考えたこと2

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CA志望
キャビンアテンダント(昔のスチュワーデス)になりたい人は、一定数今でもいる。
この仕事をし始めてわかったが、あこがれの職業だか、意外と給料は安く、その割にきつい仕事だ。
離職や転職(同業や異業種)する人も多い。

それでも、一度はやってみたいのだろう。
CAになりたいという人は、熱心だ。

JALやANAは専門学校を持っていたりする。
それ以外の航空会社も同様で、元CAというとそれだけで講師の仕事があったりする。

この2年ほどはCAの募集そのものがなくなり、なりたい人たちは泣く泣く別の業界に就職していった。
それでも、去年から外資系、国内ともに空港関係の求人も復活し、過去2年間の卒業生も中途ではなく、新卒の求人に応募可能となり、救済という形になった。
別の仕事しながら、受ける人も多いのだろう。

その中の1人の面倒を見た。
22年の4月に就職し、CAの求人が始まると応募して、卒業生だがエントリシートの添削や面接練習をしてほしいという人。
在学中からいろんなところの面接練習など付き合った縁だ。

卒業して20回の面接練習をスマホで夕方、帰りのクルマの中からオンラインで何度もやった。
JALやANA、ピーチなどいろんなところが募集を始め、受けまくった。
それでも、受ける人も多いのでなかなか通らない。

何度か1次面接を通り、2次に進んだが、そこで落ちた。
3月に受けた会社は2回めの受験だったが、2次面接に通り、最終までようやく来た。
最後の面接練習で、もう言うことないから、とにかく笑顔で元気よく、ということで送り出した。

10日間以上連絡がなかったので、今回もダメかと思っていたら、先週連絡があり、通ったとのこと。
諦めずに、よくやったと思う。

今日はお母さんとともに学校に来て報告してくれた。

本当に頑張ったと思う。
働きながら、受け続けるのは想像以上にしんどい。

満面の笑顔だった。

頑張ってほしい。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 13:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
風と君を待つだけ
お風呂で小田和正の曲を流していたら、彼の曲には「誇り」がよく出てくることに気づいた。
「誇り」というのはあまり歌詞に出てこない言葉だと思うが、彼は好んで使う。

特に年を取ってから出てくるように思う。
中年以降だ。
彼は1947年生まれだから、今年76歳。
60年代末から70年代初頭の全共闘華やかなりし頃に、大学で過ごしている。

今の彼はわからないが、その頃は音楽をやっていたとはいえ、心情的に左翼だったと思う。
その頃は大学生はほとんどそうだったはず。

左翼というのは過度の理想主義だ。
だから、理想を掲げるというような歌詞も、そういえばよく出てくる。

1992年の「風と君を待つだけ」という曲。
この曲は若い頃に理想を掲げていたが、今は不遇な「君」を励ます歌のように聞こえる。

 どうしても今 君に伝えたい
 今でも君を 誇りにしてたこと
 いつも憧れて 追いかけていた

最初にこういう歌詞で始まる。
具体的に誰かのことをイメージして作ったのかどうかは、本人しかわからない。
小田のイメージは、「君」は女性だったらしい。
きっと誰かのことを歌ったのだろうと思う。

Aメロに続くBメロでは、

 誇りを捨てないで 諦めないで
 ひとりにならないで
 僕らは信じている
 君が手を高く上げて
 肩を並べていつかまた
 走り始めることを

この部分は3回繰り返される。

僕らというのは、全共闘世代の団結なのだろう。
一人ではない「僕ら」なのだ。

ぼくは30代で左翼は卒業したが、この曲を聞いていると何だか心が動かされる。
今の仕事につながるのだ。

就職という、社会の荒波に出ていく若い人たちの手助けをする仕事だ。
お祈りメールをもらって、自分は要らないのか、と落ち込む学生もいたりする。
そういうときに「誇りを捨てないで」と思う。

最後はこういう歌詞。
 
 それぞれの想いと夢を乗せて
 静かに時はゆく
 今船は真白に輝く帆を
 高く上げて
 あとはただ強い風と
 君を待つだけ

そういう思いで「君」に進んでほしいと願う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 16:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
新卒一括採用の勘違い
こないだ中国の文系の留学生が、日本では新卒一括採用のおかげで、文系でもIT系に行ける、ということを言っていた。
それは間違いで、日本ではIT系の人数が足りていないから、文系でもIT系の会社に入れるというのが事実、と伝えた。

一応IT系の人事の人達は、文系でもOKと行っているが、本当はその分野を学習した人が欲しいのだろう。
実際はIT系の教育機関を卒業する人の数が足りていないから、文系を取っている、というのが事実に近いと思う。

中国では文系を卒業して、IT系の会社には行けないと言っていた。
このあたりが日本のITの弱いところなんだろう。
これからはITの時代だから、ITの学部や学科ができて、そこを優秀な人達が卒業する。
それで数が足りるから、文系を卒業したらIT系には就職できないということだ。

これからはITの時代ということは、少なくとも2000年代にはわかっていただろう。
IBMからマイクロソフトに覇権が移り、メインフレームからサーバー・クライアントの時代になった。
一般人もネットワークの威力がわかり、メールやWebの時代が来た頃だ。

それでも、文科省も、大学もIT系の学部を増やさなかった。
国立はまだしも、私学は手軽な文系の学部ばかり作り、文系の入試科目から数学が消え去った。
高校では情報という科目ができたが、まともにやっている学校は今でもほとんどない。
本当はバカみたいに増えた地理、歴史、政治、経済よりも、これからの人にはたった週に1時間でも情報の方が大事だろう。
それでも、ほとんど真面目にやっていない。

教える人がいないからだ。
科目を増やしても、教職課程は変えないし、採用試験も変えない。
本当なら、教職課程を取る人は最低限のリテラシーを教え、ネットの常識などは教えるべきなのだ。
それをしないから、せっかくタブレットを配っても、どう使っていいかわからない。
教育をやっている人が、教育についてわかっていない。
笑えない冗談だ。

大学人はみんな偉そうなことは言うが、IT人材が足りないのはわかっているのに、それを増やそうとは口が裂けても言わない。
自分たちの仕事がなくなるのが怖いからだ。
そういう壮大なバカの壁に守られて、未だに大学ではIT系の学部はなかなか増えない。

そういう状態だから、中国の留学生が、日本の新卒一括採用の制度のおかげで、文系でもIT系の会社に就職できる、という勘違いが起きる。

本当は、日本は先が読めないのと、既得権を守りたい人が多すぎて、こんなことになっている、と言いたかったが、あまりにもかっこ悪いので止めておいた。

情けない話だ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
シングルとハム
シングルとハムといえば、エレキギターのピックアップ。
弦の振動を拾って音にするものだ。

シングルコイルピックアップは文字通り一つのピックアップで音を拾う。
ハムというのは、ハムバッキングピックアップの略称。
ハムバッカーとも言う。
これはシングルが二つ並んでいる形。

シングルはノイズが多いので、それを消すために逆位相で2つ並べて引き算をしてノイズを消している。
出力は大きくなるが、ノイズと一緒に高音の成分が消えるから、俗にいう太い音になる。

だいたいフェンダーはシングルが多く、ギブソンはハムが多い、という感じ。
代表格はシングルのストラトキャスター、ハムのレスポールだろう。

ぼくの先生はちょっと前にシングルのギターからハムに変えた。
ハムも切り替えスイッチでシングルとして使えるのだが、やはり音は違うという。

アンサンブルの中で使うのなら、ハムの方が好まれるという。
好まれる、というのは文字通りバンドのメンバーから音楽になじむ音だ、といわれるらしい。
なるほど、ハムの音はガツンという尖がった音は出ない。
だから、周りの音と馴染むのだという。
そういう意味ではギターを変えてよかった、と言っていた。

でも、ここ一番ガツンといきたいときもある。
そういう時はハムでは物足りない。
音量ではなく、音質なのだ。
シングルコイルの高音はやっぱり捨てがたい、と先生は言っていた。

ぼくはそんなに大きな音など出さないし、あまりヘビーなロック系は好みではないので、シングルの音が昔から好きだ。
周りの音とは馴染まないけど、抜けがいい、という音。

いい音は人の数だけある。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
歩くこと
当たり前にできていることが、当たり前にできなくなると、その大事さが身につまされてわかる。
200mくらいが限界で、それ以上は座って休まないと歩けない。
そんな中途半端な状況で、本当に不自由だ。

職場について、職場を歩き回るのは問題ない。
家に帰って、家の中を歩き回るのも問題ない。
自転車は押しているだけでもマシ。乗ると全く問題ない。

寝るときにはなるべく横になって、エビのように丸まって寝るようにしているが、朝までそのままというわけにはいかない。

座って、おなかを引っ込めて、骨盤を下向きに回転させるようにしたり、座ったり、寝転んだりして臀部のストレッチをしたりしているが、さほど効果はない。
まあ、続けることが大事なのだろう。

痛みに効き目があるというブロック注射もしたが、どういうわけか効き目がない。
何でなんだろうと思うが、仕方がない。
毎週、5回打ったが、2回目はちょっと聞いたような気がしたが、その後は変わらない。

この病気になって、いかに多くの人がかかっているかがわかる。
ちょっと話をすると、自分もそうだとか、誰々もそうだとか言われる。
人生が100年になって、増えているのだろう。

Youtube上には山ほど動画がある。
主に整骨院などの先生がやっているもの。
ストレッチの仕方とか、この体操が効くとか、ほんとに多い。

聞けば症状も様々で、長いことしびれているだけの人もいれば、ぼくのように痛くて歩けなくなる人もいる。
やはりひどい症状の人は手術を選ぶようだ。
逆に、しびれているだけなら、もっとひどくなってから手術をしよう、と言われることもあるらしい。

若いころにタイヤの積み込みをやっていて、腰椎分離症になった。
そこが悪さをしているらしい。

ここ20年ほどは腰痛にもならず、忘れていたくらいだが、この歳になって出てきた。

ポンコツの身体と死ぬまで付き合っていかなければならない。

大変だ…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
キャリア採用
キャリア採用というのは、中途採用のことだ。
中途というとなんとなくイメージが悪いので、キャリア採用という名前にしたのだろう。

人が足りないから、転職サイトやハローワークなどの求人を経由して採用する、というパターンが多かったが、最近はちょっと変わったものも増えているらしい。

一つはリファラル採用というもの。
これは自社で働いている人が、友人を紹介するものだ。
友人関係だと気軽に転職の相談ができるから、最初から転職意思の高さはわかっている。
なおかつ、自社で働いている友人が事情も聞いて、それならうちの方がマシ、ということも聞けるだろうから、その上で紹介された人は入る確率が高い。
仕事のやり方なども聞いているだろうし、馴染みやすいと言える。

出戻り採用というのもある。
一旦辞めて、また戻ってくるというものだ。
再雇用人材は、会社の仕組みも雰囲気も知っているから、より即戦力になりやすい。
辞めて戻ってくる、ということはその会社の良さがわかったという面もあるのだろう。
大手の銀行や証券でそういう動きがあるという。

もちろん、従来の求人ベースの採用もほとんどの会社が取り入れている。
今や新卒だけでは足りないのだ。

昔は新卒をやっている会社は、自社出身者で固める、という感じだった。
最近、多様性という言葉が人事でよく出るのは、キャリア採用が増えているからかもしれない。

ぼくは2004年に新卒で入った会社を辞めて、学校法人にキャリア採用された。
もともと、キャリア採用などという意識もなかったと思う。
主な狙いは情報教育と、学校の改革だった。

全く畑違いのところに行って、大変だったが、受け入れられるのに、2年位かかったと思う。
何度も「前の会社では…」という言葉が出かかったが、飲み込んで過ごした。
それが学校法人などの非営利組織というものだ。

会社から会社の場合は、もっと遠慮なく言えるのだと思う。

キャリア採用の社員がずっといられる会社は、風通しがいい会社なのだろう。
もちろん、キャリア採用が増えると、そうならざるを得ない。

逆にキャリア採用の人が辞めていく会社は、あまりいい会社ではないと思う。
そういう会社の見方もある。

いずれにせよ、新卒100%などという時代はもう来ないだろうなあ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
国語力
筆記試験の相談がこの時期増える。
事前選考で筆記をやるところが多いからだ。

実際、販売職などはそれほど能力の筆記試験は重視されないと思う。
ITが進んで、端末に入力すれば計算は機械がやってくれたりするので、それよりも人間関係の方が気になるのだろう。
実際、企業アンケートでは性格適性の方が重視されるという結果もある。

能力適性の対策だが、算数・数学は短期でできるようになる単元も多い。
こないだ書いた濃度や速度、割合、損益算、仕事算などだ。
これらは中学1年までの学習であり、一次方程式までのところだから思い出せばできる。

でも、国語は簡単に伸びない。
結局語彙の量で決まるからだ。
語彙を増やすのは、そう簡単ではない。
言葉の数が多くて、そもそも何を覚えたらいいのかが難しい。

こないだ来た学生は、「訝しむ(いぶかしむ)」という言葉は聞いたことがないし、そんなの知ってる必要を感じない、と言っていた。
こういうのは、話し言葉ではほとんど使われない。
小説などを読んで、書き言葉で知っているかどうか、というところだ。
こういうのは、読書量を見ているのだろう。

だいたい、そういう学生は本はほとんど読まないという。
前にも書いた覚えがあるが、面白い本に出会っていない学生だ。
そういう学生には、図書館に行って面白そうな文庫本を見つけることを勧める。
試験対策にはならないが、人生にはプラスになる。

ということで、国語がダメという人には、とりあえず四文字熟語を覚えることを勧めている。
四文字熟語は数も少ないし、とりあえず覚えることができるからだ。

語彙が少ない人は必然的に漢字も苦手になる。
本を読んでいないと、出会う漢字の数も少なくなるだろう。
ネットの情報関係で使われる漢字は、やはり読みやすい、という制約を受けているので、量を読んでも出てこない。

人生100年という時代だから、読書の楽しみを知っておくことは大事だと思う。

だから、ちょっと間に合わないと思っても、読書の楽しみを見つけることを勧めるのだ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
大きな夢
人生が100年になって、ティーンエージャーなどまだまだ夢を持てる時代になった。

こないだ1回生が、将来舞台の演出家になりたいのだが、どうしたらいいだろう、という相談に来た。
何でそんなことを思ったのか?と聞いたら、シルク・ド・ソレイユを見てそう思ったとのこと。

高校までは新体操をやっていて、ある意味そういう意識で演技をしていたのだろう。
将来やってみたい、という相談だった。

知り合いに劇団の演出家がいて、日本にはあまりないが、アメリカのロス・アンジェルスあたりにそういう専門学校があるから、そういうところに進めばどうか?と言われたという。
自分なりにツテを頼って情報を仕入れているのだ。

なるほど、「それはいい考えだ」と言った。
ちょっと否定されるのではないかと思っていたようで、その言葉にちょっと顔が明るくなった。

それなら、大学にいる間にできればTOEIC800点は目指そう、と話すとうなずいた。
今が400点以下だそうで、かなり厳しいのは間違いないが、4年間あるのだ。
必死になれば大丈夫。

さらに、その道に近づくためにはどうしたらいいだろう、と会話をする。
演出家になりたいのはわかるが、いきなりは無理で、まずは演出される側になってはどうか、と話す。
演劇の舞台ではなく踊りの舞台だから、劇団四季などいいのではないか?と話す。
ネットで検索すると劇団四季のオーディションや募集のページが出てきた。

歌は?と聞くと好きだという。
歌と踊りはセットだから、両方頑張って、劇団四季にアルバイトや劇団員の見習いみたいな格好で入ったりできないのか、調べてみたらどうかなどと話した。
そうしたら、演出される側で舞台の演出の仕事が見られるし、本当にやりたいことかという確認もできるし、将来の方向性も見える。
遠い遠いはるか彼方の大きな目標は置いておいて、まずは近くの実現可能な目標にしないと…、ということだ。

ぼくはミュージカルや踊りはわからないけど、そういう方向でまずは考えてみたら…と言った。
とにかく、英語はがんばりや、と最後に付け加えるのも忘れない。

こんな相談で参考になっただろうか?と聞いたら、なりました、と言って帰った。

常識的に考えて、「そんなの、無理やろ」と否定するのは簡単だが、ぼくはそんなことはしない。
まだ18歳なのだ。

できるかもしれないではないか。

若い人の大きな目標を聞かせてもらって、こちらもちょっと心が明るくなった。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
脊柱管狭窄症6
脊柱管狭窄症の対処療法として、ブロック注射も5回ほど打ったが、どうも効いた感じがしない。
毎週打っていたのだが、一度やめても大差ない。

整形外科のリハビリにも通って、牽引や低周波治療器などやっているが、これも効いた気がしない。
勧められたストレッチや体操を寝る前にしたり、仕事中に椅子に座ってできるものをやったりしているが、これも効いたという感じはない。
いずれもちょっとずつマシにはなっているのかもしれないが、全部合わせても楽にはならない。

いつ頃から左の臀部が痛くなったのか、覚えていないが去年の秋くらいだったと思う。
それが症状の初めだったのだろう。
2月くらいから左足が痛くなり、3月に入って長く歩けなくなり(座って5分ほど休めば大丈夫)、今現在に至っている。

家から駅まで5分くらいなのだが、歩くと痛いので自転車に乗っている。
自転車に乗るのは全く問題ない。

歩いているときは、上り坂はマシで、下り坂はつらい。
上り坂はやはり前かがみになるので、腰椎が神経に当たりにくくなるのだろう。
ほんのちょっとした上り下りがよくわかる。
下りでは痛くなるからだ。

というような状況で、よくなる兆しがない。

長く歩けないというのは、精神的につらい。
歩いていて休むとしても、どこか座るところがあればいいのだが、バス停くらいしかないし、バスに乗る人が座っているから、難しい。

自転車を押しているだけでも楽になる。
ハンドルに少し荷重をかけるだけでも、マシなのだ。
だから、杖をついて、前かがみになればいいのだろうがそれはやっぱり嫌だ。

手術しようと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
AI兵器
AIの話題が続く。
スマートシューターというAI搭載兵器があるらしい。
狙撃のための銃だ。

狙いをつけたものを自動で検知し、動きや風向きを検知し、照準が追尾する。
イスラエルの会社が開発した。
無人航空機に取り付けて、複数をネットワークでつないで狙い続けることも可能とのこと。
こういうのに狙われたら一巻の終わりだ。

すでにアメリカやインドなど15カ国が導入しているという。
なんだか恐ろしい。
ウクライナでも投入されているかもしれない。

アメリカでは陸海空軍と宇宙軍などの情報を統合して、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)上に集め、AIで戦略を立案することを考えているらしい。
中国はAIなどの先端技術を人民解放軍に導入して、今世紀半ばにアメリカを追い抜く計画だという。

そういうことを聞くと、AIが地球を滅ぼすということもあるのかなと思う。
AIに意思はないが、今攻撃しないとやられる、などと言われると先制攻撃してしまったりしないだろうか。
人間はそこまで強くないように思う。

中国のような独裁体制のほうが軍事などの技術は強いだろう。
民主主義の国では、いろんな反対意見が出て進捗が遅い。

アイザック・アシモフが唱えたロボット三原則。
第1条:ロボットは人間に危害を与えてはならない。
第2条:ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。
第3条:ロボットは前掲第1条及び第2条に反する恐れがない限り、自己を守らなければならない。

AI兵器はロボットという定義にならないのだろうか。

手塚治虫が生きていたら、なんと言っただろう。

おそらく、眉をひそめたと思う。
鉄腕アトムの世界は、やっぱり平和だった。

AI兵器のニュースを見ると、世界はディストピアに向かっているような気がする。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
GIGO
GIGOとは、”Garbage In, Garbage Out”のこと。
直訳すると「ゴミを入れると、ゴミが出てくる」という意味だが、これは1957年にアメリカ陸軍のWilliam Mellin氏が「コンピューターの能力は何を入力するかで決まる」ということを新聞記者に説明したときの言葉だという。
ZDNETの記事に出ていた。

これは今流行りのChatGPTにも当てはまるという。
この手のAIは、どんなものを機械学習の材料としてきたかが明らかではないので、注意が必要ということだ。
そのために、質問の仕方を工夫する必要がある。
事実、質問の仕方を変えると、ChatGPTの答えは大きく変わる。
危険なのは、ChatGPTがまことしやかな嘘をつく(これも擬人的な表現だが)ことだ。

実際にはChatGPTが嘘をついているわけではなく、学習結果を文章にしているだけで、誰かが書いたその学習結果が嘘なだけだ。
それを回避して、効果的な質問をする方法を知っている人のことを「プロンプトエンジニア」というらしい。

その方法とは、

1.人間と話すようにAIと話す
2. 状況を設定してコンテキストを提供する
3. AIにアイデンティティーや職業を考慮させる

の3つらしい。

1つ目の人間と話すようにAIと話す、というのは会話を意識するということだ。
質問というよりは会話、というのは就活の面接と同じ。

2つ目の状況を設定してコンテキストを提供する、というのは一番聞きたいことをちゃんと伝えるということだろう。
一般的なことよりも、自分にとって何が大事かということだ。
より具体的に質問をすれば、より答えは正確になる。

3つ目のアイデンティティーの考慮は、質問する際に、どの立場から答えてほしいのかを明確にすることだろう。
そうすることで、より有用な答えを引き出すことができる。

質問(プロンプト)をより明確にすることで、より答えが明確になる。
ぼくはEdgeブラウザの検索エンジンBing上でしか使ったことはないが、いろんな使い方ができそうだ。

こないだ書いた、ChatGPTに仕事を取られたライターの話は身につまされる。
そのうち、ChatGPTがエントリーシートを代筆する日が来るのだろうか。

そんなことは朝飯前のような気もする…。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
アクティビスト
オリンパスといえば、12年前に会計不正で新聞に出た企業。

その後どうなっているのかと思ったら、アクティビスト(物言う株主)として米投資ファンドのベインキャピタルに売られた、元の本業である顕微鏡などの科学事業の新会社エビデントは、好調な成績で活気にあふれているという。
日経ビジネスの電子版に記事があった。

オリンパスに残っていたら、医療事業に食われて投資できていなかっただろうと社長は話す。
ガバナンスさえうまくやって、リスクを取って投資すれば成長できるということだ。

本家のオリンパスは世界シェアで7割〜8割の内視鏡で医療に集中している。
営業利益は4年で7倍になった。

カメラ事業も売却して、日本産業パートナーズ株式会社に譲渡した。
選択と集中の戦略だ。

巨額の損失隠しの不祥事を起こしたが、立ち直った。

ぼくが初めて買ってもらったカメラがオリンパスペン。
ハーフサイズのカメラだった。
36枚撮りを入れると、72枚撮れる。
懐かしい。

同じ名前で、デジカメも出た。
結局3つの会社になって、みんな復活した。
経営陣が変わって、社内ではいろいろあったのだと思う。
それでも、3つの事業が成功しているということは、経営陣がダメだったのだろう。

失われた30年は結局そういうことなのかもしれない。
もっと果敢に投資していれば、成長のチャンスはあったのだと思う。

この10年は高齢化が進み、エネルギー政策を間違え、国が全く産業を育成せず、邪魔ばかりしたと思う。
雇用の流動化もできないままだ。

コロナの3年間は、バカな厚労省や医学界、マスコミ、専門家と称する御用タレントたちにかき回された。
未だにその影響は続いている。

そんなことをしている間に、高度成長の時代の貯金はなくなってしまうぞ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
トヨタのEV
トヨタの社長が交代して、新しい社長の佐藤氏が新体制の説明を行った。
豊田元社長は現実解を考え、極端なEVの路線は選択しなかった。
エンジンに関わっている人たちも数百万人のすそ野があったからだろう。
もちろん、現実的に100%EVに向けて、クルマ単体ではなく充電ステーションなどのインフラも考えて下した決断だと思う。
実際、ドイツはトヨタの方向に動いているし、中国やカリフォルニアなどは別として、その他の地域はEV化をどれだけ本気で言っているのかと思う。

実際モーターでクルマを動かす技術は、そんなに難しくないだろう。
ただ、クルマの全ての使われ方(耐熱、耐水など)で安全性を保証するのは大変だ。
その意味では、もうすでにハイブリッド車で、ある程度の台数を売っているメーカーは強いと思う。
シリーズハイブリッドなどは、電源以外はEVであり、マスコミがしきりに言う「日本はEVが遅れいている」というのは間違っている。

おそらく、長らくスポンサーだった自動車業界からの収入が激減したので、腹いせにそんなことを言っているのだろう。
香川照之の不祥事でちょっと下火になったが、トヨタはトヨタイムズというネットのオウンドメディアを広告に使おうとしている。
結局、民放テレビ局は宣伝を出してくれるところを持ち上げ、出さないところは足蹴にするという業界なのだろう。
それをマスコミというのは間違っている。

電気自動車が必要なイノベーションはやはり「電池」だろう。
水素を使って、エンジンでいくという手もあるが、難しそうだ。

新しいトヨタの経営陣は、2026年に150万台という販売目標を示した。
こういう目標を出すことが、新社長のミッションだったのだろう。
豊田元社長では、今までの協力会社(エンジンやパワートレインの会社)を切り捨てることになるから、なかなかそこまで言えなかったのかもしれない。

アメリカのテスラや中国のBYDの勢いに対抗しないと仕方ない、という状況になってきたのかもしれない。
マスコミの論調は、対応が遅いとか、台数だけでよくわからないとか書かれている。
しかし、電動車ということなら、トヨタは台数も歴史も世界一なのだ。
EV以上に複雑な仕組みで、ハイブリッドは走っている。

純粋なEVの販売比率はアメリカで5.8%、欧州で11%、中国で19%という数字。
ノーベル賞を取った吉野彰氏は、25年頃にEVの電池のイノベーションが起こるのではないか、と本に書いている。
本当だろうか…。

トヨタの新経営陣が正しい選択をすることを期待する。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
人類の危機
昨日も書いた生成系のAI、ChatGPTだが、アメリカでも開発を一時凍結するよう、署名運動が始まったという。
テスラのイーロン・マスクや、アップルの創業者の一人であるスティーブ・ウォズニアックなどを含む研究者や著名人1300人が名を連ねている。

社会と人類に重大なリスクがある、というのがその理由。
イーロン・マスクは、核兵器より危険だ、と主張しているらしい。

ChatGPTはユーザーが2ヶ月で1億人になり、おそらく今ではその数倍になっているとのこと。
この手の人工知能は、ユーザーが増えるほど学習が進み、誤りが訂正されていく。
無料だから、面白がって使うユーザーが教師となって、今やChatGPTは指数関数的に賢くなっているという。

どんどん賢くなると言っても、所詮はコンピューターだから思想やイデオロギーは関係ない。
どんなアルゴリズムで答えを導き出しているのかはわからないが、怖いのはそれを作った人間にもわからないことだ。
何を学習して、どんなロジックでどんな結果を出すのか、それを作った人にもわからない。
これが機械学習の不思議なところだと思う。

中国では開発が禁止されているという。
なぜかというと、習近平に否定的な答えが出るからだ。
それはインターネット上のたくさんの文書がそう書いてあるからだろう。
何を学習しないか、という選択は難しい。

それでも、ChatGPTにアクセスして使う中国のユーザーがいるという。
それらのユーザーがどういう意図で使っているのかはわからないが、それこそ共産党にとっては驚異だろう。
たしかに、「核兵器より危険」という意見もわかる。

学習する素材を指定しても、ユーザーが他のものを教えれば、そちらを学習してしまう。
検索エンジンで調べて答える、ということも普通にやっているのだろうから、教師が増えれば加速度的に賢くなっていくのは当然だ。

「賢くなる」という擬人化した表現が、そもそもおかしいのだろう。
調べる人間にもいろんなバイアスがかかっているから、正しいことはまちまちだ。
だから、AIが客観的に正しいとは限らない。

核ミサイルを打ち合って、文明を一旦リセットしたほうがいい、という答えを出すこともあるかもしれない。
そういう危機を考えているのだろう。

ChatGPTなどの生成系AIはどうなっていくのだろう。






| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
AI失業
NewsPicksに、AIで実際に失業したライターの話が出ていた。

つい最近ChatGPTを開発した、アメリカの会社OpenAIの社長が岸田文雄首相と面会した。
その会談で、日本のユーザーは100万人超で、日本語のサービスの拡充を行うとのこと。

一方で、イタリアなど使用禁止という国も出てきた。
人類の危機という人までいる。

社長のアルトマンは、ChatGPTは「多くの仕事を消してしまう可能性がある」と言っている。
実際に女性のライターが「ChatGPTのせいで、最大かつ最高のクライアントを失った」と投稿した。

彼女は10年のキャリアがあり、そのクライアントからは1時間80ドルのギャラを貰っていたが、ChatGPTに仕事を取られたという。
彼女は、

「優秀なライターならAIは脅威ではないと思っていたが間違っていた。あなたがトップ1%で無い限り大丈夫だと思わないでください」

と言っている。

Newspicksの編集部が、AI時代に「最も危険な10の仕事」を書いている。

1. テレマーケティング
2. カスタマーサービス
3. 倉庫作業員
4. 銀行の窓口係と運営スタッフ
5. 電話オペレーター
6. レジ係
7. ファーストフード店員
8. 食器洗い
9. 生産ラインの品質検査
10. 配達員

ChatGPTの生成した文章で、自動問い合わせに対応できるようになった、というのが大きな変化。
倉庫の作業員やレジ、ファストフードの店員などはロボットとの組み合わせで、もう人が要らなくなりつつある。

AIに出来ないのは、五感を使ったすり合わせというようなものだろう。
それは人と人とのつながりをすり合わせる、ということもあるし、人が手や目を使ってモノとモノをすり合わせるということもある。
単に何かを調べて結果を出す、というような仕事はAIに勝てない。

逆に、何を調べたらいいかということを設定するのは、人間が得意かもしれない。
また、人の気持ちをおもんばかって、何かをすることは、AIの苦手領域だろう。

そういう仕事は生き残りそうな気がする。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
就活うつ
就活でうつ状態になる学生を見てきた。
真面目でおとなしめ。
たとえ、部活でいろいろ経験していても、あまり関係ないのかもしれない。

こないだも朝の予約がキャンセルになった。
真面目だから、「うつでしんどい」というメールが入ってのキャンセルだ。

もともと極度のあがり症で、面接練習で涙が出る。
それでも、頑張って2回面接を受けた。
頑張ろうという気はあるから、面接練習をするが、こちらも難しい。

いわゆる、自己肯定感が足りないのかもしれない。

自分でもそういうところがあるから、接客のアルバイトもして、頑張っている。
それでも、初めてのところは苦手ということだろう。

面接で涙が出たら、まず採用しない。
何とか乗りこえるしかない。

場数を踏んで、練習するしか無いのだ。

何とか乗り越えてほしいと願う。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
インバウンド
ぼちぼち通勤で大阪を歩いていても、海外の観光客を見つけることも多くなった。
やはり多いのが、韓国からの旅行者。
それも若い人が目立つ。

逆に日本の高校生、大学生には韓国が人気で、若い人たちはお互いに楽しんでいるのだろう。
ネットを見ていると、東京は韓国の旅行客が多いらしい。
韓国では「Go Japan」のブームという報道もある。

ドンキホーテでアルバイトしている、韓国語を話せる学生が、めちゃ忙しいという話を聞いた。
4時間ほどレジを打ちっぱなしということだ。
もちろん韓国語を使っての話。
実際に東京のドンキで買おうとしたら、免税カウンターで1時間待ちということあるらしい。
お菓子などをまとめて6万円以上買うのを目撃した人もいる。

爆買いの対象商品は「サロンパス」や「太田胃散」などの薬などが多い。
それと、今韓国ではウィスキーのブームが来ていて、日本のウィスキーが売れている。
輸入量は、日本製品の不買運動の最中の2019年の3倍以上とのこと。

さらに、円安になったために、日本で買って韓国で転売して儲けられるという話まである。
エライものだ。

これで中国からのインバウンドが本格的に復活したら、どうなるのだろうか。
繁華街のドンキやドラッグストアは大変なことになりそうな気がする。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
コロナ病床確保事業
日経によると、コロナで病床を確保すると支払われる補助金に不正があり、改善を求めたとのこと。
なんで今頃と思うが、過ちを正すのはいいことだ。

病院にとっては、コロナ対応で病床を割くほど、補助金で儲かる構図になっている。
それで、一般の患者が受け入れられず、去年から超過死亡が激増しているということではないか。

コロナの死者をあれほど数え、毎日発表していたマスコミも、超過死亡のニュースは全く発表しない。
どうなっているのか。

病床確保料というのが補助金の名目。
検査員によると2020〜2021年で3兆3660億円が3483医療機関に支払われたとのこと。
1医療機関あたり、約10億円という金額。
先進国で結果的に被害が最小の国で、この補助金の額。
びっくりする。

病床確保料は、以下の3つのケースで不備が指摘された。

1.患者受け入れ態勢ができていない病床でも交付
2.もともと空床でも交付
3.一部で高めの補助金額となっている

いずれのケースも悪質だ。
コロナといえば何でも通ると思っていたのか。

制度の不備として、確保態勢の整備を明示しなくても良かった点、もともとの病床の稼働率に関係なく交付した点、集中治療室1床で1日最大43万6千円を交付したが、大病院の6割で診療報酬より確保料の方が高い、ということで、患者を受け入れないほうが得、ということになっていた点が指摘事項。

医は仁術と思っていたが、これでは医は算術だ。

これで普通の病気の患者を、コロナの空き病床確保を理由に受け入れを拒否していたとすれば、金儲けのために入院させなかったということになる。

そういえば、こないだ来た一人暮らしの学生が、インフルエンザで40度の熱が2日間続いて、もうだめだと思って救急車を呼んだら、病院も救急隊員もあしらいが冷たくてひどいと言っていた。
そんなことも、コロナの空き病床確保の影響だったのかもしれない。

いずれにしても、コロナ対策で国民の税金から湯水のように使ったお金だが、返還請求をちゃんとすべきだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
脊柱菅狭窄症5
狭窄症のブロック注射も5回目が済んだが、どうも効き目がない。
2回めの注射はちょっと効いた感じがあったが、それ以外はあまり効果を感じない。
そんなに目に見えるような効果が期待できないのか、それともぼくの症状がひどいのか、よくわからない。

いろんな人から情報を聞くのだが、千差万別だ。
症状もばらついている。
ずっとしびれているだけの人もいれば、ぼくのように長いことは歩けなくなった人もいる。
手術をして良くなったという人もいれば、手術は止めたほうがいいという人もいる。
牽引が効いた人もいれば…。

唯一効いた気がしたのは、こないだ整形外科で眠るときに腰を丸めて狭窄部が緩むようにすると、楽になることもある、と聞いて実行したとき。
朝起きたときに、すごく楽だった。
久しぶりに、普通の感覚。

でも、その時だけで、歩き始めるとすぐに痛くなったのだが‥。

ということで、ひょっとしたらそれを続ければよくなるかもしれないと思い、土日は休むことにした。
土曜の昼から丸くなって寝て、患部が腫れていたりするのを抑えようというわけだ。
しかし、月曜日は変わりなく痛かった。

火曜日にリハビリに通ったが、やっぱりあまり効き目がない。

何かいい治療を考えないと‥。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
高い電気代
高い電気代の原因は3つという。

一つは原発の停止。
原発の稼働率が高い関電と九電の電気代は安い。
原発はCO2も出さないし、発電コストが安い。
なぜ止めているのか、不思議だ。
脱炭素とかカーボンニュートラルとか言うのなら、原発は一番の選択肢。

2つ目の理由は再エネの大量導入。
再エネは安いというのだから、賦課金など必要ないと思うが、それを法制化して導入を促進した。
もう止めてもいいはずだ。

「2021年度を見ると、賦課金総額は2.7兆円だから一人あたり年間2万円、3人家族なら6万円になる。月額873円とあるのは年間約1万円でこれが平均的な家庭の直接の負担額。残り5万円は企業の負担になっていて、その分、物価が上がったり給料が減ったりしている。」

エネルギーコストは税金みたいなものだから、モノやサービスの価格や給料に転嫁される。
当然、電気代が上がれば、産業は出ていく。

また、何度も書いたが、再エネはあくまで補助にしかならない。
不安定だからだ。
曇りや雪なら太陽光の発電は減るし、そもそも夜は発電できない。
風が吹かなければ、風力発電は役に立たない。
去年のイギリスみたいなものだ。

バックアップの電源が必要になるから、投資としては効率が悪い。
だから、再エネは主役になることはできない。

3つ目はウクライナとロシアの戦争のせいだ。
ロシアの経済制裁で天然ガスを減らした。
そのせいで天然ガスだけでなく、LNGの値段も上がった。

これらの事実はマスコミもわかっているはず。
それでも、3つ目の理由しか報道しない。

この国はいったいどうなっているのだろう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
少子化の原因
こないだフランスの人口学者が日本は国力の維持すら諦めていると書いたが、その「少子化の原因」についての記事を見た。
コラムニスト・独身研究家という肩書の、荒川和久氏が書いている。

それによると、いつも取り沙汰される合計特殊出生率というのは、母親が子どもを生んだ数ではない、という。
少子化と言っているが、1人のお母さんが生む子どもの数は、今も1980年代も変わらない。
これは、驚いた。

彼の記事の中で以下のように説明されている。

「合計特殊出生率とは、15〜49歳までの全女性の年齢ごとの出生率を足し合わせて算出したもので、1人の女性が一生に産む子どもの数の平均とみなされる統計上の数値です。しかし、多くの人が勘違いしていますが、全女性という以上、この中には、15〜49歳の未婚女性も母数に含まれます。よって、未婚率が高まればそれだけ自動的に下がることになるのです。

2020年の国勢調査において女性の生涯未婚率(50歳時未婚率)は過去最高の17.8%となりました(配偶関係不詳補完値による)。しかし、これは対象年齢が45〜54歳に限っての話です。合計特殊出生率と同様に15〜49歳で見れば、未婚率は47%にもなります。」

15歳から49歳の未婚率がほぼ5割、というのはすごい数字だ。
未婚でも子どもを産む人はいるが、日本では圧倒的に少ないように思う。
ということは、若い女性が結婚しないというのが少子化の原因だ。

つまり、少子化の本質は「少母化」ということだ。
今の15歳から49歳の未婚率は47%だが、1980年でも30%もあったらしい。
ふーん、そうなのかと感心。
ということは率だけで言えばあと17%上げれば80年並みになる。

彼は、他の出生関係の統計のデーターも挙げて、「こうして見れば見るほど、出生数が減っているのは、別に世の母親の出産意欲が減っているからではなく、未婚者の増加=婚姻数の減少によるものが大きいと判断できるかと思います。」と書いている。

ということは少子化対策は、子育て支援だけでは足りず、若い人たちが結婚する気になることが必要だ。

でも、現実を見れば高度成長が終わり、いろんな統計でその当時と比べてどんどん日本が落ちていっているのは事実。
年金制度を見れば、11人で一人の老人を支えていたのが、いつの間にか3人で一人になっている。

だから、子育て支援も必要だが、若い人たちが結婚したいと思うようにすることが必要だ。
そのためには、前にも書いたが歪んだ社会保障制度を止めることや、希望が持てる社会にすることが必要だ。

ぼくは、その責任の一端は今の学校教育にもあるのだと思う。
いい子供時代を送れるかどうかは、義務教育の質も関係すると思うからだ。
そして、それは自分が大人になったときの行動に影響する。

そういう観点で、義務教育を考えたほうがいい。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
トボトボ
自分ももう年寄りだが、ぼくより年配と思われる人でトボトボ歩いている人を時々見る。
このトボトボが脊柱菅狭窄症になって、よくわかった。

足が痛いのだ。
早く歩こうと思っても、歩けない。
時には杖をついて、ゆっくり歩く。

だいたい痛いのは片側の足。
座らないと痛みはなくならない。
立っているだけでも痛い。

人間は身勝手なもので、自分がそうならないとわからない。
想像力を働かすと言っても、想像の範囲外のものは想像できない。
自分が狭窄症になって、初めて想像できる。

年をとると、いろんな不調が出てくる。
物忘れをしたり、ちょっとした段差で躓いたり、いつも出来ていたことが出来なかったり、いろんなことが起こる。
自分でも仕方ないと思って、諦める。

だんだんと緑の多かった木が枯れていくようなものだ。
もう緑は残っていないのかもしれない。

トボトボ歩いている老人は、トボトボしか歩けない。
精一杯歩いているのだ。

そういう気持ちがわかるようになったのは、いいことだろう。
これが年をとるということなのだ。

でも、あまり嬉しいことではない。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
小学校の課題
大学生の就職筆記試験の指導をしてもう数年経つ。
一番ひっかかるのは、割合の問題と文章題。

割合の問題は、そもそも割合という概念がわかっていないことだ。
「概念」などというと、難しく聞こえるが、要は物事を比率で考えるということになる。
絶対値で考えるのではなく、相対的に考えるということで、これは日常生活でも大事なことだ。

もう一つは文章題。
計算はわかっても、その計算すべき式が立てられない。
文章を読んでも、式と繋がらないということ。
濃度などという概念が出てきたら、それだけでギブアップする。
そういう回路が頭の中に出来ていないのだと思う。
式と文章が繋がらないのだ。

それらを身につけるには、時間と練習が必要だ。

自分の経験からしか語れないが、ぼくらの小学校の頃は余計な科目はなく、たくさんのドリルをさせられた記憶がある。
そういう時間が足りないのだと思う。

それで思い出したのが、海外の義務教育。
多くの国で、落第の制度がある。
その年限で習得すべき能力が出来てないのなら、落第、留年ということだ。

日本とは逆だが、能力を身につけていないのに、どうして上の学年に上がることがいいことなのか?ということだ。
多くの国の教育者がそう考えている。

日本は真逆だ。
能力が身についていなくても、上の学年になる。
そして、上の学年の授業を受けさせる。

そうなると、積み上げの科目はどうしたってできない。
前の単元がわかっていることが前提だからだ。
そこから先の勉強は苦痛でしかなくなる。

そういうふうにして、算数嫌い、数学嫌いができる。

小学校も生徒の人数が減っているのだから、落第・留年を認めるべきだ。

それは決して教育の敗北ではないと思う。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
PBR
東京証券取引所が、株価水準を分析して、改善するための具体策を公表するように要請した。
対象はプライム市場とスタンダード市場の約3300社。

その基準となるのが株価純資産倍率:PBR(Price Book-value Ratio)。
これは1株あたり、純資産に対して、株価が何倍なのかを示す数字のことだ。
この数字が1以下になる企業が、全体の半分以上の1800社もある。
これらの会社が公表の対象となる。

株価が割高なのか、割安なのかを判断する材料がPBRの数値。
これが1を切るということは、会社の純資産よりも株価総額のほうが低い、ということになる。
ということは例えば100円の価値があるものを、株主は80円で買っているということになり、事業を続けるよりも、会社をたたんで株主に100円返した方がいい、ということになる。
時価総額で買って、売り飛ばせば確実に儲かるということだ。

日経の記事によると、

「PBRが1倍を下回るのは、資本コスト(市場が求める最低リターン)を上回る自己資本利益率(ROE)を上げていないからです。これらの企業は株主から預かった資本を毀損しており、事業を続けるより資産を処分して解散した方がいいことになります。PBR1倍割れは、市場から「上場失格」とみなされていることを意味します。
東証の市場区分再編で2022年4月にできたプライム市場、スタンダード市場に上場する約3300社のうち、3月末時点でPBRが1倍を下回る企業は約1800社と半分以上を占めます。トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三菱商事といった業界を代表する大手企業も入ります。」

ということだ。

トヨタやUFJなども上場失格だ。
こういう株が増えると、特に海外からの資金が呼び込めない。
投資効率を上げたい投資家などが敬遠する。

今回改善要求を出したのは、若者の投資も呼び込みたいからだろう。

PBRの低い企業は、投資先が見つからない銀行。収益性が低すぎる。
有名所ではテレビ局も低い。ここは高齢者に支えられている産業で、先細りだろう。
だいたい、ろくな番組をやっていない。

PBRが低いのには理由がある。

改善しろというのは、正論だろうが、業種によっては難しいと思う。
もう衰退するしかないからだ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
配膳ロボット
こないだガストに配膳のロボットがいて、びっくりしたということを書いた
今日はその記事がネットで出ていた。
「なぜファミレスで「配膳ロボ」が急増しているのか」という記事

やはりガストが取り上げられている。
ガストの経営をしているすかいらーくグループは、この1年で7割の店舗に配膳ロボットを導入したという。
台数にして3000台、すごい数だ。
中国・深圳のPudu Robotics社製で、価格は309万円。
もちろん、ボリュームディスカウントや宣伝効果も考えて、定価で買っているわけではないと思うが、思い切った投資だ。

でも、明らかに働く人の数は減っている。
実際、キャッシュレス決済でセルフレジを使い、タブレットで注文すれば人間との接触はせずに済ませられる。
繁忙期は人も対応しているようだが、昼時を過ぎて暇になると、片付けだけ人がやっている。

切られたバイトもいただろう。
時給1000円として、一日のうち12時間はアルバイトを雇うとすると、一月で12000✕30日として、36万円。
2人で72万円。
その約4ヶ月分の給料でロボット1台が買える。

逆に言うと、人を減らしたから、この投資ができたということだ。
それでも、従業員の歩数は42%も減ったという。
1日1万歩は歩いていたらしいから、半減は大きい。
アルバイトも高齢化していて、すかいらーくでは上限75歳まで雇ってくれる。
負担を減らすのは、それにも効果があるのだろう。

ロボットは液晶の画面にネコ顔が描かれており、名前をつけている店舗もあるという。
たしか、近所のガストでもプリンとか名前がついていた。

記事によると「3カ所につけられたセンサーで、人やモノだけでなく、床に落ちたゴミといった小さい障害物すらも避ける。高性能な音声AIを組み込んであり、日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語に対応している。かわいい顔しながら、スゴイロボットなのだ。」とある。

客の評判も良くて、導入した店舗では7.5%客数が増えているらしい。
失礼な客への対応も減って、客も従業員にもいい効果が出ているとのこと。

残念なのは、このロボットがMade in Japanでないことだ。
部品がどれくらい使われているか、わからないが、日本にも作る技術はあるはず。
ぜひ、対抗品を作ってほしい。

導入に際しては専門の人が来て、インストラクションをする。
決して人の代わりになるものではない、ということを強調するらしい。
常連の中には、スタッフとのコミュニケーションを楽しみに来る人もいるからだ。

日本中のファミレスや外食業界で配膳ロボットを見るようになる日も近いかもしれない。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
ASAYAKE
WOWOWでCasiopeaのライブの特集をやっていた。
ギタリストにとっては、野呂一生の弾くYAMAHAのSGが見もの。
やっている音楽はFusionというジャンル。
今はどう呼ぶのかわからないが‥。

2019年の40周年ライブでは、角の丸いSGを引いていた。
ピックアップが3つで、フロイドローズのトレモロがついている。
ぼくがよく聞いたのは70年代。
Fusionが流行った頃だ。
残念ながら、このモデルは野呂専用で市販はされていない。

70年代にはSquareも聞いたが、こちらは管がメイン。
ギターならCasiopeaだ。

当時とはメンバーも変わったが、野呂一生の弾くギターの音は変わらない。
サスティーンの聞いたクリーントーンで、メロディを弾く。
やっぱりうまいなあと感心する。

なかでも、ASAYAKEという曲はギターのイントロが忘れられない曲。
今でもライブの盛り上がりはこの曲だ。
コードはA9、B、Eの3つの繰り返し。

でも、1,2,3弦だけを弾くので、低音弦のミュートが難しくて、なかなか弾けない。
ぼくの手では、親指を上から回して4,5,6弦をミュートするのが難しいからだ。

ロックギターではこういう押さえ方が多いのだが、そういうのはあまり得意ではない。
もう少し手のひらが大きければ、余裕ができるのに、残念。

久しぶりにASAYAKEを聞いて、ちょっと練習してみようかなと思った。

野呂一生はぼくと同じ66歳。

まだまだ頑張って欲しい。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
死に近づくTwitter?
Twitterはイーロン・マスクが買収してから良くなったと思っていたが、そうでもないらしい。
「【末期】イーロン・マスクはいかにツイッターを「殺した」か」という記事があった。
残念ながら有料記事で、お金を払わないと見られないのだが、そういう意見の人もいる。

マスクが日本のTwitterでやったことは、大量の高給取りの解雇だ。
その人たちは主に記事の検閲をやっていた。
おかげで、ぼくのタイムラインは非常にコンテンツが増えて、豊かになったと思う。

こういう記事を書く人は、その人のタイムラインが貧しくなったのだろう。
喜ぶ人がいれば、悲しむ人もいる。
ぼくにとっては、マスク氏はヒーローだし、記事の作者にとっては悪魔だ。

無料記事のところに、「ジャーナリストをはじめとする好奇心旺盛な人々にとって、ツイッターは情報の宝庫だった。そこでは、有識者やセレブをはじめとする「面白い人たち」が日夜、会話を繰り広げていたからだ。」と書いてある。

ジャーナリストをはじめとする好奇心旺盛な人々、というのは日本では難しいところ。
マスコミのジャーナリストについては、好奇心旺盛というより、自己中心的という言葉がぴったりくる。
コロナ報道にしても、原発報道にしても、ツイッターに出てくる人たちはぼくの意見とは違う人が多かったと思う。
だから、マスク氏がたくさんの社員をクビにして、ぼくのタイムラインはよくなったのだ。

ある人にとっての正義はある人にとっての悪だ。
それだけのことだと思う。

それだけのことを、まるでこの世の終わりのように言うのはオカシイ。

嫌なら止めればいいだけのことだ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
もさを。
「もさを。」というシンガーソングライターがいる。
ギターの教室で「ぎゅっと」という曲をやりたい、というリクエストがあり、始めて知った。

Wikipediaによると、

「"女性目線の恋愛ソング"を発表しているシンガーソングライター。顔出しは行わず活動している。

学生時代は野球部に所属し、プロ野球選手を目指していたが、怪我のため野球から引退。その後中学1年生の時にテレビで見た清水翔太をきっかけに音楽を目指し、自ら設立した軽音楽部でRADWIMPSやONE OK ROCKのコピーバンドでギターボーカルとして活動。

2017年からカバーを中心にYouTube・Twitter・nanaで動画を投稿しはじめる。

2020年2月よりTikTokに弾き語り動画の投稿を開始。まもなく発表したオリジナル楽曲「ぎゅっと。」が注目され、同年5月にYouTubeに投稿された弾き語り動画は3ヶ月で500万再生を突破。同年7月に楽曲を配信リリースし、LINE MUSICウィークリーランキングで1位を獲得した。

2021年3月19日、『ミュージックステーション』に初出演。」

「ぎゅっと」はいい曲だと思うが、話はそこではない。
「もさを。」の「。」のことだ。

最近「。」を文字の一部として使うことがあるようだが、この人も「もさを。」という表記。
これはどういう意味なんだろう。

LINEなどのチャットでは「。」を省くのが通例と聞いた。
「。」をつけるのは、昭和の人だという。
たしかに、ぼくはつける。
でも、省くのが通例と言われたら、そうかもしれないとも思う。
チャットという表現形式の中で使うというルールだからだ。

しかし、固有名詞に「。」をつけるのは、ちょっとややこしい。
文の中に出てくるときには、必ずカッコをつけないと、文の終わりかどうかが曖昧になる。
だいいち、文末の句点を文の途中に言葉として使うのは日本語のシステムを壊してしまう行為だろう。
発音はされないから、聞いていたら「。」が必要なのかどうかもわからない。
書き言葉専用の表記になる。

これはテキストを検索するときなど、ルールが変わってしまうからややこしい。
まあ、固有名詞なら句点を含んで登録しておけば、何とかなると思うが‥。

もさを。

これは結構ややこしい問題だ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
お駄賃で飛行機
就活生が受けるというので、ジェットスターという外資系のLCC(Low Cost Career)のサイトをチェックした。
会社概要を見ようと思って、一番下にスクロールしてみたら、ビデオがあったのでそれを見てみた。
内容は小学生の娘がお手伝いやおつかいをして、貯金箱に小銭を貯めるというもの。

どうも父親が単身赴任をしているようで、それに会いにいくというストーリー。
貯金箱に貯めたお金をぶちまけたら、100円、50円、10円が出てきた。
それを集めて、飛行機に乗るということだ。

どう見ても数千円なのに、どうして乗れるのかと思ってチケット代を見てびっくりした。
東京、沖縄は3000円台、札幌が5000円台。
土日は高くなるが、平日はそんな値段なのだ。

長いこと飛行機には乗っていなかったが、改めてLCCの安さに驚いた。
よく考えたら、最後に飛行機に乗ったのは、1999年だったか。
アメリカの出張だった。
当時は日本にはLCCなどなかったと思う。

知らぬ間に、そんなに安くなっていたのかと本当にびっくりした。
若い人たちはそういうのを使って、旅行しているのだ。
関空から成田が3480円。

国内なら、時間がかかっても2時間くらい。
それくらいなら、少々狭くても、サービスがなくても、安いほうがいい。
これなら、お駄賃を貯めて飛行機に乗るということも十分可能だ。

ビデオではお父さんと会えた娘がお土産を渡す場面で終わっていた。

なかなかいいビデオだったが、この価格破壊は恐ろしい。
個人客はJALやANAには乗らないだろう。

それでなくても、ジェット機は環境原理主義者からCO2を巻き散らかすと言われ、オンラインの会議システムの普及で出張は減り、航空業界は大変だ。

ぼくはもう一生飛行機には乗らないと思うが‥。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
新しい冷戦
Wall Street Journal(WSJ)にアメリカのシンクタンクのSeth Cropseyという人が寄稿している。
「対中戦争に備えて米国ができること」という題だ。

ロシアがウクライナに侵攻して、また冷戦が始まった。
第二次大戦の終戦後、ソ連対アメリカが冷戦の構図だった。
しかし、今回の東側の主役は中国だという記事だ。

それによると、アメリカは中国との戦争に対して準備ができていないという。
中国は、少なくともアジア地域からアメリカが手を引くように求めているらしい。
その第一歩が、台湾の占領だ。

中国は歴史に学んでいるという。
それはソ連が自国の軍事力が米国の軍事力を超えるまで待てなかったということだ。
西側諸国が1980年代に大規模な軍事増強を行ったこともあり、それまでソ連が持っていた軍事力の意味がなくなった。

しかし、中国はそれを学んで軍事力を着々と増強している。
早ければ2025年にも台湾が攻撃されるという事態を想定すべき、ということだ。

現状の問題は、大規模な戦争を支える兵站力。
記事によると、

「真の問題は、米政府が冷戦後に下した国防産業の基盤を「合理化」するという決定から生じている。この合理化によって、健全なエコシステムを形成していた防衛産業のメーカーの数は一握りにまで減ってしまった。これら企業は、経営効率の面では、それ以前の企業よりはるかに優れているが、迅速に結果を出すことができなくなっている。インド太平洋地域で必要となる超音速兵器、巡航・弾道ミサイル、短距離の対艦兵器などの生産を拡大できなければ、米国は台湾をめぐる戦争に数週間で敗北するだろう。」

ぼくらが戦後70年間享受してきた平和は、意外と脆いものなのかもしれない。
本当にあと2年で台湾侵攻があるのだろうか。

その時に、日米同盟は機能するのだろうか。
その準備をするためには、今の日本の政治で何とかなるのだろうか。

相変わらずわけのわからないスキャンダルで混乱する国会を見ていると、絶望的な気持ちになる。
立憲民主党の議員が、憲法審査会はサルがやってる、などと口走ったという。
それを報道した報道機関に、法的措置を取るなどとまた口走って、もうバカバカしい状況。
マスコミも、立憲民主党も、もういい加減にしてほしい。

新しい冷戦の時代に入って、日本は気楽なことは言っていられないのだと思う。

そんな危機感が全く感じられないのは、どういうことなんだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
ぺんてるケリー
ぺんてるのケリーというシャープペンがある。
シャープペンなのに、キャップ式。
キャップを外して、反対側につけて、ノックできるようになっている。

今日、会社の先輩と話をしていて、メモを取るために使うのを見て初めて知った。
それまでキャップが付いたシャープペンなど見たことがなかったので、てっきりボールペンかと思っていた。
珍しかったので、なぜそれを持っているのかと聞くと、普通のシャープペンを使っていて、芯の方を間違ってノックして痛い目を見たからだという。

なるほど、と思ったもののそんなことをする人がいるのかとビックリ。
会社時代、自分を入れて3人が愛用していた、ということを聞いた。
コアなファンがいるらしい。

調べると、シャープペンにしては珍しく、1971年に発売されて以来のロングセラー。
今年で52年経つ。
こんな製品があったかと新発見。

普通、ノック式のシャープペンはペン先が見えているから、向きは間違わないと思う。
ペン先の保護ということで、キャップ式のシャープペンはありだとは思うが、使う時にキャップを取らないと使えないという不便さもある。
ペン先が乾くとだめだということで、ボールペンや万年筆ならわかるのだが…。

おそらく、世界でも珍しいシャープペンだと思う。

先輩は同じものを3本持っているという。

人それぞれ、使う道具には特徴があると、改めてびっくりした。

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