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2025.03.08 Saturday
シン・仮面ライダー
2023年が仮面ライダーの50周年で、それで作られた映画。
たしかに、始まったのは、ぼくが中学くらいだったから、そんなものだろう。 石森章太郎の作品だったが、サイボーグ009の方が早かったし、中身がよかったと思う。 初期の漫画家たちのSFマンガというのは、けっこう本格的だった。 それで、サイコキネシスとか、テレポーテーション、サイボーグなどという言葉を知った。 小学生にしてはませた用語だった。 仮面ライダーをテレビで見たとき、なんか幼稚だなと思った。 「変身」のポーズとか、サイクロンベルトとか、なんだかばかばかしい。 この映画もコロナの影響か、疫病とかウィルスとかいうのが出てくる。 登場人物は少ないし、出てくる場面は工事現場みたいなところか、何らかの閉空間みたいなところばかり。 安くあげたのだろう。 シン・ゴジラやシン・ウルトラマンなどは結構面白かったのだが、この仮面ライダーはやりすぎ。 柳の下に三匹目のドジョウはいなかったということだ。 きっと草葉の陰で、石森章太郎は苦笑いをしているだろう。 |
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