ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
防衛費
防衛費で1兆円くらい必要だという。
その財源をどうするかでいろいろ取り沙汰されているということだ。

コロナ禍で使ったお金が100兆円とも300兆円とも言われている。
特にオミクロンになって毒性も下がり、もうインフル並み以下という感じになっているが、医療機関が儲けようとしたり、ワクチンが余っていて有料になると打たない人が増えるということもあり、どんどん無駄遣いを続けている。

コロナでバカみたいに使った100兆円からしたら、防衛費の1兆円などどうにでもなるのではないか。
実際、ほとんど無駄遣いだ。

何か、お金の使い方を間違えている。

ほんとにアホらしいと思う。

追記
尾崎という医師会長は、「人と接する場所に行くときはみずから検査することが当たり前になるような世の中にすることが今後は必要だ」と言ったらしい。
ちょっとおかしいと思う。
世界を見ていないのか。
自分が毎回全額負担してやればいい。
そんなアホなこと、国民に押し付けるな。
こういう人たちが、5類にするのを止めて、まだ税金を取って儲けようとしている。
医療は国を滅ぼすためのものかと思う。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
年間ベストセラー
ツイッターを見ていたら、今年売れた本のベスト10があった。
1位が「80歳の壁」、8位が「70歳が老化の分かれ道」の2冊。
どちらも、精神科医の和田秀樹の本だ。

和田秀樹というと、ぼくらが若い頃に受験の本でベストセラーを出している。
灘から東大医学部という経験を生かして、受験のノウハウを本にした。

ちょうど受験地獄などという言葉が現役だった頃。
18歳人口がまだまだ多かった頃だ。

今の彼は老年精神医学を専門に、精神科医をしている。
著作の数は非常に多く、ビジネス分野にも強く、映画監督も経験しており、マルチタレントな人だ。
日本の精神医学界が権威主義で、古い体質であることの批判もしている。

しかし、自分が年をとるとともに、著作するものを変え、今年のベストテンの2作品はさすがと思わせる。
ぼくもこの2冊は買おうかなと思った本。

ちゃんと人口のボリュームゾーンを知っている。
時代とともに生きている人だ。

ネット上で書いたものは、時々目にする。

過去にも何度か和田秀樹の引用もしている。
これとか、これとか、これなど。

どちらかというと、日本では医学界の主流から外れた人だが、こういう人こそもっと発言してほしいものだ。

日本の医学界の大御所にはろくなのがいない。
それは残念ながら、コロナで立証された。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
未来人材会議
橘玲という人が、経産省の「未来人材会議」の「中間とりまとめ」のデーターをTwitterで紹介してくれている。

それによると、

「日本のサラリーマンは世界でいちばん仕事が嫌いで、会社を憎んでおり、憎んでいるのだから、当然のことながら、できればさっさと辞めたいと思っている。

会社を辞めたいはずなのに、何故か転職や起業をする者は少ない。

みんなが会社にしがみつくので昇進が遅れ、年功序列で給料がなかなか上がらず、いまでは部長の年収がタイより低くなった。

会社は社員に期待せず、社員も自ら学ぼうとは思わない。

結果として、日本の国際競争力はどんどん落ちているーーという話になります。」

これらのことが、OECDの調査などの統計ではっきり出ている。
それらが、現在の日本のある種閉塞した状況を表していると思う。

平家物語に「驕れる者は久しからず」と書いてあるが、その通りの展開。
今の政権を見ていると、どうでもいいところにお金を使い、肝心なところには出さない。
年金や医療などの社会保障は改革せざるをえないのに、ほったらかし。
どちらかというと、取りやすいところからもっと取るという悪手をやっている。
中高年の役人は、自分たちが乗り切れたらいいと思っているのだろう。

もはや消費期限切れの年功序列を維持し、正社員だけがあるべき姿と思っているのだ。
だから、いつまでもメンバーシップ型の雇用にこだわり、ジョブ型に移行できない。
データーを見ると、ジョブ型に移行すべきなのは、方向として明らかだろう。

幕末から明治にかけて出した馬鹿力は、昭和の戦争で使い果たしたのだろう。

だからこそ、老兵は去らねばならないと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
メメント・モリ2
今朝の日経に「ユーミン50年の歩み」という記事があった。
その記事で目についたのが「メメント・モリ」という言葉。
「死を忘れるな」という意味のラテン語だ。

思い出して見てみると、2018年に書いていた。
その時は日本の無常観よりも、メメント・モリの方がいい、と書いていた。
てっきり逆だと思ったのだが‥。

たしかにユーミンの曲には「死」が歌われているものがある。
初期の「ひこうき雲」がそうだ。
「雨に消えたジョガー」はルーケミアという病気の名前まで出てくる。

2018年というと、61歳。
2年前、年上の友人が「65歳になったら、ガタっとくるで」と言っていたが、そのとおり。
朝起きると、いろんなところが痛い。

実感として、仕事をいつまで続けられるのだろうと思う。
いや、続けさせてもらえるのか、と言ったほうが正確か。

もともと運動は好きな方ではなかったが、大学の頃からほとんどしていない。
近所で、ずっとボーイスカウトの活動をやっていた70歳を超えた人は、まだまだ足腰がしっかりしている。
やっぱり差がつくのだ。
65歳の頃は、まだまだキャンプや山登りなど行っていたからなあ。

ぼくはちょっとした段差で躓いたりして、コケそうになることも増えてきた。
いつか転んで、怪我をしそうな気がする。

そんなふうに歳をとって弱気になってくると、「メメント・モリ」の積極的な言葉はちょっと辟易とする。
やっぱり「無常」がいい。
諦めるのだ。

「人間は死すべき存在」ということは、洋の東西を問わず共通だが、歳をとっても、死を積極的に意識して「だから、積極的に生きよう」とは思えない。
気力も、体力もしんどいのだ。

ユーミンはどうなんだろうか。
今でも「メメント・モリ」なんだろうか。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 09:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
まだ2類?
年末年始は行動制限をしないことになったらしい。
それはそうだろう。

ワールドカップの影響は大きい。
みんな、規制などいらないとわかっている。

それ以前にも、大リーグ中継やテニスのウィンブルドン、フレンチなどを見れば、海外ではもうマスクフリーでやっていることは明らかだった。
もちろん、BSの海外ニュースあたりでも十分わかる。

日本人はいつから海外に関心がなくなったのだろう。
まるで鎖国をしているようだ。

いつまで経っても、感染症の分類を変えない。
今のオミクロンは9割がた無症状で、かかってもインフルエンザより軽いと言われている。

それがいまだにエボラ出血熱などの致死率の高い感染症と同じ扱い。
感染症分化会も、厚労省も、医療業界も、マスコミも、「専門家」と言われる人たちも、みんなわかっているのだと思う。

それでも、コロナ禍で儲けていたり、今までのメンツがあったり、ワクチンが余っていたり、視聴率を稼げたり、テレビに出られたりすると、どうでもよくなるらしい。

いったいいつまでこんな馬鹿げた騒ぎを続けるのだろうか。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
卒業生の転職
卒業生が転職した。
もう30歳を超えている。
ぼくが学校を辞めてから、1年後くらいに卒業後に就職の相談にのった。
もともと、学祭の関係をやっていて、人を集めて何かをするのが好きということで、婚活の会社だった。
そこでパーティの企画をする、という仕事。

でも、12月に会社を変わっていた。
今度は食べログなどの外食がらみの仕事で、営業兼フードフェスの企画などとのこと。
結構頑張っていると思っていたら、いつの間にか変わっていた。
ちょっと病んだらしい。

それでも、12月から仕事を変わって頑張っているらしい。
自力で転職を決め、よかったと思う。

なんで突然そういう話を聞いたかというと、18日に書いた「自己満イベント」に行ったからだ。
友だちと2人で一日だけ店をするという。
天神橋筋六丁目にそういう貸しスペースがあって、そこを1日借りてやる。
タレントのたむけんがやっている店。

こんな店を借りて、1日だけやる、というのは今の若い人たちのニーズに合っているのかもしれない。
夜はぼくを含めて5人の客。
それぞれ、年齢も勤め先も違う。
ぼく以外はSNSで知り合ったと言っていた。

ぼくは一番年上だったから、彼女が学生の頃から知っている。
というか、それしか知らない。

いろいろ話をして、結局10時前に店を出た。

晩御飯は美味しかったし、話は楽しかったし、いい夜だった。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
飛び恥
欧州では言われているようだが、日本ではあまり聞かない。
「飛び恥 Flight shame」という言葉。
環境活動家のグレタさんが言い出したようだ。

別に電車でもいい距離の移動を、飛行機ですることを「飛び恥」という。
欧州の航空業界のトップは、「無意味」だと言っているらしい。

それでも欧州委員会は、フランスが国内の短距離航空3路線の運行を禁止する、という措置を承認した。
500キロ以内の短距離航空路線は、全路線の24.1%を占めているが、CO2排出量は3.8%。
十分少ないような気がするが、鉄道に代替えすると、発電形態にもよるが、CO2は減るのだろう。

フランスの基準は、鉄道で2時間半以内の移動区間の航空路線の禁止だ。
日本も追従するとすると、東京ー大阪便がまずはなくなる。
新幹線で2時間だからだ。

環境省はどういうコメントを出すのだろうか。
カーボンニュートラルとか、脱炭素と言っている手前、追従するのだろうか。

ぼくは、欧州の環境原理主義にはついていけないという気がしているのだが、どうなんだろう。

今回のCOPはエジプトで開かれ、途上国からの意見でマイナス1.5度の目標は消えた。
先進国は今まで好き勝手にやって、発展したが、自分たちはどうしてくれるのか、というわけだ。
そのうえ、温暖化による被害は圧倒的に熱帯に多く、その補償をしないといけない。
先進国にはその義務がある。

欧州はそれをうたって、脱炭素、脱炭素と言ってきたのだから、要求を飲むしかない。
引っ込みがつかなくなった、ということだと思う。

話は戻るが、航空会社の対策は、持続可能な航空燃料(SAF)らしい。
廃油などから作る再生航空燃料は、ジェット燃料と混ぜて使えばCO2排出量を8〜9割減らせるらしい。
ほんまかいな、と思ったが、バイオマスや廃プラスチックなどから原料を作るらしい。
飛行機が飛ぶ時にはCO2を出すのだが、それらは植物に吸収されるから、排出CO2が結果的に減るということだ。

今のジェットエンジンから出るCO2とCO2自体は変わらないのだが、植物由来でリサイクルできる、という理屈らしい。
こんな話は初耳だが、日本でも誰かやっているのだろうか。

でも、原材料費が2倍から10倍とのことだ。
コストの問題は難しい。
結局化石燃料を燃やさないということなら、コストは今より上がる。
間違いなく手間が増えるからだ。

まあ、地球環境は大事だから、その分高くなっても構わないのだろう。
電気代も再エネを使ったら、高くなる。
毎月賦課金を全世帯で払っているくらいだ。

よくわからないが、それほど赤目吊ってやらないといけないのだろうか‥。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
IT教育?
日本はIT後進国。
最近特にそう思う。

ITの技術教育もさることながら、ITの大事さを教える人がいない。
システムの知識や、プログラミングのコードの知識はなくても、ITの常識(リテラシー)すら教える人がいないのだ。

情報通信技術を活用するために、GIGAスクール構想に基づいてタブレットを配布しているが、そのタブレット端末のパスワードを担任に提出させる」という運用が行われていたという。
パスワードを他人に教えないというのは、セキュリティのイロハのイだ。
やむを得ずそういう運用をすることもあるが、それはあくまで例外。
IT教育、というのなら、個人で管理すべきものだ。

それができないのなら、紙にパスワードを書いて、それを封印して先生に渡すくらいのことをしないとダメだろう。
学校の先生も、生徒のパスワードを集めろといわれて、そのとおりにする方もする方だが…。

ICT教育のモデル校で、パスワードが守秘されておらず、規則的なもの(学級の番号と出席番号など)に統一されており、それがもとでなりすましが発生し、被害が報告されたということもある。
モデル校にして、この惨状。

授業で差し障りが出るから、タブレットのパスワードを学校で管理したいというのが動機だろう。
モデル校だから、不都合があってはいけないというプレッシャーもあったか。

教員は自分で考えないか、あるいは全くリテラシーがないか。
そのどちらかだろう。
何度も書くが、教員養成課程を変えないと、こんな先生ばかりができてしまう。

ぼくは文系の単科大学でパソコンの担当をしていたことがあるが、その時にもといた会社に比べて、あきれるほど教員のITリテラシーがないことに驚いた。
2004年にして、Eメールすら見ない教員もいた。

学校法人の事務局もひどいものだった。
前にも書いたと思うが、液晶ディスプレイにポストイットを貼りまくっている人もいた。
こんなにひどいのか、と思ったものだ。

80年代は飛ぶ鳥を落とす勢いだったのに、こんな国になってしまった。

本当に情けないことだ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
若者の住宅事情
1970年代に欧米の人たちが日本人の住宅事情を揶揄して、日本人はウサギ小屋に住んでいると言っていた。
当時、そういうニュースを見た覚えがある。
家族が多い家は、夜は押し入れの布団を出して、一人は押し入れの中に布団を敷いて寝るという工夫をテレビで見た。
ああいうのが、ウサギ小屋ということだったのだろう。

でも、今の若者はもっとひどい。
だいぶ前にニューズウィークの記事で、舞田敏彦という人が記事を書いていた。
題名が「ワンルームより狭い「半ルーム」にしか住めない若者たち」というもの。

それによると、最近の若者の間で、ワンルーム(6畳)の半分の3畳の部屋が人気があるとのこと。
通勤地獄は避けたいということで、都心に住みたいとか、先行き不透明で身を軽くしておきたいとかいう気持ちはあるかもしれない。
しかし、経済的にこういう部屋しか借りられないという事情もある。

世田谷区の5.9畳以下の平均家賃は5.4万円もする。
一方、家賃の保証会社(最近はこういうのがあるらしい)の審査は家賃/月収比が25%までという。
ということは、月収15万では家賃3.8万までしか借りられないことになる。
したがって、月収15万では東京23区内ではワンルームすら借りられない。
こういう人が寝るだけの部屋として3畳程度の部屋を借りるのだろう、と書いている。

「月収14万」がSNSでトレンド入りし、若者の貧困化は進んでいる。
全国で見ても、都内で見ても、年収200万に満たない人が多く、中央値は全国182万、都内23区が203万。
税引前でこれだから、実際の手取りはもっと安いという。

舞田氏は教育社会学者だが、記事をこう締めくくっている。

「人口減少や高齢化でモノが売れないのに、消費意欲旺盛な(稀少な)若者を鳥かごに押し込んでいるのだから始末に負えない。先月の北京冬季五輪では日本代表選手の勇姿が見られたが、寝具と生活必需品で埋まった3畳ではスキー板など置けるはずもない。よく言われる「若者の〇〇離れ」には、住の貧困も寄与しているのではないか。

真っ当な「住」を保障することが、若者の離家・婚姻を促し、少子化の歯止めにもつながる。新たな世帯を構えるのに必要な家電等の消費も増え、景気も刺激される。山田昌弘教授の『パラサイト・シングルの時代』(1999年)で言われていることだが、20年を経た今も状況は変わらず悪化の兆しすらある。」

本当に過度な社会保障の支出を、可処分所得の低い若い人たちから取るのはなんとかしないといけない。
いくら名目賃金が上がっても、その分社会保障の負担金が増えたら、何にもならない。
実際、こないだの日経の記事によると、若い世代は特に給料が増えても社会保障の負担が増えて、実質的に給料が上がらない。
名目では5万円ほど上がっても、税と社会保障の負担で消えてしまう。

若い世代の手取りを増やさないといけない。

それこそが、本当の少子化対策になるのだろう。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
9060問題
うちの母は92歳。認知症で老人ホームに入っている。
ぼくは、来年で66歳。

年齢的には90代の親を60代の子どもが見ている、という9060問題になる。
以前、8050問題というのがあったが、そこから時間が経って、9060問題になった。

今年の1月に、ちょうどぼくと親子の年齢が同じケースで親が亡くなり、子どもが訪問介護の医師を撃ち殺したという事件があった。
同じような事件が起こっており、たいがい犯行は男性。
これが9060問題を表している。

うちの母の年金は、父がいろいろやっていたのでそこそこ多い。
だから、うちの母は2017年にサービス付き高齢者向け住宅に引っ越しをした。
坂の上にある家では、もう生活ができないと思ったからだ。
脳梗塞や心不全をやったことも一因。

それまでの実家には54年住んだ。
祖父が買っていた土地に、家を建てて引っ越したのがぼくが小学校1年の時だ。
まだ家の前の道が舗装されていなかったし、テレビは白黒だった。

母が実家を離れるときには、もっぱら生協の宅配で買い物をしていたのだが、同じものをいくつも買っていたりして、しんどかったのだと思う。
だからこそ、自ら近所のサービス付き高齢者向け住宅にかわったのだ。

そこでは食事は食堂で食べられるので、朝だけパンを焼いて食べ、昼晩の2食は頼んでいた。
毎月の家賃を払って、少し足が出るのだが、それは貯金でなんとかしのいでいた。
そうこうするうちに、大腿骨頭骨折というのをやって、入院した。

そこで環境が変わり、認知症が進んだ。
退院していろんなものが無くなったり、何度も電話がかかってきて「どうしてるんや」と毎回聞かれたりした。
何度か路上で倒れて、救急車で緊急搬送され、迎えに行ったりすることが増えた。

2020年にコロナになって、反対側の足の大腿骨頭骨折をやって、3ヶ月の入院したのが決定的だった。
ほとんど面会もできず、ケアマネからもうサービス付き高齢者向け住宅では対応できないという話をもらい、今の老人ホームに移った。
いろんな要因があるのだろうが、知り合いの誰とも会わないという環境は、認知症を劇的に進めたと思う。
そのころから、もうテレビも見なくなった。

そんなこんなで今は自由に外出できない老人ホームにいる。
それは良くないことだと思うが、ここまで行ってしまうとやむを得ないと思う。
幸い、母の年金額と貯金の額がそれを経済的に加納にしている。

冒頭の、訪問介護の医師を撃ち殺した事件は、子どもが無職で親が死ぬと年金もなくなり、自分が生活ができなくなる、という状況で起こった。
ずっと無職だったのかもしれない。
収入がなくなって、経済的に生きていけないということで、犯行に及んだ。

これが8050問題に続く9060問題。
それに関連して「親の死体遺棄」や「親の年金・生活保護費の不正受給」などの事件が後を絶たないという。

これが現代の日本の闇だ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
2000人の第九本番
今日は朝から大阪城ホールで第九の本番。
朝ホームページで、PCR検査の結果が陰性だったのを確認。

昨日と同じ、バスのソリストの斜め後ろに座る。
一般のコーラスの一番前だ。

午前中はゲネプロ。
本番どおりに通しで練習する。
アリーナから、スタンドに一時移って、布袋寅泰とピアニストの角野隼斗のステージを見る。
布袋はさすがに余裕のステージだった。
角野隼斗は初めて聞いたが、東大の情報関係の研究科を卒業して、ピアニストとしても頭角を現した。

布袋は自分の歌以外に、第九の演奏に加わって演奏もした。
角野はラプソディー・イン・ブルーをオーケストラと一緒に演奏した。
今回はゲストもすごく良かった。

3年ぶりにいいステージを見た。
その後、1回目の第4楽章。
Life is Synphony、という掛け声で始める。

ぼくは観客が入る前の、この時の歌がベストだった。
朝イチの練習の時に言われていたところも、よくできたと思う。

歌っているときに、落語をしている時のように、自分の外で自分を見るという感覚になった。
自分は一生懸命歌っているのだが、「ここはうまく歌い出しができた」とか、「ここのアルトは朝の練習の時より気合が入ってバッチリだ」とか、歌っている自分を離れて見ているのだ。
前に書いた「離見の見」というやつ。

第九も、動画投稿も入れるともう7回歌っている。
それくらい歌うと、「離見の見」の状態になることができるのかもしれない。

そういう時は、終わったときにすごく爽快になる。
このゲネプロの時の歌が、そうだった。

残念ながら、本番はもう一つだったが、自分が納得の行くコーラスができたのは、すごく嬉しかった。

コーラスでもそういう体験ができる。

今日はとてもいい日だった。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
第九リハーサル2022
今日は朝から第九のリハーサルで大阪城ホールに行ってきた。
朝6時半に起きて、PCR検査で唾液を取り、ネックファンをカバンに入れて大阪城ホールに向かう。

行ってびっくり、歌唱の先生やソリストがコーラス隊の一番前にいるのだが、その後ろの2列め。
もちろん、アリーナ席だ。
バリトンのソロの斜め後ろ。
佐渡裕の指揮もほぼ正面に見える。

2000人の第九に当たって、さらにこんなところで歌えるとは感激。
そのせいか、初めて交響曲でビートが取れた。
だいたい、クラシックの曲を聞くとリズムがないので、眠くなるのだが、今日の練習でやった第4楽章のオーケストラはちゃんと身体が動いて、ビートを感じることができた。
ティンパニや他のパーカッションのすぐそばだったからかもしれない。

ただ、佐渡裕の指揮のアクションが小さいので、歌い初めのきっかけがわかりにくい。
指揮者も気の毒だ。
クリックとネットで集めたコーラスも一緒に聞いているので、自由に指揮ができない。
逆に言うと、そうだったからビートを感じたのかもしれないが‥。

一回目の練習では、録音のネットのコーラスと、生のコーラスがかなりずれた。
これは具合悪いなあと思っていたら、音響の人に、モニターからクリックとコーラスとオーケストラが聞こえるので、やりにくいからオケを消してくれ、と頼んでいた。
それで、生のコーラスと合うようになった。

明日は本番。
今年の第九も歌い納め。

まだ最後の部分の出だしがはっきりしないので、去年の録音を聞いて確認しよう。

明日が楽しみだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
今日からガス
今日はガスのファンヒーターを出した。
去年はエアコンを主体に暖房したのだが、今年は節電をしないといけないということで、ガスを使うことにした。
どっちが特かよくわからないが、節電要請に応えることにする。

欧州はこれから大変だろう。
冬は北半球では日照時間が短くなるから、太陽光発電は減る。
風力はよくわからないが、とにかくロシアからのパイプラインに頼っていた部分がなくなるから、大変だ。

最近のロシアとウクライナの戦争を見ていると、プーチンは冬を待って、インフラを攻撃して、有利に進めようとしているようだ。
ヨーロッパの冬は寒いから、大変だと思う。

ドイツのパイプライン依存度はかなり高かったから、苦しいだろう。
まだノルドストリーム1から、いくらかは供給されているのだろうか。

日本もエネルギー安全保障の観点から、原子力発電所を再稼働する方針で、これは正解だと思う。
もちろん、安全対策はやらないといけないが、東北の大震災でも実質的な放射能の被害は少なかったのだから、今までの過剰は対応は見直すべきだと思う。
国連の報告書はほとんどマスコミに取り上げられないが、なぜなんだろう。

マスコミは、自分たちがエセ専門家を出演させ、風評被害を与えたことをどう思っているのだろうか。
未だに貯めた雨水の放出に反対している人がいるが、自分たちが風評加害者であることをわかっていないのだろうか。
それとも、金目当てなのだろうか。

放射能の問題については、マスコミは完全に偏向している。
反原発の立ち位置で、震災後すぐはともかく、時間が経って状況が明らかになっても、恐怖心を煽るような報道ばかり。
そのせいでたくさんの人が避難して、亡くなっている。
最大の加害者と言ってもいいと思う。

話がそれた。

とにかく、今年の冬は節電だ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
もう12月
今年ももう12月。
2022年も終わりが近づいた。

こないだ、学校法人在職の時のキャリアのメンバーと宴会をやった。
大学のキャリアの仕事が、一番楽しく仕事ができたと思っている。

楽しく、といっても遊びで仕事をしていたわけではない。
ぼくのいた学校は、毎年同じことをやるというのが前提でやっていたようだが、ぼくは毎年何か新しいことをやるという方針でやっていた。
たいがいは失敗だったが、トライしたことには意味があったと思っている。

それはさておき、世界的には、何と言っても、今年はロシアがいきなりウクライナに侵攻したことが、お大きなニュースだろう。
やっぱり世界は平和ではないし、人類は進歩したとはいえ、結局は戦争をする生き物なのだ。
だから、日本も平和ボケしている場合ではない、ということだろう。

ということで、国内では安倍元首相の暗殺がトップニュースだと思う。
個人的には、こともあろうに犯人のテロリストに同情したり、「安倍元首相が嫌いだから」今はさして脅威でもなんでもない統一教会の被害者救済などという事に、一生懸命になる人がたくさんいることに驚いた。
テレビのワイドショーもそれを煽っている。

それなら、中核や革マルが、内ゲバをやっていた頃はどうだったのかと思う。
だいたい、被害者と言われている人は、寄付をしたくてしているのだから、それを止めようもなく、過去に戻って訴求するわけにもいかない。

バカバカしいことに時間を使っている。
完全に平和ボケだ。

被害が少ないコロナに、数十兆円のお金を使ったのも、世界から見ればバカ丸出しだろう。
ワールドカップの中継や、テニスの大会、大リーグなどを見ていると、世界ではもう終わっているのに、何をしているのだろうと思う。
煽るマスコミも、自分たちの儲けしか考えない医師会も、なんとかしてくれと思う。

ようやくネット上では2年前から言っている「感染症5類」への「検討を開始」するらしい。
ほんとにいい加減にしてほしい。
自分たちがどれだけの人や業界に迷惑をかけたか、考えてほしいものだ。

この期に及んで、医師会長はまだ金儲けがしたいらしく、コロナの診察を無料(つまり、100%税金でやるということ)で継続といっている。
自分たちの儲けしか考えないのか。

来年こそはマスクを外してどこでも行けるようになってほしい。

…と思っている12月。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:56 | comments(0) | trackbacks(0) |