考えたこと2

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ウナギ
こないだは土用の丑の日だったが、ウナギは値段が高く、買わないという人が多かったのではないか。

2000円を超える値段のところが多く、ウナギのタレで焼いた豚肉をご飯にのせて食べる、という店も出てきた。
安くて、味もそこそこウナギ風で人気が出ているとのこと。

稚魚が不足しているらしく、取れないのが原因。
結局、調子に乗って食べ過ぎたということか。

ウナギの養殖をしているから、ウナギのことはよくわかっているのかと思ったら、まだまだわかっていない。
ウナギの養殖は、ウナギの稚魚を捕まえるところから始まるので、卵から育てるのではない。

ウナギは淡水魚だが、産卵は海に戻る。
どこで産卵しているのか、長らくわかっていなかったが、最近マリアナ海溝の近くの推進160mのところに卵が見つかったという記事があった。

産卵に川に帰ってくる鮭の反対だ。

ツバメなどの渡り鳥もそうだが、このウナギや鮭のような長距離を旅する魚は、どうやって帰るべき場所を覚えているのか、驚かされる。
本能にセットされているのだろう。
単に温度や湿度が産卵に適している、ということではなく、その場所でなければならない理由がどこかにある。

頭の中にコンパスがあるのだとしか思えない。

伝書鳩や渡り鳥、そして鮭やウナギ。

不思議な生き物だ。

まあ、乱獲に気をつけて、何とかたくさん稚魚が戻ってくるようにしてほしい。



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